地域の方々と、富田林寺内町の未来を共に描けないか?
活動している方々のお手伝いをできないか?
そんな想いをカタチにする拠点として「じないまち 地域・観光創造室」がスタートします。

2021年度社会連携活動採択事業 国際観光学部和泉大樹研究室

 このたび本学は、連携協定を結ぶ富田林市と富田林寺内町における生活空間型観光の取り組みを共創的に進めていくために事業委託契約を締結し、「じないまち地域・観光創造室」を設置します。
 大阪府下で唯一の重要伝統的建造物群保存地区である富田林寺内町は、現在も人々が暮らすまちであるとともに、歴史的・学術的価値を有した魅力ある空間です。令和2年3月末に策定された『富田林市観光ビジョン』においても、歴史・文化を活かした観光振興を担う重要な資源として位置付けられ、期待されています。
 国際観光学部和泉大樹研究室は、これまでまもり続けられてきた富田林寺内町の魅力を多くの方々に知ってもらうために、未来へ伝え続けるために、日常生活空間内における保存と活用双方のまなざしによる地域づくりを進め「生活空間型観光」の取り組みとして発信していきます。
 この取り組みを進めていくために、登録有形文化財である旧田中家住宅敷地内に和泉大樹研究室のサテライト・ラボとしても機能する「じないまち地域・観光創造室」を設置します。
 コロナ禍により観光を取り巻く状況は一変しました。今一度、観光と向き合い、考えなければならないことがたくさんあります。連携を進めながら、地域社会へ貢献していきたいと考えています。

「じないまち 地域・観光創造室」のリーフレット(和泉研究室制作)

リーフレット(ダウンロード用)

和泉研究室の富田林市での活動実績