外国語の選択について

経済学部・流通学部・経営情報学部入学予定の皆さんは一般教育科目分野の「英語」「中国語」「ドイツ語」「フランス語」の4つの言語から必ず1つを選択しなければなりません。
※国際コミュニケーション学部、国際観光学部入学予定者は、選択の必要はありません。
※外国人留学生入試で入学される方および入学志願段階で日本語教育プログラム(日本語)を希望する方は選択の必要はありません。

初習外国語に触れてみよう!

入学後、経済学部・流通学部・経営情報学部の皆さんは上記4カ国語の中から選択した語学を受講することになりますが、高校での授業では学習したことのない語学も選択できます。
いままで学んできた「英語」を選択するのもよいですが、大学生として新たな言語に挑戦するのもよいと思います。
そこで、中国語、ドイツ語、フランス語の担当教員がそれぞれの語学の面白さやどのような授業を行うのか簡単に紹介していますので、語学選択の参考にしてみてください。

初修外国語を受講するメリット

なぜ英語以外の外国語を学ぶ必要があるのか?そんな疑問を抱く方が多いのではないでしょうか。
皆さん高校までは外国語といえば、英語を勉強されてきたのではないでしょうか。
もちろん英語は国際共通語と言われるほど、世界のあらゆる場面で活用され、習得すれば何らかの形で役に立つことは間違いありません。
ただこれだけで安易に英語を選択することはおすすめしません。
大学4年間という貴重な時間で中で、自分の可能性をより広げるために英語以外の言語を習得するメリットを以下で紹介したいと思います。
  1. 自分の視野が広がる
    言葉を学ぶということは言語の構造や、日本語とは違う発音を学ぶだけでなく、使われている国、またその国の文化を知ることでもあり、自分の視野・世界を広げることができます。
    それがグローバルなビジネスパーソンとなる上で、非常に重要なことです。
  2. 就職活動でライバルと差がつく
    就職活動において、自身のアピールポイントは多いに越したことはないです。
    しかし実は多くの学生が英語に関するスキルを履歴書等でアピールをしています。
    だからこそ、英語+αの言語習得でより高い目的意識をアピールしてほしいと思います。
  3. 単純に楽しみが増える
    皆さん行ってみたい国や都市がある人も多いのではないでしょうか。
    それならばそういった「行ってみたい国」の言語を学ぶのもひとつの選択です。
    楽しい目標を設定することで勉強に対しても意欲があがるでしょうし、実際にその国に訪れたとき、その国の言語がわかればより楽しめることは間違いないでしょう。
上記で3点のおすすめポイントを紹介させて頂きました。ここには書ききれませんが、初修外国語の受講にはもっとたくさんのメリットがあります。
ご興味を持たれた方は是非積極的に初修外国語に挑戦してみてください。

中国語

「我是日本人。我是阪南大学一年级的学生。」(簡体字/主に中国大陸で使用される)
「我是日本人。我是阪南大學一年級的學生。」(繁体字/主に台湾・香港で使用される)

初修外国語?

 多くの人は中国語を初めて学ぶのではないかと思います。にもかかわらず、この文章の意味がわかったのではないでしょうか。このように中国語は漢字に日ごろから親しんでいると比較的学びやすい外国語です。授業ではこの利点を生かして、使える語学力習得を目指します。

2018年は中国語圏から1534万5096人!?が日本へ

 では「使える語学力」とはいったいどのような力でしょうか。  近年では毎年、中国・台湾・香港から多くの旅行者が日本を訪れています。そんななか日本で中国語を使う機会が増えてきています。授業は、会話(聞く・話す)を中心に行います。学んだ中国語をすぐに実践で使えるというのも中国語学習の大きな魅力です。授業では、中国・台湾のことを知るということもさることながら、日本の魅力、関西の魅力、大阪の魅力を中国語で伝えることを目標の一つに掲げ、「使える中国語力」を習得することを目指します。
  • 日本政府観光局(JNTO)「国籍/月別 訪日外客数 (2003年~2019年)」により作成

伝えるべきことを持っていることが語学修得の鍵

日本のことを知り、海外からのゲストに伝える。これはグローバル化が進む現代社会で求められている力といえるでしょう。ぜひ、中国語を学び、「使える語学力」を獲得してほしいと思います。
  • 上海外灘の夜景

  • 香港のトラム

  • 北京の夕日

ドイツ語

阪南大学でまなぶことができる外国語のひとつにドイツ語があり、学部によっては卒業に必要な単位をドイツ語でうめることもできます。では、阪南大学ではどのような授業があり、どのようにドイツ語をまなぶことができるのでしょうか? ドイツ語担当教員の細川裕史(経済学部准教授)がご紹介いたします。

ドイツ語をまなぶ目的

阪南大学でドイツ語をまなぶ学生の多くは、「将来、ドイツに行ってみたいから」という純粋な理由からこの外国語を選択しています。
アンケートをとってみると、毎年、「ドイツのサッカーに興味があって」という人が目につきます。先輩たちのなかには、実際にドイツにわたって、ブンデス・リーガを観戦した人たちもいます。阪南大学はサッカーが盛んなので、おなじくサッカーの盛んなドイツに関心が向いているのかもしれませんね。
そのほか、「ドイツの街並みが好きで」短期留学をした人も複数います。わたし自身もそのくちで、ここにもお気に入りの写真を載せておきます。

「ドイツ語1」と「ドイツ語2」

「ドイツ語1」と「ドイツ語2」はいわゆる初級クラスで、入学して最初にとる授業です。「ドイツ語1」では基礎的な文法を、「ドイツ語2」ではコミュニケーションに必要な語彙や言い回しを中心的にまなんでいきます。
中学や高校ですでにまなんでいる英語とは違い、ゼロから始める人のための授業なので、内容は「中学校で英語を習いはじめたとき」をイメージしてもらえば良いかと思います。文字の読み方とか、日常的なあいさつとか、そういうところから始めていきます。
このふたつの授業で、ドイツ語検定4級レベルの文法がマスターできます。これは、およそ「ドイツを旅行するさいに必要とされる最低限度の文法は身についている」といえるレベルです。

「ドイツ語3」と「ドイツ語4」

「ドイツ語3」と「ドイツ語4」は上級クラスで(といっても内容は初級文法+αていどですが)、初級クラスをおえた学生が受講する少人数制のクラスです。ドイツ語検定対策が中心の「ドイツ語3」と、ドイツを旅行したさいに役だつ実践的な会話力の育成が中心の「ドイツ語4」が、隔年で開かれています。
これらのクラスでは、基礎的な文法の復習だけでなく、より多くの語彙を学習したり、さらにはドイツ人と会話をするさいに必要とされる、ドイツにかんする知識もまなびます。
2年生の受講が中心ですが、卒業に必要な単位がうまってから、「もう一度ドイツ語を勉強したい」と受講する3年生や4年生もいるなど、参加者の顔ぶれは多彩です。また、ドイツに語学留学した先輩たちは、たいていこれらのクラスを受講しています。

ドイツ語勉強会と課外学習

せっかくドイツ語を勉強しても、使わなければどんどん忘れてしまいます。そこで、おすすめしたいのが、ドイツ語力が高まったときに検定試験にチャレンジして、その力を「資格」という形で残すことです。
ドイツ語検定試験(独検)は、就職に直接むすびつくような資格ではありませんが、「ドイツ語があるていど話せる」ということを、誰の目にもみえる形で示すことができます。検定試験を受けようという方のために勉強会をおこなっていますので、興味のある方は細川までご連絡ください。
また、ドイツ語の「課外学習」として、上級クラスやドイツ語勉強会のメンバーで、「ドイツ料理を食べる会」や「クリスマス・マーケット見学」を定期的におこなっています。教科書に出てきた食べ物や飲み物を口にし、景色(を再現したもの)を目にすることが、学習にたいするモチベーションを高めるきっかけとなることでしょう。

ドイツ留学

ドイツ語にかぎらず、語学力というのは筋肉のようなものです。つかえばつかうだけ伸びていきます。したがって、コミュニケーション能力を高めるには、短期間でも外国語にかこまれて過ごすのが一番です。この点から、阪南大学では、学生の語学留学を積極的に支援しています。
これまでにも、ドイツ語をまなんできた先輩たちが、阪南大学の「海外語学研修助成制度」を利用し、大学から経済的な支援をうけることで、夏休みや春休みを利用した短期(約1ヶ月)の語学留学をおこなってきました。ドイツ語勉強会では、もちろん、留学準備のサポート(留学先の紹介やドイツ語によるやりとりの手伝いなど)をうけることができます。
2018年度には、流通学部の原さゆりさんが、DAAD(ドイツ学術交流会)のISK奨学金(ドイツ語を専攻しない学生のための奨学金)の給付をうけ、語学留学することになりました。原さんは、これまでにも阪南大学の助成制度をつかってドイツに短期留学をし、ドイツ語の勉強をするかたわら、サッカー・ビジネスにかんする調査もおこなっており、そうした点が評価された結果だと思います。
このDAAD奨学金は、将来ドイツで、あるいは、ドイツ語をつかって世界中で活躍しようという若者を対象とした公的な奨学金制度です。だから、DAAD奨学金で留学するということは、ブンデス・リーガのユース・チームに入るようなもの、といえるかもしれません(ちょっと大げさすぎるかな?)。
ドイツ語をまなぶ皆さんが、こうした大学外の奨学金にチャレンジする場合にも、ドイツ語による願書の書き方や履歴書のチェックなど、さまざまな形でサポートをおこないますので、遠慮なく相談にきてくださいね。

フランス語

Bonjour! 1年生の皆さん、ご入学おめでとうございます! 皆さんはフランス語についてどんなイメージを持っていますか?
音楽のようなおしゃれな言葉だけれど、ちょっと難しそう…、そんな意見が聞こえてきそうです。フランス語は、グルメやファッション、芸術の国フランスの言葉ですが、フランスだけではなく、カナダやベルギー、スイス、それにフランスの植民地であったアフリカやカリブ海など、世界の各地で話されていることを知っていますか?
実際にフランス語は英語に次ぐ国際語として評価され、オリンピックなど様々な場面で登場します。フランス語を学ぶことできっと違った世界が見えてきて、ぐっと世界が広がることと思います。フランスのサッカーチームにはなぜ肌の色の違う選手が多いのか?
フランスではどうして日本のマンガ・アニメが人気なのか? 人気のサーカス団、シルク・デュ・ソレイユが生まれたのは一体どこ?フランス語と一緒に、そんなフランスやフランス語が話される国の事情も楽しく学んでみませんか。新しい語学を学び、一緒に新しい世界の扉を開きましょう!2015年度からフランスに阪南大学との協定校が出来て、長期で留学することも可能になる予定です。このように阪南大学でフランス語を学ぶための環境はますます整いつつあります。意欲と好奇心に溢れた皆さんをお待ちしています。

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