第2タームでも刺激の多い授業を受けているようです

 今月もカナダ・ヴィクトリア大学に留学中の三木鈴菜さんからレポートが届きました。7月初めに第1タームを終えたことから、今月のレポートでは10週間の第2タームがスタートし、新たなクラスでの授業の様子を伝えてくれています。さまざまな国から留学生が訪れているようで、クラスメイトにも恵まれ、刺激の多い授業のようです。
 彼女の留学生活も残り少なくなってきました。そのことを意識してか、ホストファミリーと夕食後に散歩に出かけたり、スローライフを楽しんだりしているようです。引き続き、語学力の向上に向けた学習に取り組むとともに、カナダでの留学生活を堪能してほしいと思います。(森重昌之)

留学先での様子

  • グループプレゼンテーションの様子

  • クラスメイトとパブに行った時の様子

  • Canada Dayでの花火ショーの様子

※関連記事

新しいクラスが始まりました

国際観光学部3年 三木鈴菜

 今月から私の留学生活の第2章とも言える新しいクラスが始まりました。私はこの夏の期間、約10週間のELAIと呼ばれるコースを選択しました。このコースは前回の3ヶ月間のELPIと少し似ており、英語の読み書きやリスニング、スピーキング、プレゼンテーションを学ぶコースです。今回は前回のクラスを無事に通過できたので、少しレベルの高い内容を学んでいます。毎日新しいことを学んでおり、以前よりも会話の時間やプレゼンテーションの機会が増えたように感じ、とても充実した時間を過ごしています。
 新しいクラスは中国人と韓国人、日本人がそれぞれ2人、ブラジル人とコロンビア人、サウジアラビア人、台湾人が1人の計10人で、比較的人数は少ないですが、国籍の豊かなクラスに恵まれました。クラスメイトは積極的に自分の意見を発言する人が多く、私も以前よりは発言できるようになったと感じていたのですが、やはりまだ足りないようで、とても刺激を受けますし、クラスメイトを見ていると私もまだまだできるなと感じます。しかし、その中でも思いやりや言い方一つで印象は変わってくるので、言語にかかわらず、このことは大切にすべきだと意識しています。話し合いを取り入れた授業では、英語が身につくだけでなく、このようなことも学べ、力も身につくと思うので、とても自分のためになっていると感じます。
 7月1日には、カナダで一番大きな祝日と言われているCanada Dayがありました。この日は、カナダの建国記念日であり、カナダ各地でイベントが行われました。私の住むヴィクトリアでは、主にダウンタウンでコンサートが開かれたほか、カナダ国旗を再現するために約5000人が赤と白のTシャツを着て、上空から写真を撮るイベントがあり、夜には花火が打ち上げられました。この日は私も友人とダウンタウンへ行ったのですが、普段では見られないくらい大勢の人で、少し圧倒されました。また、多くの人が赤と白の服を着たり、顔にペイントをしたりするなど、とても賑やかな1日でした。夜の花火は10分間くらいの短いショーだったのですが、とてもきれいで、良い思い出になりました。改めて、カナダ人は自国を愛し、誇りに思っていることがよく伝わるイベントでした。
 授業以外の場では、新しいクラスメイトのほとんどが7月にヴィクトリアに来たばかりでしたので、お勧めの場所を紹介したり、一緒に訪れたりしています。また、夏のヴィクトリアは日没が遅く、午後9時頃でも明るいので、夕食を食べた後にホストファミリーとよく散歩をしています。私はヴィクトリアの町並みや気候、スローライフがとても気に入っているので、日本に帰るのが少し惜しいと感じます。帰国までの残り約1ヶ月間、英語を身につけることはもちろん、ここでしか経験できないことに挑戦するとともに、さまざまな場所を訪れたいと思います。