プロフィール

国際学部 国際観光学科

重谷 陽一 (シゲタニ ヨウイチ)

 2020年からの新型コロナウイルスの流行以来、観光業は世界的に苦境に立たされています。このような過酷な状況下で観光業に興味を持った皆さんは非常に「先見の明」があると言えます。
 皆さんもご存知のように主要航空会社、ホテル、旅行代理店などは昨今のコロナ禍の間に多くの人材が流出している上に新卒者の採用も何年間も控えていることから、需要の回復に対応するだけの人材が揃っていません。このことを逆に考えると、コロナ禍が終わって観光需要が回復すると観光業は完全な人材不足状態になるということです。これは観光業に興味を持った皆さんにとってはまたとないチャンスです。
 コロナ禍は近い未来に終息します。その時にチャンスを掴むのはこのような苦境の中でも世間の噂やその時の空気に振り回されずに観光業で働く夢を持ち続けた人たちです。2025年には大阪万博があり、観光人材の活躍の場は大きく広がっています。
 皆さんと授業でお会いする日を楽しみにしています。
                
職名 准教授
出身地 大阪市
出身校
  • 関西学院大学 大学院 経営戦略研究科 博士後期課程
  • Graduate School of Management, Lancaster University, UK.
  • Graduate School, School of Oriental and African Studies, University of London, UK.
  • 学位
  • 博士(先端マネジメント), 関西学院大学
  • MBA, Lancaster University, UK
  • MA with merit, University of London, UK
  • 担当科目 航空産業論・観光産業論
    研究テーマ
    • 競争劣位企業の経営戦略
    • 観光関連企業の競争戦略
    • エアラインマネジメント
    • 沖縄の観光業
    主要業績
    • 「非対称競争下における後発企業の競争戦略-低価格航空会社(LCC)の事例-」
      (関西学院大学 経営戦略研究科 博士学位請求論文, 2022年12月)
    • 「非対称競争市場における先発企業の参入阻止戦略-本邦国内線航空輸送事業のケース-」
      『環境と経営 Vol.28(2)』, 2022年12月
    • 「観光業における労働生産性—沖縄県における宿泊業での事例研究観光」
       『マネジメント・レビュー Vol.2』, pp.12-29, 2022年3月
    • “Theoretical Background of LCC Operation”, EATSJ - Euro-Asia Tourism Studies Journal Vol.2, November 2021.
    • 「LCCビジネスモデルの未来展開-中長距離LCCの持続可能性-」
      『観光マネジメント・レビュー Vol.1』, 2021年3月
    • 「非対称競争下における後発企業のプライシング戦略 : LCCの参入阻止回避戦略」 
      『ビジネス&アカウンティングレビュー Vol.25』, 2020年6月
    • 「低価格航空会社のビジネスモデル」
       『経営戦略研究 Vol.12』, 2018年9月
                            

    ※その他の研究業績については、下記「researchmap」(国立研究開発法人科学技術振興機構)で公開している研究ページをご覧ください。

    researchmap

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