学生相談室では、対人関係、学業、心身の健康、自分の性格、職業・将来の進路、日々の生活や学生生活での困り事、雑談・趣味の話など、さまざまなお話をすることができます。「でも、具体的にどういうところなの?」という疑問もあると思います。
そこで今回、学生相談室を利用するのは初めてという方、また、わからないことが多いけど問い合わせするのはちょっと不安という方のために、Q&Aで学生相談室に関する疑問をまとめてみました。
Q:カウンセラーってどんな人?
A:臨床心理士・公認心理師といった、心の健康に関する専門的な資格を持った人たちです。親身になってみなさんのお話をお聴きします。
Q:どんな相談方法があるの?
A:対面の相談のほかに、電話での相談、Teams(ビデオ通話)で相談もできます。
Q:相談はどんなふうに行われるの?
A:基本的にはカウンセラーとの話し合いや助言によって、問題を整理したり、解決へのお手伝いをします(※1)。じっくり時間をかけて自己理解を深めていきたい場合、担当のカウンセラーを決め、1回30分~40分程度の相談を定期的に行うことができます。試しに一回だけ話してみるのもOKです。「ちょっとおしゃべりしたい」という時でも来てもらって構いません。話し合うだけでなく、心理テスト・箱庭などを利用し、自己理解を深めることもできます。ボードゲームも置いているので、もし良ければ一緒にやってみましょう。自分なりのつながり方を模索しに来てみてくださいね。
Q:何を相談したらいいの?
A:なんでも相談してください。友だちのこと、親のこと、バイト先のこと、自分のことや将来のこと……悩みはいろいろあると思います。一人で考えることに疲れたり、悩みが堂々巡りしてきたら、カウンセラーが一緒に考えます。悩みによってはすぐに答えが出ないこともありますが、じっくり一緒に考えましょう。“何となく”で来てもらってもかまいません。
Q:一人ではちょっと行きづらい……。
A:初めての人にいきなり悩みを打ち明けるのも勇気がいりますよね。いきなり相談するのが難しければ、見学だけでも大丈夫です。友達や家族と一緒に来室してもらってもかまいません。
Q:自分じゃなくて、友達が心配……。
A:友達がとても深刻に困っているような時、何かしてあげたいけど、どう助ければいいのか迷うこともあるかもしれません。その迷いを、カウンセラーがお聴きします。友達のために何ができるのか、一緒に考えましょう。
※1 必要に応じて、より適切な学内窓口、学外機関を紹介することがあります。