新しいことに挑戦しながら、充実した留学生活を送っています

 今月もニュージーランド・オタゴ大学に留学中の平安座レナさんからレポートが届きました。今月は「新しいことに挑戦する」と自身で目標を決め、Language Match Programに参加したり、Japanese Clubに加入したり、Japanese Chat Timeというサークルに参加したりしています。海外に行くことで、改めて日本の魅力に気づくことは少なくありませんが、彼女も日本の歴史や文化を見直す機会になったようです。また、新しい挑戦を通して、さまざまな出会いが生まれ、外国人の友人もたくさんできたようです。1年間の留学生活は長いので、こうして月ごとに目標を決めることでメリハリが生まれ、留学生活を意義あるものにできると思います。引き続き、チャレンジ精神を持って留学生活を続けて欲しいと思います。(森重昌之)

留学先での様子

  • クラスメイトと一緒に

  • Purakunui Bay

  • Japanese Clubでつくった折り紙

※関連記事

出会いの素晴らしさ

国際観光学部3年 平安座レナ

 私のニュージーランド生活は、3ヶ月が過ぎようとしています。ニュージーランドの季節は日本と真逆ですので、現在は冬に近づいています。朝や夜は一桁の気温になり、日々寒さが増しているのを肌で実感しています。
 大学生活では、クラスメイトの2人が帰国し、新しいクラスメイトが増えました。せっかく仲が深まった友人との別れは、何度経験しても悲しいです。しかし、「日本に遊びに行く」と言ってくれる大切な友人との出会いは、とても素敵なことだと実感しています。他国の友人にとって、日本はとても人気のある国です。素晴らしい風景や建物、世界でもトップクラスであるさまざまな技術など、私の友人たちはみんな、私よりも日本の魅力を知っているように感じました。自分が育った国を離れて生活していると、日本の良さや素晴らしさに改めて気づかされる機会が増えたように感じます。これも留学しないと知ることのできなかった良い経験だと思いました。
 私は今月、「新しいことにたくさん挑戦しよう」という目標を立てました。そこで、日本語を学びたい学生とパートナーになり、お互いの言語力の向上をめざすLanguage Match Programに参加したり、今月はJapanese Clubに加入し、折り紙を通して現地の大学生と交流したり、毎週金曜日にはJapanese Chat Timeというサークルに参加し、日本語を学びたい学生と英語を学びたい学生との会話を楽しんだりしています。新しいことに挑戦したことにより、多くの人びとと出会い、新しい友人がたくさん増えました。
 Language Match Programの私のパートナーはニュージーランド生まれの学生で、現在は日本語や日本の歴史を学んでいるそうで、日本語のプレゼンテーション資料のチェックを依頼されました。彼女は無事にプレゼンテーションを終えたようで、感謝の言葉が届きました。その時、自分の行ったことが少しでも役に立てたと感じ、とても嬉しかったです。新しいことを始める時は緊張や不安がつきものです。私も初めは参加するかどうか迷っていました。しかし、勇気を出して行動することで、多くの新しい出会いがあり、友人の幅が広がりました。
 週末にはホストファミリーがいろいろな場所に連れて行ってくださいます。ニュージーランドは本当に自然が豊かで、その自然にたくさん触れる機会をつくってくださるので、とても感謝しています。最近では、多くの話題を英語で話せるようになったと実感しています。最初の頃はホストファミリーの会話を理解することに精一杯で、全然会話に参加ができないことに悔しく、夕食の時間もまったく楽しめませんでした。しかし最近では、少しずつですが、会話が弾むようになり、内容もある程度理解できるようになったので、食事の時間も楽しめるようになりました。
 6月中旬には大きなテストがあります。次のクラスのレベルアップに関わる大切なテストですので、改めて苦手な部分を見直し、テストまでに良いモチベーションを保てるよう、毎日の勉強を頑張っていきます。