2023.3.14

経営情報学部学生広報誌「じぇむ」no.48 2022年度卒業式経営情報学部総代の赤松愛華さん

文:東優介  撮影:堀尾真菜
 
 今回は、2022年度卒業式で経営情報総代(主席卒業)の赤松愛華(あかまつあいか)さんにインタビューさせていただきました。

30分前行動で無遅刻無欠席

——主席卒業おめでとうございます!
赤松:ありがとうございます。
——:総代に選ばれた時のお気持ちをお聞かせください。
赤松:うれしかったです(笑)。
——:GPA・S得単位数・総修得単位数を教えてください。
赤松:GPAが3.70、S修得単位数は140単位、総修得単位数は176単位です。
担当教員注:GPA3位・S修得単位数1位・総修得単位数1位
 ——:すごいですね!
主席卒業は目指されていましたか?
赤松:目指していました。三回生になった時に経営情報学部の学部給付奨学金の受給者に選ばれてやる気が出ました。さらに、四回生になった時にも阪南大学後援会学部成績優秀者奨励奨学金受給者に選ばれて目指すようになりました。
担当教員注:いずれも給付型奨学金
——:履修科目はどのように選ばれていましたか?
赤松:まずは自分の興味のある講義を履修して、次に、将来に生かせそうな実用的な講義を取るようにしていました。
——:授業に対して、意識していたことや心がけていたことはありますか?
赤松:無遅刻無欠席です。普段から30分前行動を心がけていたので余裕をもって行動できていました。
——:試験やレポート課題に取り組むときに意識していたことや心がけていたことはあり
ますか?
赤松:優先順位をつけて計画的にテストの勉強やレポート課題をしていました。
——:.卒業要件の124単位を超えて単位を取得しようと思った理由をお聞かせください。
——:阪南大学や経営情報学部の授業で、受講してよかった授業を教えてください。
赤松:「経営実践講座」と「キャラクター論」です。
——:なぜその授業を受講してよかったと思いましたか?
赤松:「経営実践講座」は経営者の方の話を直接聞けて就活に役立ちました。「キャラクター論」はキャラクタービジネスの仕組みを知れたことです。 

阪南大学は第一志望じゃなかったけど好成績を収めようと決心

——:続いて赤松さんについてお聞きします。
出身校を教えてください。
赤松:大阪府立旭高等学校です。
——:入試区分を教えてください。
赤松:一般入試(前期)の2教科型です。
——:なぜ、阪南大学の経営情報学部を志望されたのですか?
赤松:大阪にある経営系の学部を調べていたところ、阪南大学の経営情報学部という経営系と情報系が一緒になっている学部に興味がわきました。
——:所属ゼミを教えてください。
赤松:山内ゼミです。
——:なぜ山内ゼミに入られたのですか?
赤松:ディズニー研修があるところです(笑)。ほかにも、社会連携活動というものがあり、勉強になって自分のためになる経験ができそうだと感じたからです。
——:ディズニー研修はすごく魅力的ですね!
ゼミではどのような勉強をされていましたか?
赤松:まず、座学でマーケティング論について学び、学んだ内容をもとに社会連携活動で実践的に活用しました。社会連携活動の内容としては、2回生の時に「道の駅」活性化プロジェクトを行い、3回生の時には近鉄不動産の方々と天王寺エリアの活性化プロジェクトに取り組みました。他にも、ディズニーランドやユニバーサルスタジオジャパンに赴いて、自分たちでテーマを決めてPowerPointにまとめて発表するなど行いました。
——:卒業論文のテーマは何ですか?
赤松:「オタ活のサポートグッズから見るオタク市場におけるマーケティング戦略の違い」です。
——:どのような内容ですか?
赤松:オタ活サポートグッズという缶バッジとかぬいぐるみを保護、収容、装飾したりするものがあり、「アニメイト」だけではなく百均などでもオタ活関係のコーナーが増えたことに着目しました。そして、一般消費者向けとオタクに向けてのマーケティング方法が異なっていることから、各小売店の店内レイアウトなどのマーケティング戦略の特徴について書きました。
——:卒業論文を通して、身についたことや成長したと感じたことはありますか?
赤松:理論や参考文献などの情報収集を計画的にする意識が身に付きました。
——:阪南大学や経営情報学部に入学してよかったことは何ですか?
赤松:もともと阪南大学は第一志望ではなかったです(笑)。でもそのおかげで、好成績を収めようと強い決心がつきました。そしてまじめに取り組んでいると頑張りをみとめていただき阪南大学から給付型奨学金の授与者に選んでいたくなど、努力が報われた実感が湧きモチベーションが上がったことがよかったと感じています。ほかにも、経営系と情報系の授業を実践的に受けることができるところと、施設が充実していたところです。
——:阪南大学は学生の努力をしっかり評価してくださるということですね?
赤松:そうですね(笑)。阪南大学に入ったからこそ出会えた友達や先生方がいて、この学校に入れてすごくよかったと感じています。
——:卒業後の進路を教えてください。
赤松:システムエンジニアです。
——:最後に卒業後の目標を教えてください。
赤松:まず、基本情報処理技術者の資格を取って、仕事でつまずいたとしても日々努力を怠らないように頑張ります。
 

取材を終えて

 赤松さん主席卒業おめでとうございます。取材させていただく中で赤松さんの真面目さや謙虚な姿勢などからご立派な人柄が感じ取られました。また、努力を際限なく継続できるところや切り替えが早いといったメンタル面でも尊敬の念を抱いております。赤松さんの今後のご活躍を心より応援しております。お忙しい中取材に応じていただきありがとうございました。
東 優介


 赤松さん、主席卒業おめでとうございます。赤松さんは、話してる際、笑顔が多かったため、楽しく撮影させていただきました。私もアニメが好きなので『キャラクター論』の講義を受けてみたいと感じました。お忙しい中取材を引き受けてくださりありがとうございました。
堀尾 真菜

ゼミ指導教員コメント

赤松愛華さん、首席卒業おめでとうございます。
 ゼミの授業ではいつも教室の最前列に座って熱心に私の講義やクラスメイトの発表を聞いていた姿が印象的でした。また、USJ、TDRのフィールドワークの時は調査テーマに関する詳細なリサーチを実施し、社会連携活動の来場者アンケートでは臆することなく声をかけてアンケートを取り、その後のグループワークでも積極的に企画案を出して、議論していたことを覚えています。
 この度、卒業するにあたって赤松さんが経営情報学部総代に選ばれたのは、このように何事に対しても目的を持って真摯に取り組んできたことが評価されたものだと思います。
4月からは社会人となり、異なった環境に戸惑うことも多いと思いますが、学生時代に培った物事に対する取り組み姿勢は継続してもらいたいと思います。私のサラリーマン時代の経験からアドバイスさせてもらえれば、そうした取り組み姿勢は必ず評価され、新たなチャンスにも恵まれるようになり、さらに自らの成長を促す“良いループ”が生まれてきます。
 春から頑張ってください。
山内 孝幸
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