2024.3.12

2023年度平山ゼミ(キャリアゼミ)4年生「デニム生地から見出される新たな京都デニムのすばらしさを伝える!」

学生活動状況報告

私たち平山ゼミ4年生は就職活動を行いつつ、卒業論文作成を各自のテーマに沿って取り組んできました。そうした活動と並行しながら、キャリアゼミとしてのテーマでもある「京都デニムのすばらしさを伝える!」ためにいろいろと考えを巡らしてきました。それがパワーポイントの資料にもある同社の商品「でにぐま」をイベントや記念日に送る習慣をかたちづくろうというアイデアレベルの提案になります。私たちも3月に4年間慣れ親しんだ大学を卒業します。そのため記念品として「でにぐま」さんをお贈りすると卒業生たちも喜ばれるかと考え、提案させていただきました。卒業後に社会人としてまた一度京都デニム様を訪ねて交流を深め、会社の同僚にも京都デニム様のすばらしさを伝えたいと思います。有難うございました。
流通学部4年 金崎 純花

参加学生一覧

平尾 雛乃、 阿部 龍稀、 江口 瑠生、 大谷 俊輔、 大野 海玖、 金崎 純花、 後藤 夕翔、 佐々木 凜、 首藤 颯斗、 高谷 紘生、 中田 実希、 兵頭 朋和、 東浦 正樹、 日高 美羽、 藤井 希昇、 松吉 愛生、 横田 夢生、 依藤 未希也

連携先コメント

京都デニム
店長 宮本 和友 様

阪南大学平山弘教授とは当店がこの地にオープンした頃からの知り合いになります。ゼミ生を毎年のように引率していただき、店長として京都デニムの本質についてその思いを学生のみなさんに伝えさせていただいております。新型コロナウィルス感染拡大以前の時期にはデニム生地のジーンズが中心でしたが、現在はデニムバッグや小物類を中心に手書き京友禅の技法を織り込みながら新たなステージに立っています。今回もいろいろとトートバッグに小物類をアクセントにしたり、卒業記念品としての「でにぐま」の提案などをいただきました。これからも引き続き、若い感性あふれる学生たちと対話しながらよりよきものづくりに邁進していきたいと思います。

教員コメント

流通学部
平山 弘 教授

京都デニム宮本和友店長にお会いする度にオリジナルなデニム製品づくりにかける熱い想いを知ることができます。デザイナーの桑山豊章氏の京都の伝統産業にインスパイアされた発想溢れるデザインの数々。本当に京都デニム様は時代の流れの強烈な圧力に負けることなく、新たな道筋を発見し、それを自らの資産として活用し続けている。そのようなところにこの京都デニムブランドの凄みを感じます。オンラインストアで京都デニムブランドを知り、その魅力をさらに確かめようと国内外から京都本店に足を運ぶ本当の価値を知る方々の来訪は非常にすばらしいと思います。私自身もファッション・ブランドゼミの担当者としてより一層がんばろうという気にさせられます。以下に京都デニム様の遊び心溢れる取り組みやサービスを紹介すると、①自分が持っているデニムバッグに柄を入れたい②オリジナルデニムバッグ製品を製作したい③デニムの暖簾を製作したい④アフターケア⑤京都デニム別注やコラボなどが挙げられます。そこには販売して終わるだけではない、京都デニムブランドとしての秀逸性が顕現されているということになります。毎年評価を行っている社会人基礎力の進捗状況については以下のとおりです。
□社会人基礎力について
【前に踏み出す力】
①主体性 物事に進んで取り組む⼒ 修得
②働きかけ⼒ 他⼈に働きかけ巻き込む⼒ 修得
③実⾏⼒ ⽬的を設定し確実に⾏動する⼒ 修得
【考え抜く力】
④課題発⾒⼒ 現状を分析し⽬的や課題を明らかにする⼒ 修得
⑤計画力 課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する⼒ 修得
⑥創造⼒ 新しい価値を⽣み出す⼒ 修得
【チームで働く力】
⑦発信⼒ ⾃分の意⾒をわかりやすく伝える⼒ 修得
⑧傾聴⼒ 相⼿の意⾒を丁寧に聴く⼒  修得 
⑨柔軟性 意見の違いや立場の違いを理解する力 修得 
⑩情況把握⼒ 自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力 修得中段階 
⑪規律性 社会のルールや⼈との約束を守る⼒ 修得
⑫ストレスコントロール力 ストレスの発⽣源に対応する⼒  修得途中段階

最後になりましたが、京都デニムデザイナー桑山豊章氏、宮本和友店長に衷心から厚く御礼申し上げます!有難うございました!