ここまで本気、阪南大学。
プロスポーツの現場で活きる「Dartfish」を学ぶ。

世界中のスポーツ現場で使われる映像分析ツール Dartfishとは?

Dartfish(ダートフィッシュ)は、スポーツの動きを映像から分析するためのソフトウェアです。

撮影した映像をフレーム単位で確認できるだけでなく、角度や軌道、タイミング、比較映像などを活用することで、選手の動きをより詳細かつ客観的に分析できます。陸上競技や野球、サッカー、バスケットボール、バレーボール、水泳、ゴルフ、体操など幅広い競技で利用されており、世界各国のプロスポーツチームや競技団体、ナショナルチーム、教育機関などでも導入されている映像分析ツールです。

Dartfishの特長は、映像を単に見返してフォームを確認するだけではなく、映像を「データ」として活用できることにあります。動作の違いや変化を可視化し、複数の映像を比較したり、計測データやコメントを組み合わせたりすることで、感覚だけでは気付きにくい課題や改善点を明確に把握できます。こうした客観的な分析は、科学的根拠に基づくトレーニングや指導、戦術分析につながり、競技力向上を支える重要な技術として、スポーツ現場で幅広く活用されています。

映像分析が勝敗を左右する時代へ

~アナリストの仕事と需要~

近年、スポーツの世界ではデータや映像を活用した分析が、勝敗を左右する重要な要素となっています。試合や練習の映像を分析し、選手の動きやプレーの特徴、チームの戦術を客観的に評価する「スポーツアナリスト」は、プロスポーツをはじめ、多くの競技現場で欠かせない存在となっています。選手や指導者では気付きにくい課題をデータとして可視化し、競技力向上や戦術立案を支える役割を担っています。

映像分析は、サッカーだけでなく、野球、バスケットボール、バレーボール、ラグビーなど幅広い競技で活用されています。選手の動きを数値化・可視化することで、個人のパフォーマンス分析だけでなく、相手チームの戦術分析や試合中の意思決定にも活用されています。スポーツのデジタル化が進む中、映像を「見る」だけでなく「データとして分析する」力は、これからのスポーツ業界でますます求められるスキルとなっています。

プロスポーツは「データ」にいくら投資している?

阪南大学はここまでやる。
授業でDartfishライセンス取得を目指せる

学び → 実践 → 認定 → 現場。
阪南大学では、スポーツ映像分析の基礎から実際の試合分析、Dartfish Performance Analyst認定、そしてスポーツ現場での実践まで、4年間を通して段階的に学びます。Dartfish Performance Analyst認定は履歴書にも記載でき、身に付けた専門性を就職活動でアピールすることができます。スポーツ業界を目指す人はもちろん、データ分析やICTのスキルを活かした幅広いキャリアにもつながります。
「スポーツ映像分析Ⅰ」では、映像を使って選手の動きを客観的に捉える力を学びます。フォーム分析やドローイングツール、2画面比較、サイマルカム、ストロモーションなどを活用し、動作を可視化するための基本的な技術を身に付けます。
「スポーツ映像分析Ⅱ」では、分析した内容を相手に分かりやすく伝える力を養います。キャリブレーションやプレゼンテーションなどを通して、映像から得られた情報を整理し、分析結果を効果的に可視化・共有する方法を学びます。
「スポーツゲーム分析」では、実際の試合映像をタギングし、映像からデータを抽出・分析します。前期はテニス・野球、後期はバスケットボール・サッカーを題材に、チームで分析結果を考察し、発表まで行います。実際の試合を題材に、分析を「やってみる」段階へ進みます。
授業で身に付けた映像分析の知識と技術を生かし、Dartfish Performance Analyst認定の取得を目指します。 学んだスキルを資格という形で証明することで、スポーツ映像分析の専門性をさらに高めます。
4年生では、ゼミや卒業研究を通して、これまでに身に付けた分析スキルを実際のスポーツ現場へつなげます。阪南大学体育会各部での分析活動やスポーツアナリティクス研究会、地域・競技団体との連携などを通して、「学んで終わり」ではなく、現場で活用する力を身に付けます。

学生のリアル 学びが現場につながる。

授業で身に付けた映像分析のスキルは、教室の中だけで終わりません。
Dartfishを使った動作分析やゲーム分析を学んだ学生たちは、自分の競技やチームで実際にデータを活用し、選手のパフォーマンス改善や試合分析に挑戦しています。最初は操作に苦戦しながらも、分析を重ねる中で「映像から新しい発見ができる」「自分の分析がチームの力になる」という面白さを実感。認定取得を一つの目標に、さらに高度な分析へ挑戦する学生もいます。ここでは、そんな学生たちのリアルな学びと成長を紹介します。

総合情報学部 総合情報学科 安栗 佑希斗

スポーツアナリストになるための通過点としてダートフィッシュの認定証をもらうのを目標に、2年生前期から継続して学習と実践に取り組んできました。2年生では、ストロモーションやサイマルカム、3D分析などを学び。3年生前期では、タギングを使って試合分析を行い分析能力を高めることができました。途中でつまづいても上赤坂先生が丁寧で、分かりやすく教えてくださったおかげで、つまづく事なく学習できました。また、最終発表ではダートフィッシュ社長の藤井さんに直接見ていただく機会があり、モチベーションがあがり頑張ろうと思える環境だったのもとても良かったです。その結果目標としていた認定証を無事取得することができました。後期は星2認定の所得を新たな目標とし、さらに分析力と技術を高め、スポーツアナリストという目標に向けて努力を続けていきたいと思います。

総合情報学部 総合情報学科 古橋 智也

2回生前後期と3回生前期に受講したスポーツ映像分析とスポーツゲーム分析の授業では、アナリストに必要な知識と技術を学びました。約40万円もするダートフィッシュを無料で使い、使い方を一から学び、試合分析やデータ提供の経験も積めました。ダートフィッシュを使いこなせるようになると、分析効率が上がり、とても勉強になりました。授業では、ダートフィッシュジャパンの藤井社長に発表を見てもらい、感想をもらい、質問にも答えてもらいました。認定証をもらえたことで、自分の頑張りが形になり嬉しかったです。将来はスポーツアナリストを目指しているので、今回の授業で学んだことを生かし、あと1年半技術を磨いていきたいです。

総合情報学部 総合情報学科 岡田 侑真

去年、映像分析の授業で初めてダートフィッシュに触れて色々な動作の角度や距離を出してトップアスリートの人と比較するなどしてパフォーマンス改善のための分析を学びました。子供達との交流会イベントでは、ダートフィッシュを使った立ち幅跳びの記録更新に挑戦して、子供達の成長に達成感を得ることができ、ダートフィッシュの実用性を感じました。
スポーツにおける選手のプレーを数値化・統計化する「タギング機能」を学んでからは、色々なプレーや試合をデータで見える化することが好きになり、授業外でも毎日使うぐらいに没頭していました。
サッカー部でもデータを採ってチームに共有するようになり、たとえ1%であっても自分が採ったデータで勝利に貢献できた時は、嬉しかったです。今では、自分の分析活動において「タギング」は欠かせない機能になっています。 これからもダートフィッシュでデータをたくさん採って、チームの勝利に貢献していきたいです。

総合情報学部 総合情報学科 濱井 天晴

私は2年前期の「スポーツ映像分析」の講義からDartfishを使用してきました。最初は設定がうまくできず何度もやり直しましたが、使いこなせるようになると肉眼では分からないフォームの違いを映像から確認できるようになり、映像を用いて分析することの重要性を実感しました。
ゲーム分析では、タグ付け機能を用いて試合中のプレーをイベントデータとして記録し、各イベントや複数のイベントを組み合わせて分析しました。イベントごとに異なるデータが得られ、新たな知見を発見できることがゲーム分析の魅力であり、非常に興味を持ちました。これまでDartfishを用いた講義を受講し、分析によって新たなデータの価値を発見できることに大きなやりがいを感じました。(コメント抜粋)

企業から見た阪南大学 ~Dartfish社からのメッセージ~

スポーツの現場を目指す未来のアナリストのみなさんへ

阪南大学では、2年次からDartfishを使い始め、授業で学んだことをゼミや実際のスポーツ現場へつなげています。認定証を取得して終わりではなく、実際の試合を見て、分析し、現場で活かすところまで進んでいるのが良いと感じています。

スポーツの現場では、映像やデータを使うことが当たり前になってきています。大学で専門分野を学びながら、実際に映像やデータを使って自分で分析する経験を積むことは、とても重要です。こうした経験は、アナリストだけでなく、選手やコーチ、トレーナーなど、さまざまな立場でスポーツに関わる人にも役立ちます。

知識として知っていることと、自分で実際にやったことがあることでは、現場に出たときに大きな差になると思います。

株式会社ダートフィッシュ・ジャパン
代表取締役 社長 藤井 透

学びは授業だけじゃない。スポーツアナリティクス研究会(サークル)

「スポーツをもっと分析したい」。そんな学生が集まり、学年や競技の枠を越えて活動しています。

スポーツ分析に興味を持つ学生が1年生の早い段階から参加でき、交流しながら分析活動に取り組める「集いの場」をつくりたいという思いから設立されました。現在は22名が所属し、サッカー・野球・バスケットボール・バレーボールなど、それぞれの興味や競技経験を生かしながら活動しています。

プロの現場を、自分たちの目で。

プロ野球5球団のキャンプ地を巡り、トップレベルの選手の技術や立ち振る舞いを間近で体感。さらに、オリックスのアナリストから直接話を聞く機会もあり、プロスポーツにおける分析の仕事について学びました。

「どうすれば100人集まる?」も分析した。

研究会が企画したワールドカップ観戦会では、当初10人程度だった来場者を増やすため、学生たち自身が企画を見直しました。対戦相手や試合の見どころを分析した事前発表、サッカー関係者を招いたハーフタイム解説、告知方法の改善などを実施。その結果、3戦目には100人以上が来場するイベントへと成長しました。