コンビニエンスストアでアルバイト中に特殊詐欺の被害を未然に防いだとして、経済学部経済学科2年の土屋 凜太朗さんが警察から表彰され、さらに本学からも学長表彰を受けました。
事件が起きたのは、土屋さんが勤務する店舗の昼のシフト中。
高齢の女性客が誰かと電話をしながら、多額の電子マネーをレジに持ってきた様子を見て、土屋さんは「指示を受けているように見えた」と直感したそうです。
「本当に必要なものですか?」と声をかけましたが、「必要」と答えるお客さま。
それでも、電話の着信履歴を見ると外国からの番号ばかりで、さらに不審に感じました。
土屋さんはその場で自分のスマートフォンを使って詐欺の手口を調べ、「これはまさにニュースで見た詐欺だ」と確信。
シフト外だった店長に連絡し、警察に通報。警察官がすぐに駆けつけ、被害を未然に防ぐことができました。
事件が起きたのは、土屋さんが勤務する店舗の昼のシフト中。
高齢の女性客が誰かと電話をしながら、多額の電子マネーをレジに持ってきた様子を見て、土屋さんは「指示を受けているように見えた」と直感したそうです。
「本当に必要なものですか?」と声をかけましたが、「必要」と答えるお客さま。
それでも、電話の着信履歴を見ると外国からの番号ばかりで、さらに不審に感じました。
土屋さんはその場で自分のスマートフォンを使って詐欺の手口を調べ、「これはまさにニュースで見た詐欺だ」と確信。
シフト外だった店長に連絡し、警察に通報。警察官がすぐに駆けつけ、被害を未然に防ぐことができました。
「本当にこんなことが起きるのか」と思った10分間
「ニュースで聞くような典型的な詐欺が、まさに自分の目の前で起きていました。でも“本当に詐欺なのか”と10分ほど葛藤がありました。」
その後、警察や家族、教員、周囲から多くの言葉をかけられたことで、「あのときの判断が正しかった」と実感したといいます。
その後、警察や家族、教員、周囲から多くの言葉をかけられたことで、「あのときの判断が正しかった」と実感したといいます。
一言の声かけが、人を救う
「当たり前のことをしただけだと思っています。でも、この出来事を通じて、“本当にこんな事件が身近で起きるんだ”と実感しました。
今後は、情報に不慣れな方を見かけたときには、ためらわず声をかけたいです。もし違っていても、それでいいと思うんです。」
現在、経済学部で髙橋ゼミに所属する土屋さん。将来は金融機関への就職を目指し、資格取得などに励んでいます。
「今回の経験は、金融業界を目指す上でも大きな学びになりました。一言の声かけが人を助けるきっかけになると、身をもって感じました。」
今後は、情報に不慣れな方を見かけたときには、ためらわず声をかけたいです。もし違っていても、それでいいと思うんです。」
現在、経済学部で髙橋ゼミに所属する土屋さん。将来は金融機関への就職を目指し、資格取得などに励んでいます。
「今回の経験は、金融業界を目指す上でも大きな学びになりました。一言の声かけが人を助けるきっかけになると、身をもって感じました。」
