阪南大学国際観光学部は、1997年4月に西日本の4年制大学で初めて「観光」を冠する学科として開設された国際コミュニケーション学部国際観光学科に礎としています。2010年4月に国際観光学部として発展的に改組され、本年4月に開設10周年を迎えました。
　この間、観光を取り巻く環境はめまぐるしい変化を遂げていますが、本学部は観光文化・観光計画・観光事業という3つの教育研究領域を大切にしながら、多様性と個性あふれるゼミナール活動を通して、社会のさまざまな要請に応える人材育成に取り組んできました。これまで長きにわたって観光にかかわるさまざまな教育・研究活動に取り組んでこられたのは、ご支援ご協力いただいた地域や企業の皆さま、本学を巣立っていかれた多くの先輩方をはじめ、本学部の活動にかかわってくださったすべての皆さまのおかげであり、心から感謝申し上げます。これからも理論と実践が織りなす体系的な学びを通じて観光の本質を考える学部をめざし、邁進してまいります。