2021.2.15

阪南大学高等学校で高大連携授業(「非常事態と法」)」のグループディスカッションを行いました

 令和2年11月6日、阪南大学高等学校の2年生を対象に、総合的な学習の時間を利用した高大連携授業第2回目を実施しました。前回の基本講義に続くもので、法律学に興味を持った高校2年生の皆さんが各グループに分かれて、さらに法律学の議論に触れ、問題意識等を膨らませていく機会となります。
 担当教員の他に、日ごろから法律学を学修している3名の経済学部生(いずれも、法学研究会会員)にもチューターとして参加してもらい、高校生からの質問に答えてもらいました。松本幸さん(本学部4年生、1年次に法学検定試験スタンダードコースに合格)、田川里菜さん(同1年生)、濱田 樹君(同1年生)の3名です。ビジネス法パッケージ所属教員が「緊急事態と法」をテーマに行った基本講義の内容を各グループが掘り下げていくなかで、担当教員やチューターが質問に応じるという形で授業が進められました。
 阪南大高生の皆さんにとっては初めて法律学の議論に触れ、チューターの3名にとっては高校生の質問に法律学の観点から解答するという普段は経験しないことにそれぞれ挑戦しました。事前準備ももちろんしましたが、やはり最初は緊張したようでした。ただ、徐々にコツをつかんできたようで、活発なやり取りがされるようになっていきました。
 このグループディスカッションで獲得した視点もとに、阪南大高生は問題を自分たちで分析していくことになります。
 最後の発表会の様子は、またアップ致します。
 なお、今回チューターとして頑張ってくれた3名の経済学部生の感想を掲載します。

経済学部 ビジネス法パッケージ所属教員一同

松本幸さん(本学部4年生、三木ゼミ、法学研究会会員)

 今回この授業に参加させて頂く前に、受動的な授業ではなく、高校生が自ら新しい発想を閃いてもらう為にはどうしたら良いのか。そして、その発想から法律に絡めてもらうためにはどうしたら良いにかを事前準備で大変苦労いたしました。今までは、ご教授をして頂く側でしたので、法学研究会の顧問である松村先生に何度も相談しました。
 実際にグループディスカッションの場に行きますと、今まで私が考えもつかなかった発想を高校生が閃き、そこに法律学の思考を踏まえようと真剣に取り組んで頂けたので、自分自身も実のある時間になりました。
 また、この連携授業をきっかけに、もっと法律に興味を持って頂ければ幸いです。さらに、自分への新たな課題も見つけることが出来ましたので、日々精進します。
 貴重な経験をさせてくださり、ありがとうございました。

田川里菜さん(本学部1年、法学研究会役員)

 高大連携授業では、高校生から法律学に関する質問をされるというこれまでにない経験をしました。自分自身も法律学を学び始めたばかりでしたが、阪南大高の皆さんからの質問を受けて考えることで、自らの学びにもつながるものと思い参加を決めました。課題を考える上で登場人物や対立する利益がどのようなものであるのかを冷静に分析することが大切である、という日ごろの学修で教わっている視点を伝えるように心がけました。出来るだけ丁寧に解説するようにしていると、高校生の皆さんも徐々に理解を深めていくのがわかり、とてもうれしく思いました。私自身も阪南大高生の皆さんと一緒に、法的な思考というものに少し難しさを覚えながらも、法的な思考で課題を分析し理解していくという作業に興味を持ち、かつ楽しさも覚えました。こうした経験をできたことをうれしく思います。

濱田康樹君(本学部1年、法学研究会部長)

 今回の高大連携授業は、私自身一回生で未熟である立場で参加させていただきました。そのため内容の多くが初めてであり、貴重な経験となりました。
 具体的には今までの「先生の発信された学を学ぶ」という受け身の学習とは異なり、「講義内容の一部を自分が手助け(発信)させていただく」という主体的に学を学ぶことを経験できる有意義なものでありました。
 また、自身が教える立場であり、講義内容を理解しておく必要性が求められることを認識することで、ただ一人で漠然と自習するよりも、他人にその情報を伝達することを前提として学習する方が講義内容を身につけることが出来ることを学びました。
 だから私は、自ら積極的に講義に参加して主体的に学ぶ姿勢や、学んだ情報を他人に伝えられるような形で深く身につけるなど、今回の高大連携授業で学んだことを活かし、これからの学生生活や人生に精進したいと思います。