成長を実感し、自信につなげ、努力を重ねています

 今月も、ニュージーランド・オタゴ大学に留学中の平安座レナさんから留学報告が届きました。10月はターム最後のテストがありましたが、ターム途中で上のクラスに進級したため、今回はかなり苦労したようです。しかし、無事に目標を達成し、さらに上のクラスに進級しました。彼女の努力の結果、日常のコミュニケーションに支障がなくなったり、進級できたりすることが、自信や喜びにつながり、さらなる努力の糧となっています。
 ニュージーランドはラグビーが盛んな国ですが、現地でホストファミリーとラグビーワールドカップをテレビ観戦している様子も伝えてくれました。オールブラックスは残念ながらベスト4で敗退してしまいましたが、日本での試合の様子を一緒に見る機会もなかなか貴重な体験であったと思います。
 彼女はさらにレベルアップをめざして頑張ろうとしています。こうした姿勢は日本で頑張っているゼミ生にも良い影響を与え、離れていてもともに努力しようとする、頼もしい様子がうかがえます。(森重昌之)

留学先での様子

  • Exhibitionで作成したグループボード

  • クライストチャーチ・南極センターにて

  • クライストチャーチのトラム

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レベルアップから得たこと

国際観光学部3年 平安座レナ

 10月も終わりに近づき、私の留学生活も8ヶ月が過ぎようとしています。現在のニュージーランドはサマータイムが始まったこともあり、外は午後8時30分頃まで明るく、休日には多くの人たちが町でビールを飲みながら楽しんでいる様子を見かけます。
 10月中旬には、ターム最後の中間テストがありました。タームの中間からクラスが変わった私にとって、今回のテストは今まで以上にとても難しく感じました。特に、ListeningとReadingのテストはクラスのレベルが上がるにつれて難易度も上がるので、苦戦しました。SpeakingのテストはExhibitionをもとに行われました。各グループに分かれ、さまざまな環境問題の中からトピックを選び、ボードを作ったり、調査したりしながらまとめました。グループのメンバーとコミュニケーションを取ったり、提案を伝えたりすることは、日本語でも難しいことがあります。Exhibition当日は違うクラスの人たちや先生もたくさん来られ、予想外な質問も出されました。先生方から文法や発音を褒められた時は自分の成長を感じましたし、堂々と質問に対応できている自分にも驚きました。テストの結果をいただき、次のクラスに上がることができました。次のクラスもさらにレベルが上がるので、気を抜かずにしっかりと頑張っていきたいです。
 テスト終了後には、1週間のHolidayがありました。私は休暇を利用して、友人とクライストチャーチに行きました。ニュージーランドの南島で一番大きな都市ですが、今年4月には銃襲撃事件がありました。また、過去には大きな地震もありました。クライストチャーチを歩いていると、地震の影響で壊れてしまった建物がありました。その時、とても大きな地震だと想像できましたし、クライストチャーチの人たちがその痛みを忘れないように建物を残している理由がわかりました。現在では、ほとんど復興が進み、不自由なくクライストチャーチを満喫することができました。また、ダニーデンとは違った町並みを楽しむこともできました。
 日本では、ラグビーワールドカップが開催され、とても盛り上がっているようです。私もホストファミリーとテレビで観戦しました。私とホストファザーは午前1時まで起きて、試合を見た日もありました。初めてラグビーの試合を見た時には、ゲームの内容が理解できませんでした。しかし、今ではテレビの解説者の発言もわかるようになりました。
 休日には、ホストファミリーの子どもたちと外で遊んだり、ゲームをしたり、お菓子づくりをしたりしながら過ごしています。子どもたちは私ととても仲良くしてくれ、私が旅行の際で何日か家に帰らない時には、とても寂しいと言ってくれます。一番下の女の子は、私のことを親友と言ってくれ、自分のお菓子を分けてくれます。毎日子どもたちにとても癒されています。
 留学生活も残り4ヶ月を切りました。限られた時間の中で英語の勉強もそうですが、たくさんの経験を重ねて、自分自身の成長につなげていきたいです。