いろいろなことに挑戦し、充実した留学生活を送っているようです

 今年4月からカナダ・ヴィクトリア大学に留学を始めた三木鈴菜さんから、2回目のレポートが届きました。今月は祝日に友人とパレードを見に出かけたことや、Elective Classで英語の発音や会話を鍛える授業を選択している様子を報告してくれています。ネイティブの発音に苦労しているようですが、留学先で語学だけでなく、留学先の文化もしっかり学んでいるようです。半年間という期間を意識しながら、積極的にいろいろなことに取り組む姿勢が、自身の成長につながります。レポートにも書かれていますが、引き続きさまざまなことに挑戦してほしいと思います。(森重昌之)

留学先での様子

  • Victoria Dayのパレードの様子

  • Mt. Douglasでのハイキングの様子

  • 友人と過ごす様子

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毎日が充実した生活

国際観光学部3年 三木鈴菜

 今月で私の留学生活も2ヶ月が過ぎようとしています。ヴィクトリアの5月はほぼ晴れていました。朝晩はまだ肌寒いですが、日中は18度くらいまで上がり、過ごしやすい気温です。また、服装も少し身軽になりました。しかし、ヴィクトリアは紫外線が強く、気づかないうちに肌が焼けてしまうので、外へ出かける日は日焼け止めクリームが必需品です。
 今月はVictoria Dayという祝日がありました。Victoria Dayとは、ヴィクトリア元女王の誕生日を祝う日で、彼女の誕生日の5月24日に一番近い月曜日が祝日となります。また、この祝日はヴィクトリアだけでなく、バンクーバー周辺の地域でも取り入れているそうです。この日は大学が休みになるだけでなく、店も閉めているところが多かったです。
 当日、私は友人とパレードを見に行きました。このパレードは、ダウンタウンに位置するDouglas Streetをメインに行われます。パレードには、多数の高校生のブラスバンドや地元の企業などが参加していました。特に印象に残ったのは、地元の企業が趣向を凝らしてつくった山車です。どれも個性的で、見ていて楽しかったです。また、多くの地元の方々も見に来ており、想像以上の盛り上がりで、地元愛がとても伝わってきました。こういったパレードを見る機会はなかなかないので、とても良い経験になりました。
 大学生活では、Elective Classという月曜日のみ行われる授業も始まりました。この授業は、いくつかの選択肢から事前に自分で興味のある授業を選んで受講する制度です。私は発音を学ぶ授業と会話力を鍛える授業を選択しました。いつもと違う授業で、毎回とても刺激になります。特に発音の授業は、私にはとても難しいです。英語の母音は26個、主なものを数えても16個あります。それに比べ、日本は5個しかないので、日本人特有の癖がなかなか抜けず、苦戦しています。しかし、先生は発音の基礎から丁寧に教えて下さり、違いも的確に指摘して下さるので、大変ながらも慣れてきた発音も増えました。会話力の授業では、日常会話の練習やさまざまなシチュエーションに合わせた会話を自分たちで考えることを行っています。この授業はグループワークが多く、楽しみながら行う実践的な授業です。
 また、火曜日から金曜日のクラス授業では、プレゼンテーションの機会も増えてきました。プレゼンテーションは回数を重ねるごとに、少しずつ自信がついてきました。しかし、いざみんなの前に立って話すとなると、まだまだ緊張します。だから、私はより堂々と話せるよう、1回1回のプレゼンテーションを大切にしています。また、このクラスは約3ヶ月間同じメンバーですが、私のクラスは以前よりもとても仲が深まりました。年齢や国籍に関係なく世間話をしたり、遊びに行ったり、時には英語の間違いを指摘し合ったりします。残りの期間を考えるとさみしい気持ちが湧いてくるので、たくさん思い出をつくりたいです。
 大学が休みの週末は、いろいろなところへ出かけています。お勧めされた店に行ったり、カフェで仲が良い外国人の友人と会話を楽みながら勉強したりしています。また、私はアクティブなことも好きなので、アイススケートやハイキング、ビーチにも行きました。ヴィクトリアは豊かな自然が身近にあるので、日本ではなかなかできないことを拓さん経験でき、新しい友人もできる良い機会なので、大切にしています。
 残りの期間を考えると不安や焦りが大きいですが、ホストファミリーとの時間や友人との時間を大切にしつつ、その中で受け身にならないよう、積極的にコミュニケーションを図っていきたいです。また、新しいことにもどんどん挑戦していきたいです。