2019.11.1

経営情報学部学生広報誌「じぇむ」no.25 大学祭実行委員長の熊木勇斗さん

文:池田梨紗子  写真:服部美雪

今年の目玉は、鈴木伸之さん・お化け屋敷・移動式動物園

 今回、大学祭実行委員長である経営情報学部3回生の熊木勇斗くんにお話を聞いてきました。
——:今年の大学祭の日程はいつですか?
熊木くん:11月3日の日曜日と4日の月曜日の祝日です。
——:今年の目玉企画は何ですか?
熊本くん:1日目の芸人のお笑いLIVEと2日目の劇団EXILEの鈴木伸之さんのトークショー、そしてお化け屋敷と移動式動物園が目玉企画となります。お化け屋敷はプロの演者に来ていただいていて、本格的なものになります。
——:地域の方に向けた企画はありますか?
熊木くん:河内天美駅前の駐車場で、地域の方による模擬店の出店やステージ企画などがあります。「はぴなん」(阪南大学のキャラクター)と「ぽすくま」(日本郵便のキャラクター)による風船配りなど子ども向けの企画もあります。
——:雨天の場合でも楽しめる企画はありますか?
熊木くん:お化け屋敷やお笑いLIVE、トークショー、子どもフェスティバルなどがあります。
——:今年の大学祭に足を運ぶ方に向けてコメントをお願いいたします。
熊本くん:今までの大学祭に比べて今年は特に学生向けの企画を用意していますので是非、お楽しみください。

大学祭実行委員会では心の引き継ぎを大事にしている

——:次に大学祭実行委員会についてお聞きします。
大学祭実行委員会内での先輩・後輩の間柄はどうですか?
熊木くん:良好です。学生の組織は入れ替わりが激しいため、いかに下に引き継ぐかが大事になってきます。心の面の引き継ぎを凄く大事にしている分、めちゃくちゃ仲良いです。
——:大学祭実行委員会内部での親睦を深めるイベントはありますか?
熊木くん:運動会を開催したり、部署ごとでバーベキューをしたりとか。旅行に行く部署もあります。
——:大学祭当日は,実行委員が毎日総出するのですか?
熊木くん:はい。300人以上のスタッフが4日間、準備・運営・片付けなど全部します。
——:大学祭実行委員会には6つの部署があるそうですが、色々な部署を経験していくのですか?それとも,エキスパートとして一つの部署でずっとやっていくのですか?
熊木くん:基本的には同じ部署で3年間続けます。1回生から2回生に上がるタイミングで部署変更が一度できます。
——:どのような人が大学祭実行委員会に入ってほしいと思いますか?
熊木くん:自分の頭で考えて挑戦できる人。みんなで何か大きなものを作り上げることを楽しめる人ですかね。

経営管理論で学んだことを実行委員長の仕事に活かす

——:続いては熊木くんについてお聞きします。
初めに、阪南大学に入学した理由と経営情報学部を選んだ理由をお聞かせください。
熊木くん:えっと、正直に言っていいのかな。高校の友達が阪南の経情に行くと言ってたからです(笑)
——:正直ですね!(笑)入試区分を教えてください。
熊木くん:公募制推薦です。
——:大学祭実行委員会に所属するきっかけを教えてください。
熊木くん:入学後、何かサークル活動なり部活なりをしようと思っていた時に勧誘を受けて、その時勧誘していた人がキラキラしていて楽しそうでその人に惹かれて入りました。入ったら世界が変わりました。学部関係なく先輩後輩ができて楽しかったです。
——:大学祭実行委員会の中で今までどんな役をやってきましたか?
熊木くん:2回生の時に新歓長をやりました。部署では1回生も2回生も広報をやりました。
——:大学祭実行委員会は300人以上とかなりの大人数ということですが、実行委員長になるのにプレッシャーはありませんでしたか?
熊木くん去年の実行委員長がしっかりした方だったのもあって最初はプレッシャーがありました。でも、やっているうちにだんだん勝手がわかり、今は自分たちの代でどこまで行けるだろうとわくわくの部分が大きいです。
——:実行委員長として大人数をまとめる上で心がけていることを教えてください。
熊木くん:大きく分けて二つあります。1つ目は目標を明確にする。今年であれば8000人の来場者を迎え入れてお客さんに満足していただく。そこに行くまでに何が必要か考えさせて実行させることです。2つめはコミュニケーションです。相手とのコミュニケーションの中でバックグラウンドを知り、信用を得るようにしています。
——:経営情報学部で学んだことで、大学祭実行委員会の仕事に役立ったものはありますか?
熊木くん:経営管理論の授業で学んだことが委員会に生かせるのは楽しかったです。特に、授業で習った「リーダーシップ」のところは実行委員長の仕事にとても役に立ちました。
——:大学祭実行委員をやってよかったことを教えてください。
熊木くん:大学祭のこと以外でも、普段の悩みを聞いて、一緒に考えてくれる最高の仲間ができたことです。
——:大学祭実行委員長を経験して得たものや身につけたものはありますか?
熊木くん:挑戦するということです。阪南大学には、頑張る場所がいっぱいあって、自分は大学祭実行委員会に出会えて今頑張れています。阪南最高!

取材を終えて

大学祭実行委員会内部の関係や熊木くんのリーダーシップのお話などとても興味深かったです。授業での学びを活用できる団体は素敵だなと感じました!熊木くんの熱いお話を聞いて今年の大学祭もとても楽しみです。熊木くん、お忙しい中お話を聞かせてくださりありがとうございました。
池田梨紗子

大学祭の裏話みたいな雰囲気で楽しく撮影させて頂きました。熊木くんのお話を聞いてから大学祭に参加すると今までとは違った視線で楽しめそうです。個人的には本格的だというお化け屋敷がとても気になります。この度は、ありがとうございました。
服部美雪

ゼミ指導教員より

山内ゼミの中での熊木くんは、教室の中での勉強でも屋外に出るフィールドワークでも何かを学び取ろうとする積極的な姿勢があります。ゼミでは毎年6月に東京ディズニーリゾートで勉強会を行っていますが、そこでも熊木くんはディズニーが提供する「おもてなし」などのマーケティング活動について熱心に研究していました。そうした積極性や熱心な姿勢は、すべて大学祭実行委員長として“今まで以上により良い(楽しい)大学祭”を実現するためだと知り、彼の責任感とリーダーシップにも感心させられました。
山内孝幸
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