経営情報学部山内ゼミは、2023年度「副首都・大阪」大学連携プロジェクト リサーチ・プレゼンテーション(研究発表)に参画しており、ゼミ3年次生25名が3つのグループに分かれて、それぞれ各グループで設定したテーマで研究調査を進めてまいりました。そしてこのたび2024年1月21日(日)に大阪府庁咲州庁舎41階会議室にてプロジェクトの最終成果発表会が開催され、各グループの代表が参加者の前でプレゼンテーションを行い、研究成果の発表を行いました。
大阪府・大阪市副首都推進局が「副首都・大阪」の気運醸成を目的に実施しているこのプロジェクトは、学生自ら一年を通じて「副首都・大阪」をテーマに研究活動に取り組み、プレゼンテーションを行うことで、問題に対して自らの考えで行動・解決する社会人基礎力を身に着ける機会と位置付けられています。

当プロジェクトには、本学の他に大阪公立大学、慶應義塾大学、近畿大学、桃山学院大学が参加し、成果発表会の当日は参加大学の学生、指導教員、大阪府・大阪市副首都推進局の職員等72名が出席し、プレゼンテーションや質疑応答など活発な議論が繰り広げられました。
また、プレゼンテーション終了後には参加学生による意見交換会も実施され、より理解が深まり、学生間の懇親も進み、各参加大学の学生間の貴重な交流の機会となりました。
山内ゼミの3つのグループの発表テーマは以下の通りです。

Aチーム

渋滞緩和について

大阪・関西万博で懸念される交通渋滞について、アンケート調査の結果や、奈良市の先進事例との比較から、ビッグデータと利用者の声に基づき渋滞箇所を選定し状況と対策を公表する「見える化」を提案した。
 
 
  

Bチーム

働く世代のためのまちづくり

働く世代に焦点を当て、全国の自治体が実施している子育て支援制度やアンケート調査の結果を分析し、子育てを終えた地域の方とマッチングや、休日の一時預かり、病児保育の強化等を提案した。 
  

   

Cチーム

誰もが暮らしやすい大阪を

障がい者の置かれている環境に着目し、学生自身の車椅子体験で得た知見やアンケート調査の結果を踏まえ、経路床面案内表示の設置や障がい者週間の期間に学業連携プロジェクトの実施を提案した。
 

  
本学は、引き続き産官学連携を通して、地域の活性化や、地域貢献の場で教育・研究活動の成果として学生が発表・活躍する機会を創出し、地域連携を促進してまいります。

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