経済学部 眞鍋 英嗣

 今回は、河内天美駅から徒歩3分ほど。駅を出てすぐの場所にある 炭匠やきとり亭 河内天美 に伺いました。選んだのは【宴会にぴったりの大満足コース…!】盛り上がること間違いなしの食べ飲み放題コース(2時間・4,500円)。名前からして期待値高めでしたが、結論から言うと—しっかり超えてきました。店内に入ると、まず迎えてくれたのがとても気さくなお兄ちゃんたち。冗談交じりに話しかけてくれて、最初の一杯を頼む頃にはすでに空気が柔らいでいました。「ここ、楽しい夜になりそうやな」と、自然と思える雰囲気です。
 このコース、いわゆる“全部自分で頼む食べ放題”とは少し違っていて、コース料理 × 食べ放題のハイブリッド型。こちらが迷っている間にも、店側のおすすめがテンポよくどんどん運ばれてきます。考える暇を与えないこの感じが、逆にワクワクを加速させてくれました。まずはサラダ、そしてメニューには載っていない漬物盛り。どれも安定して美味しく、胃の準備運動としてちょうどいい。
 そして、満を持して主役の登場。「ネギま(タレ)」と「親鳥(塩)」。香ばしい匂いが立ち上り、タレと塩、それぞれがしっかり主張する輝き。あまりに眩しくて、写真を撮るのにも少し時間がかかりました。
  そんなことをしていると、もろきゅう、白きも、こころ(タレ)、つくね(タレ)がトントン拍子で到着。
一瞬でテーブルが埋まるかと思いきや、美味しさの勢いに任せて、こちらもトントン拍子に胃の中へ。笑。個人的に好きな「こころ」は、いつも食べているものとは明らかに違い、
一味で終わらない。噛むたびに食感と味の層が変わっていくようで、「あ、これちゃんと“焼き”で勝負してるやつや」と感じました。
 
 
 つくねも同様で、ふんわりしつつも芯があり、ひと味もふた味も違う、きちんと記憶に残る一串です。
 
 
 

 ここからもまだまだ料理は続いたのですが、キリがないので、特に印象に残ったものを3つだけ。
まずは せせり(塩)。正直、せせりをあまり食べない自分でも、「こんなに美味しいなら、もっと早く食べておけばよかった」と思わず口に出ました。
するとどこからか、「いや、ここのが美味しいのよ、これ」という声が聞こえた気がして。ああ、たしかに。と妙に納得してしまいました。

 
 
 次に ピーマンの肉詰め。これは完全に個人的チョイスだったのですが、結果的にこの日のハイライトのひとつ。まず、ピーマンの苦味が驚くほど穏やかで、肉の旨みを邪魔せず、むしろ引き立て役に回っているのが印象的でした。中の肉だねはジューシーなのに重たくなく、噛むたびに肉汁と野菜の甘みがじわっと広がる感じ。お腹はすでにかなり満たされていたはずなのに、気づけば一人で3つ。「まだいけるな」と思わせてくる、危険な美味しさでした。
 そして最後は 焼きナス。正直、出てきたときは「焼きナスか…」くらいのテンションでした。醤油を一差しして、ひと口。……美味しい。ぷるぷる?いや、ホロホロ?言葉にしづらいほど柔らかな果肉で、野菜がここまで主役になれるのかと驚かされました。
 気づけば、しっかり食べて、しっかり飲んで、しっかり笑って。最初から最後まで、勢いと温度のある時間でした。宴会はもちろん、「今日は楽しく飲みたいな」という夜にも、間違いなくハマる一軒です。



炭匠やきとり亭 河内天美
〒580-0032 大阪府松原市天美東7丁目12−5 朝日プラザS105
TEL:090-5505-0141
営業時間:17:00〜26:00(L.O.25:00)
定休日:なし(年末年始のみ休み)

グルメ散歩とは?

「おいしい」は、経済の入り口。

経済学部の教授が学生とともに取り組む「グルメ散歩」は、地域の個人店を実際に訪れ、料理や店の雰囲気をレポートしながら、地域経済の仕組みを体感的に学ぶプロジェクトです。
学生が普段足を運ばないような店に出向き、街の人と出会い、消費が生まれる。その一つひとつが、地域を動かす力になることを、現場から伝えていきます。
本企画では、単なるグルメ紹介にとどまらず、「なぜこの店が地域で続いてきたのか」「人が集まる理由は何か」といった問いを立てながら、学びと実践を往復することを大切にしています。

これまでに訪れたお店やレポートは、以下のアーカイブからご覧いただけます。
気になる一軒や、思わず足を運びたくなる一皿が見つかるかもしれません。
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