学部の教育目標

国際コミュニケーション学部の教育目的

コミュニケーション能力を高め、異文化理解を深めることによって、真の国際化と21世紀を担う国際人の育成

ディプロマ・ポリシー(学位授与方針)

国際コミュニケーション学部では、厳正な審査の上、所定の単位を取得し、国際的なビジネスパーソンにふさわしい幅広い教養と専門知識を身につけ、高度の問題解決能力と社会的適応の力を備えた人材として成長を遂げた学生に学士(国際コミュニケーション学)の学位を授与する。具体的には以下に示した能力を養成する。

知識・理解

  1. 言語や多文化・異文化についての基礎的な知識を理解し、心理的な側面を含めた総合的な国際コミュニケーションのあり方について理解している。
  2. グローバルな世界の動き、ローカルな共同体のあり方、並びに個人(パーソナル)の行動や思考、それぞれについての基礎的な知識を体系的に理解している。
  3. 自己をとりまくローカルな社会が直面するさまざまな問題の背景にあるグローバルな意味や文脈について互いに関連づけて理解している。

汎用的技能

  1. 言語運用能力
    日本語と特定の外国語を用いて、読み、書き、聞き、話すための高度な言語運用能力を身につけている。
  2. コミュニケーション・スキル
    言語と文化の多様性を理解した上で、個人の内面にある心理的な動きに配慮した総合的なコミュニケーション力を身につけている。
  3. 情報リテラシー
    情報通信技術(ICT)を用いて多様な情報を収集・分析・整理し、モラルに則って効果的に活用することができる。
  4. 論理的思考力
    情報や知識を利用して、自然や社会現象を複眼的、論理的に分析し、表現できる。
  5. 問題解決力
    社会にあるさまざまな問題のグローバルな背景を理解し、解決に必要な情報を収集・分析・整理し、その問題の解決策を見いだすことができる。
  6. 発信能力
    社会のさまざまな問題の解決策や自らの意見を世界に対して発信することができる。
  7. 社会人としての実践力
    体系的に身につけた専門知識を職業や社会生活のなかに応用し、社会で有用とされる実践力を身につけている。また、社会人としてのキャリア形成に主体的に取り組むことができる。

態度・志向性

  1. 多様性の理解と協調性
    自己と他者を理解し、多様な人々と協調・協力して行動できる。また、旺盛なチャレンジ精神を持って、目標実現のために状況に応じてリーダーシップやフォロワーシップを発揮し、必要な役割を能動的に果たすことができる。
  2. 倫理観と社会的責任
    自己の良心と社会の規範やルールに従って行動でき、社会の一員としての意識を持ち、平和・民主主義・基本的人権という人類普遍の価値を尊重し、権利と義務の理解の上に立って、社会発展に貢献する意志を持っている。
  3. 自己管理力
    自らを律して行動できる。

総合的な学習経験と創造的思考力

これまでに獲得した知識・技能・態度等を総合的に活用し、自ら立てた新たな課題にそれらを適用し、その課題を解決することができる。

カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施方針)

 国際コミュニケーション学部では、「グローバルな視点で他者との境界を越えたコミュニケーション力を身につける」ことを教育目標とし、具体的にはディプロマ・ポリシーにかかげられた項目を達成するため、下記のような教育課程を編成している。カリキュラムの体系性・系統性については、国際コミュニケーション学部履修モデルで明示する。また、学生は履修モデルを参考にし、ゼミ担当教員の助言を受けながらも、個別の目標に合わせた主体的な履修ができるような指導体制を敷いている。なお、カリキュラムは定期的な検証により、見直しと改善を行う。

教育内容について

  1. 円滑なコミュニケーションを行うために不可欠な心理学や異文化理解に関する科目群および、より広域なコミュニケーションを取り扱うマスコミュニケーションやメディアに関する科目群から進路に応じた科目を選択履修することで、心理学やメディア、異文化に関する理解を深め、実習・実践活動を通して、グローバル社会に求められる高次元の効果的なコミュニケーション・スキルを体得することができる。
    DP【知識・理解】(1) 【汎用的技能】(2)
  2. 語学以外の科目については、パーソナル、ローカル、グローバルな課題を取り扱う、発展的な科目展開を行っており、学生は3つの領域から、それぞれ定められた単位数を修得する。個人(パーソナル)の問題やローカルな問題と思われることがグローバルな背景で生み出されること、またグローバルな課題であると感じられることがごく身近な問題でもあるというような側面を見出し、物事を多角的に理解・議論し、解決策を探るという態度と能力を獲得する。
    DP【知識・理解】(2)(3) 【汎用的技能】(1)(4)(5)(6)
  3. ローカル、グローバルな社会を理解する上での基礎となる、日本および諸外国の政治・地理・歴史・文化について学ぶ。「国際関係入門」「国際文化入門」「国際コミュニケーション入門」の3つの必修科目から始め、4年間を通じてより発展的、応用的な内容を取り扱う科目を履修し、多様な文化を尊重し、理解する態度を培い、社会のさまざまな問題についてグローバルな背景を読み取り、自らその解決策を提案・発信する能力を身につけることができる。
    DP【知識・理解】(2)(3) 【汎用的技能】(1)(2)(3)(4)(5)(6) 【態度・志向性】(1)(2)
  4. 英語、中国語および韓国語など外国語の高度な言語運用能力を身につけることができる。語学科目はすべて少人数制のクラス編成で、基礎からスタートして、コミュニケーション・ツールとして十分な語学力を修得する。外国語能力養成のために、語学学修支援制度の活用、語学関連イベントなどにも参加し、体験的・実践的な学修を行う。
    DP【汎用的技能】(1)(2)【態度・志向性】(1)
  5. 学生は1年次から4年次まで、少人数編成のゼミに所属する。初年次は「大学入門ゼミ」として、大学で必要とされる学習スキルや態度を習得し、2年次以降は段階的に、より発展的科目の履修を通して、知識の獲得だけではなく、自ら問題の解決策を提案し、発信できるような態度や能力を修得する。特に、3、4年次に所属する専門演習では、専門的知識をさらに深め、論理的な思考能力を身につけるだけではなく、1、2年次のうちに学んだコミュニケーション・スキル、言語スキル、情報リテラシーを効果的に用い、問題解決に向けた自律的な学修内容の発信や共有ができるようになる。
    DP【汎用的技能】(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)【態度・志向性】(1)(2)(3)
  6. 学生それぞれが将来の進路を想定した履修ができるように、初年次よりキャリア教育科目の履修によってキャリア形成に主体的に取り組む態度を体得していくだけでなく、資格取得のための科目、社会人基礎力を高めるための体験型の科目、インターンシップ科目などを履修することで、実践力を身につけることができる。各自のキャリア目標を早くから定め、その後、各キャリア目標に応じた学びが行えるように、履修モデルによって、それぞれが4年間で、どのような科目履修を行うべきかをわかりやすく示し、系統だった履修ができるよう構成している。
    DP【汎用的技能】(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7) 【態度・志向性】(1)(2)(3)

教育方法・評価について

  1. 学生は1年次よりゼミ担当者の助言を得ながら、自分の進路を見据え、主体的にそれぞれの履修計画を作成する。
  2. 入門ゼミ、専門演習などのゼミ、および語学科目は少人数制編成で行う。ゼミでは発表やグループ活動が中心となるため、専門的な学習内容を深めるだけでなく、自主性と協調性を伸ばすことも求められる。語学科目についてはレベルや目的に応じたクラス編成で、積極的な学習へと結びつける。
  3. 学生が学びの主体となる教授法の工夫を各課程科目で実践する。さらに課程外においても、実践的に学ぶ機会を多数設けるなど、実践型実学教育を行う。
  4. 各科目における成績評価には、公平でわかりやすい評価基準を示すとともに、必要に応じてフィードバックを行うことで、学生が自分の学習状況を把握し、改善することができるようにする。
  5. 学修成果の蓄積と、定期的なふりかえりや履修計画の見直しなど、学びの立案・実践・検証・行動(PDCA)を実施し、自己学習管理力を向上させる。
  6. 語学科目については、学生の目標に応じた基準に達しているかどうかを、外部評価テスト等を利用して測り、基準を満たすことを卒業要件として求める。

アドミッション・ポリシー(入学者受入れ方針)

 国際コミュニケーション学部では、「グローバルな視点で他者との境界を越えたコミュニケーション力を身につける」ことを教育目標としている。そのため、主体的に行動を起こせる人、他者と共に学び成長したいと思う人、自分の目標に向かって努力できる人、また、国際社会の一員としての意識を持ち、平和・民主主義・基本的人権という人類普遍の価値を尊重し、社会発展に貢献する意志をもっている人を受け入れる。以下に、国際コミュニケーション学部が求める学生像を提示する。
  1. 失敗を恐れず行動できる人。
  2. 他者と共に学び成長できる人。
  3. グローバル社会で通用する語学運用能力を身に付けたい人。
  4. 在学中に留学をして、自分の可能性を広げたい意欲のある人。
  5. 世界に向けて日本の魅力を発信したい人。
  6. 世界の国や地域の民族・政治・社会・歴史・文化・宗教などについて学びたい人。
  7. 心理学・マスコミュニケーション・メディア・異文化理解について学びたい人。
  8. 国際社会に通用する知識・教養・コミュニケーション能力を身につけ、それを活かす職業に就きたい人。
  9. 将来の目標を設定して、キャリアアップに努力できる人。
  10. 社会の発展に貢献したいという意志がある人。

入学者に求める能力と選抜方法

1)求める能力
AP1知識・理解 :高等学校で学習する科目(国語、地理、公民、理科、数学、外国語など)において、身につけるべき水準の知識を有すること。

AP2思考・判断 :広い視野で物事をとらえ、自分なりの考えをもつことができる。

AP3関心・意欲 :旺盛な好奇心を持って、さまざまな問題について積極的に考えることができる。

AP4技能・表現 :自分の考えをわかりやすく伝えることができる。特別な技能を持っている。

AP5主体性・協調性 :特別活動や課外活動等において、他者と協力して物事を進めることができる。

2)選抜方法
本学の入試では、個別学力検査、大学入試センター試験、調査書、面接、課題文、志望理由書、推薦書などを組み合わせて志願者の能力や資質を総合的に評価する。
入試種別 求める能力
AP1 AP2 AP3 AP4 AP5
公募制推薦入試
一般入試
センター試験利用入試
AO入試
女子学生特別入試
指定校推薦入試
スポーツ・文化推薦入試
スポーツ特別推薦入試
外国人留学入試
3年次編入学試験
(◎は○より比重が重いことを示す)

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