国際観光学部和泉研究室は「地域・観光の創造(地域資源や人的ネットワークなどを活用しながら、地域づくりや観光振興のための新たなデザインプランを思考・提案し、地域の方々と共創的に実践する)」を研究テーマとしています。和泉研究室は、平成28年度より、大阪府岬町をフィールドの1つに研究活動を展開しています。この取り組みは、岬町役場・岬町観光協会との連携事業で、平成30年度は、引き続き地域の方々とのディスカッションの機会を増加させながら、「観光」を共通項とする新たなつながりの形成を意識し、実践的な取り組みを共創的に展開させたいと考えています。
 和泉研究室2回生は、2018年12月14日・15日(1泊2日)の行程で岬町においてフィールドワークを実施しました。14日は、岬町観光ボランティアの方々により、「宇土墓古墳」、「淡輪邸址」、「船守神社」、「西陵古墳」、「後藤佐太郎の墓」など、主として淡輪地域の歴史資源の説明を受け、多くを学ばせていただきました。その後、岬町役場において、町役場・観光協会・観光ボランティアの方々とディスカッションをおこないました。15日は、道の駅みさき「夢灯台」において、利用者へのアンケート調査を実施しました。
 岬町では、これまで、現4回生が活動させていただいていましたが、2019年3月に卒業するため、今後は現2回生が引き続き活動をしていくことになりました。地域のみなさん、どうぞよろしくお願いいたします。

2018年度 岬町におけるフィールドワーク活動記事

国際観光学部 和泉研究室 研究活動報告
「大阪府岬町における観光地域づくり研究」