経済学部 眞鍋 英嗣
今回は北助松駅からすぐの裏北助松にある、隠れ家のような居酒屋 「.tami.」 さんに伺いました。暖簾に描かれた店名とタツノオトシゴを思わせるロゴがなんとも愛らしく、思わず写真を撮りたくなる外観です。扉を開けると、気さくで笑顔が素敵なママが迎えてくれました。木の温もりを感じるテーブルや柔らかな照明が、居心地のよい空間を演出しており、素敵な安心感がありました。


では早速一杯。今回は中西ゼミにもゆかりのある鹿児島県いちき串木野市濱田酒造さんの芋焼酎 「だいやめ」 のソーダ割りを注文。
すっきりとした口当たりで、アルコールの角がなく、甘くまろやかな香りが広がります。飲みやすく、それでいて余韻のある味わい。
これからの料理への期待が一気に高まりました。

メニューはなんと日替わり!この日は 干しタコ、スルメイカの炙り、牛アゴ煮、ゴーヤチャンプルー、スンドゥブ を注文しました。



続いては 牛アゴ煮。しっかりと味が染み込んでおり、噛むたびに旨みがほどけるように広がります。一般的なしぐれ煮よりも深みがあり、思わずお酒をもう一杯頼みたくなる味でした。

そして ゴーヤチャンプルー。シャキシャキの食感を残しつつ、豆腐と卵が全体を優しくまとめてくれています。苦味とまろやかさのバランスが絶妙で、箸が止まりません。最後に スンドゥブ。ピリッとした辛さの中に出汁の旨みがしっかりと感じられ、優しい辛味が体を芯から温めてくれました。


どの料理も丁寧に作られていて、ママのタミコさんのこだわりと温かさが伝わってきます。実はタミコさん、ひどい腰痛で7月頃に1ヶ月ほどお店をお休みされていたそうです。それでも再開された今も、お客さんへの想いとお店への愛情が変わらず滲み出ていました。日ごとに変わるメニュー、落ち着いた雰囲気、そして「だいやめ」が飲める大人の隠れ家。
ぜひ一度足を運んでみてください。
店名:.tami.
住所:〒592-0005 大阪府高石市千代田5丁目20−3
TEL:090-9115-3699
営業時間:木・金・土 18:00〜23:00
Instagram:x.gd/RYA8T
