2024.2.15

来阪修学旅行需要の獲得(リピーター化)へむけた諸活動-「大阪B&Sプログラム」事業を通じて-中間報告(2年次生)

産学連携先:株式会社JTB大阪教育事業部
 「観光ビジネス」を題材とした専門演習(3・4年次)・卒業研究(4年次)に取り組むため、基礎演習(2年次後期)では基幹能力(社会的面・知的面)を身につけることを到達目標にしています。
 2年次後期の半年間、実践的な学内外のキャリアゼミ諸活動への参画を通じて、社会人基礎力(前に踏み出す力、考え抜く力、チームで働く力)を醸成する場の形成を教員が主導しました。学生たちは、主体性・自己管理力・協働力・コミュニケーション力の素養を身につけることに取り組みました。【社会的成長面】又「大阪」に関する知識を教材(テキスト)から学び、発表会へむけての準備を計画的に進めながら、論理的思考力・プレゼンテーション力を高めることにも挑みました。【知的成長面】
 阪南大学『4学部5ゼミ合同研究発表会』1月27日(土)開催、NPO法人観光力推進ネットワーク・関西主催『2023年度 学生連絡協議会研究発表会』2月16日(金)開催、これら発表会に於いて取り組み成果を報告、3年次以降の「大阪B&Sプログラム」諸活動へ繋げていきます。

学生活動報告:河上 碧斗

『4学部5ゼミ合同研究発表会』

 私たち福本ゼミA班・B班は、1月27日(土)に開催された4学部5ゼミ合同研究発表会に参加いたしました。私たちの他、李ゼミ(国際観光)・桜井ゼミ(経済)・三好ゼミ(経営情報)・永田ゼミ(国際コミュニケーション)に所属する学生、計12チームが各研究テーマの発表を行いました。
 プレゼンテーションの使い方、発表資料のまとめ方や発表姿勢など、他学部生から多くの学びを得ると共に、自らのチームの取り組み方には課題があることを感じました。また、質問に回答する場面では、情報収集不足から満足できる回答が出来なかったことを反省しています。
 次回『2023年度 学生連絡協議会研究発表会』は他大学の学生との発表会、より良い発表ができるように準備します。こうした学びや刺激を活かして、来年度12月『JTB事業報告会』では力を発揮できるように頑張ります。

学生活動報告:山本 康太

『帯同報告(来阪修学旅行生)』

 私たち福本ゼミは「大阪B&Sプログラム」事業に参画、高校生の修学旅行(2高校)に私は帯同させていただきました。
 1校目は、埼玉県立白岡高等学校です。私の班は、梅田のホテルから始まり、道頓堀→千日前周辺→日本橋→新世界を巡りました。初めて帯同するということもあり、道に迷わないか、正確な時間で回ることはできるのか、不安を感じ緊張していました。しかし、道に迷うこともなく、大学生活をどう過ごしているのか、高校では今何が流行っているのかなど、高校生と楽しくコミュニケーションをとることができ、とても盛り上がりました。
 2校目は、石川県にある星稜高等学校です。難波のホテル前から始まり、道頓堀周辺→海遊館とその周辺→新世界を巡るコースでした。私の班は全員が女性、前回の時とは違い会話が続くか大変心配でした。しかし、すごく活発な子が多く、石川と大阪の文化の違いや関西弁の面白さなど、ほとんど無言になることもなく話し込んでいました。前回の反省を活かし、今回は電車に乗る時に迷うこともなく、時間配分に工夫しながら時間内で上手く回ることができました。
 今回修学旅行生に帯同し、大阪のまちを案内するなかで、気付いていなかった大阪の魅力を自ら再確認することができました。又案内することの難しさを実感、何を準備し、どう対処していくべきか、考えて行動することの大切さを感じました。福本先生とJTB様のお陰で「大阪B&S事業」に参画させて頂き、本当にありがとうございました。

参加学生一覧

2年次ゼミ生(12名)

緒方 鉄太、山田 知奈、山本 康太、河上 碧斗、新枦 稜太、吉村 旭来、西野 里音、大関 棟善、加藤 真維、澤田 龍青(国内留学中:名桜大学)、前田 大翔、五弓 新也