大学創立50周年記念事業「機内食メニュー開発・販売プロジェクト」報告(Vol.2)

機内食ならではの工夫を学ぶ。

 大学創立50周年記念事業の一環として実施する学生支援イベント「国際線航空便 機内食メニュー開発・販売プロジェクト」は、機内食の製造・品質管理・販売について学び、学生らしいユニークな発想で新しいメニューを開発するというプロジェクトです。

 今回の講師はプロジェクトのパートナー企業である「AASC(株式会社エイエイエスケータリング)」取締役執行役員の樋口 治信氏。「機内食だからこその工夫」と題し、機内食の歴史、ミールカートやトレイなど機内設備や環境、機内食ならではの味付け方法、食材選びから鮮度を落とさないための調理方法、食欲をそそる盛りつけ方法、フライト先の国や地域、季節、時間帯などを考慮したフロ−ズンミ−ル技術などの専門的な知識を紹介されました。

 参加学生からは「お客様が満足できる食事を届けるために数多くの工夫をされていることが理解できました」「メニューを考えるためには機内における様々な制約を頭に入れておくことが必要だと思いました」などの感想がありました。

 次回は、機内食の安全性確保や品質管理知識、現地でのフライトスケジュールに合わせた搭載システムなどの知識を学習し、機内食メニューを考えていきます。

今後のプロジェクトの流れ

7月19日 現地視察(フライトスケジュールに合わせた搭載システム)

8月2日 二次選考(機内食メニューのプレゼンテーション)

8月〜9月 関西国際空港内での就業体験(インターンシップ)、AASCスタッフ様とのミーティング

10月11日 最終選考会

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