2018.12.12

大阪府柏原市でのフットパス調査

ゼミ3年生が柏原市でフットパス調査

 10月27日(土)に、国際観光学部 塩路研究室 3年生8名が、大阪府柏原市で、NPO法人おいなーれ柏原の助成とまち案内で、フットパス調査をしました。
 同調査は、道明寺での調査と同様に、「河陽鉄道開通120年・明治の鉄道遺産研究・啓発プロジェクト」の一事業として、NPO法人おいなーれ柏原から「明治の鉄道遺産とまちの調査」のご依頼を受けたことで実現しました。
 おいなーれ柏原の桝谷様、中島様、当日のご案内など、ご協力ありがとうございました。今回は、学生たちが柏原を歩いて感じたことや考えたことを報告します。

柏原の観光振興と鉄道遺産まち歩き
 3年生 三枝 寛和

 10月27日、私たち塩路ゼミは柏原市にてフィールドワークを行いました。「明治の鉄道遺産と町の調査」をテーマに、「NPO法人おいなーれ柏原」の桝谷さん、中島さんに案内していただきながら散策しました。

 まずは「煉瓦の積み方講座」を受講しました。煉瓦で作られた2つの溝橋に訪れてみると、イギリス積みとフランス積みの違いが分かるようになりました。面白かったのは煉瓦を積んだ技術者のこだわりです。煉瓦を削っていたり、焼いて色を濃くしていたり、同じ路線の近くの溝橋なのに積み方が違っていたりと、魅力的でした。また、お邪魔した昔の町屋も誇るべき地域資源だと感じました。その家の方に、場面に応じた門の閉め方・開け方を説明していただきましたが、町屋ってこんなに考えられて造られているのだなと昔の人の深い知恵が感じられました。梯子をかけないと上がれない女中部屋や隠し階段なども初めて見ました。これは外国人観光客にかなり楽しんでもらえる施設だろうと思います。「代々続いていくように」と町屋近くに植えられていた橙なども昔の日本を感じられて良かったです。
 次に、歩いていると注染染めの工房がありました。昔ながらの手法で、泥を使って手作業で染めていました。伝統工芸文化が今にも紡がれていることに驚き、同時に魅力的な地域資源としての可能性を感じました。昔は、染め物を乾かしている様子を柏原のあちこちで見ることができたと聞きました。現代でも、歩いていてそのような光景が見られると楽しいのにとも思いました。
 鉄道遺産に関わる多くの資料を展示している「松永白州記念館」にも訪れました。この施設には、鉄道遺産だけでなく、松永白州さんの書道作品や漢方医の医療道具なども多数ありました。観光資源としてだけでなく、なくしてはならない昔ながらの資料を保存するための施設として、とても意味があると感じました。
 柏原のまちを歩きは、地域資源の豊富さを感じました。どれもが何かしらのストーリーを持っており、歩きながら柏原の歴史を辿ることができたように思います。今回のようなまち歩きが気軽にできるよう、まち歩きルートをいくつか設定し、観光客だけでなく地元の人々にも歩いてもらうことで地域に住む人の意識が高まるのではないかと思います。ゆくゆくは地域住民にガイドしてもらうことが望ましいとも考えます。
 2回のフィールドワークは、とても楽しく歩かせていただきました。「人」も重要な地域資源であり、桝谷さんと中島さんのように魅力的な「人」がいることで柏原の未来は明るいと考えています。

柏原の歴史をたどる
 3年生 上田 綾子

 今回は、柏原の鉄道遺産と町の調査をしに行きました。最初に、柏原南口駅のホームの屋根を支える部分には昔のレールが使われているということに鉄道との関わりを感じました。私たちが昼食をいただいた所は倉庫だったのですが、話を聞くと昔は酒の保管場所でこの周辺は酒づくりが盛んだったようです。そのような場所が今なお残され利用できるのが良いなと感じました。電車の橋梁はレンガ造りになっているところが何か所かありました。このレンガ積みはよく見るとイギリス式とフランス式で積み方が異なっていました。
 奈良街道には町屋が多く並んでいたそうで、昔の作りが残っている家に行きました。特徴である入り口が低くなっているのは見たことがあったのですが、低いだけでなく扉が2重になっていて店を開くときや時期によって使い分けているそうです。倉庫や隠し階段、古い資料や絵がきれいに残されていて昔の生活の情景を想像できました。
 歩いていると川があり、手彫りでできた川と聞いて驚きました。この川は柏原船が通っていて下りの時は人が引っ張っていたそうです。ここの川を泳いで橋の下をくぐり大きい川に出られると真の男だと言われていたそうで、昔ながらの言い伝えで面白いと感じました。そして川沿いには染め物の工場がありました。柏原は注染手ぬぐいが有名で、泥を使って模様をつける伝統の方法を初めて見ました。てぬぐいを干す場所も高いところなので実際に干しているのを見たかったです。体験もできたらいいなと思いました。

 次に、私たちは松永白州記念館に行きました。ここは、松永白州の書作品を1,740点所蔵しています。同館では、季節よって展示物を変えており、訪れるたびに違うものが見れるのでまた行きたいと感じさせられました。作品だけでなく鉄道関係の資料も多くありました。鉄道ブームにより、紀陽鉄道が認可され紀南鉄道となったことや外国の電車をまねて日本製の電車が作られ走るようになったことなど、鉄道の歴史について学ぶことが出来ました。ぶらっとくる人も気さくに迎え入れるそうで、とても居心地の良い暖かい雰囲気を感じました。
 今回最も驚いたことは川の場所が変わったことです。川が通っていた跡に堤防が2段になっていて、いろいろなところに堤防を埋め立てた跡を見つけました。大和川流域の図や川の工事・管理に携わった人の功績を称える石碑が建てられていました。また、川のところにある笠石部が花崗岩の樋が有形文化財に登録されています。近くには、おしゃれなふとん屋があり、昔は和綿の畑が広がっていたそうです。そのような光景を見られないのが少し悲しい気持ちになりました。また、地面にはカルタのような陶板の町の歴史や特徴を表現しているイラストもあって遊び心があるところもありました。
 柏原は、歴史と伝統が受け継がれているところだと感じました。でも、レトロでおしゃれな店もあり若者も好みそうだと感じました。リノベーションをしてイベントも開催しているそうなので行ってみたいです。今回は鉄道遺産として歩きましたが、鉄道だけでなく川の歴史も深いことが分かりました。でもガイドさんの話を聞かないとわからないので昔の情景を感じられるような説明ガイドなどあると分かりやすいと思いました。柏原のことを深く知ることができてとても良い体験になりました。

柏原を歩いて見つけた地域資源
 3年生 田村 晃大

 今回、私は大阪府柏原市古町をまち歩き調査しました。柏原市古町には明治時代からの鉄道遺産が残されています。私たちは、そうした鉄道遺産と河陽鉄道時代の史料が公開されている松永白州記念館を訪れました。
 最初に紹介していただいたのは柏原~柏原南口にある「第1号溝橋」、「第2号溝橋」と呼ばれる橋梁です。橋台は煉瓦造なのですが、鉄道構造物の中では採用されることが少ない煉瓦の長手と小口を交互に積んでいく「フランス積み」で構築されており、隅部の処理方法に作り手のこだわりが見られることも魅力のひとつです。また他の場所の橋台は色違いの煉瓦を組み合わせる「イギリス積み」で構築されていました。「イギリス積み」は装飾的な印象を受けました。私たちのような若い世代の人々が思わず写真を撮ってしまうスポットがそこにはありました。
 次は旧街道にある古民家へ案内していただきました。この古民家には現在も住民の方が生活しておられます。実際に家の中に入れていただき、昔使用していたそろばんや本、さらには蔵まで見せていただきました。また昔の扉はどうして小さな入口があるのかということやどのように施錠していたのかなどを説明していただきました。

 続いて松永白州記念館に行きました。書道家である松永白州氏の業績を継承する記念館です。この記念館は江戸時代に建てられた建物をそのまま利用し、作品を展示しています。松永家は江戸時代に庄屋を務めるだけでなく漢方医も代々輩出しており、古文書や絵図なども多数所蔵しています。記念館では河南鉄道初代支配人・常務取締役である松永長三郎が残した河陽鉄道、河南鉄道の社内文書や当時の様子を見ることのできる写真のほかに、路線の延伸、停車場の変化、車両の使用状況、経営状況などを知ることができる貴重な史料が保存されています。さらに松永白州の書作品が1740点も所蔵されており、それらの所蔵品の中から年4回、四季に応じて展示替えをし、公開しているそうです。私はこの記念館で実際に河陽鉄道と河南鉄道に関する様々な史料や写真に加えて、漢方医の使用する百味箪笥や薬研、実際に使われていた篭を見学させていただきました。
 今回のまち歩きでは瓦で構築された、いくつかの橋梁を見ました。私はこれらの橋梁を見て若者向けの写真を撮りながらまち歩きを楽しむツアーを作成すれば良いのではないかと考えました。そう考えた理由はフォトジェニックなスポットが多いためインスタグラムなどのSNSが流行している現代の若者を中心としたニーズに合っているからです。また、松永白州記念館では貴重な史料を実際に見学させていただき、今回の鉄道遺産の歴史を後世に伝える語り部として重要な役割を担っていると感じました。

柏原の魅力の再発見と活性化
 3年生 吉田 翔一

 10月20日(日)の藤井寺駅周辺のフィールドワークに引き続き、同月27日に柏原市古町でNPO法人おいなーれの方々と柏原まち調査を行いました。道明寺駅から近鉄道明寺線を利用し柏原駅で下車しました。柏原駅の鉄骨は、以前河南鉄道で利用された線路を使っているため、注意深くみると特徴的なシェイプで趣を感じます。また地域の顔となる駅が古き良きものを大切にする精神を感じさせ、地域づくりの歴史を知ることができます。
 続いて、私たちは奈良街道を歩き町屋づくりの重要文化財宅に訪問させて頂きました。格子戸や囲炉裏が備わった畳部屋は、人工的には再現しにくい本物の部屋の香りと落ち着きのある空間でした。特に私が注目した点としては、古文書などの重要な資料が多かった点です。状態が非常に良くかつ戦前の絵本など貴重な物が保存されていて、私たちのような若い世代にとってはかえって新鮮に感じました。インターネットが普及しスマートフォン一台あれば調べることが可能な時代だからこそ、体を持って見たり聞いたりと実感することが大切だと思いました。またそうしたことから、古文書から新鮮なインスピレーションを感じることができました。

 次に、老舗の染料工房を訪ねました。行く途中の川には緑色の染料が流れていましたが、聞くところによれば「自然資源の染料だから問題ない」ということでした。川の色が染まるということでは、染料が盛んな地域ならではの魅力です。 
 飲食店などイベント開催の場として利用される「大正通りポケット・プロジェクト」は、この秋にオープン予定で街に活気をもたらす起爆剤となる見込みです。そのほか英国式やフランス式の煉瓦造りや書道家の松永白州記念館、JR柏原駅周辺の小売店を回りました。
 現段階としては、人が集まる方向がどうしても道明寺や天王寺に向き、老舗店や文化財の保全に当たる人口が衰退していく流れにあります。その改善策として、私は、フィールドワーク中に若者の目を引いた古文書の壁画アートや独創的なことで言えば、いくつかあった銅像に服を着せて季節感を出すなどユニークな考えも地域住民から愛着を持ってもらえる要因に繋がると思います。
 前回に歩いた道明寺とは少し魅力や問題点が異なるため、個々の地域だけで活動するのではなく連動して互いの地域の魅力を引き出すことも重要であると感じます。その理由に近隣地域との結びつきによって地域を経済的に活性化できるということ、隣地域に愛着を持つことで人口減少を防止できること、互いの地域の欠点を補えることの3点が挙げられます。道明寺・柏原のまち歩きをしたことで、地元民ではない私が、これらの地域の人々やモノ、歴史に触れたことで地域に愛着を感じました。このフィールドワークを通じて地域住民の繋がりが地域の魅力再発掘や地域活性に結び付くことを確信しました。

柏原の街を歩いてみて
 3年生 前田 果歩

 10月27日に、私たちは2回目の鉄道遺産を巡るまち歩きをおいなーれ柏原の桝谷さんと中嶋さんと行いました。今回は柏原南口駅から始まりました。駅を出てすぐに鉄道遺産を感じるレンガ造りの橋がありました。その後にもいくつかのレンガ造りの橋を見ましたが、フランス積みとイギリス積みといったように積み方が少し違いました。桝谷さんに聞くまで気づくことも見分けることもできませんでした。
 次に訪れたのは昔のまま残っている町屋でした。実際に中に入らせていただき、からくりのような格子戸や昔使われていた辞書や絵本のような絵がたくさん載っている物や商売をする際に使われていたそろばんなどを見させていただくだけでなく、実際に触らせてもらいました。資料館などでは絶対に触ることができないのでとても貴重な経験でした。歩きながら染め物をしている工場や明治時代にできた鉄橋などを渡り、松永白洲記念館へと行きました。ここではまず初めに松永白洲さんについての話を聞き、その後、鉄道遺産との関係について話を聞きました。ここでも話や写真を見るだけでなく、実際に自分の目で本物の資料を見て触れることができたのがとても良かったです。
 今回は話を聞くと言うよりは、自分の目で見て触るということが出来たので1回目のまち歩きよりも興味津々になって楽しみました。柏原はレンガの橋や歴史を感じる家などたくさんあったので、とても写真映えする場所だと思いました。今流行っている「インスタ映え」といった言葉がありますが、その流行に乗り「インスタ映えスポット」を何個かポイントとして設定しておいて、まち歩きコースを提案したりすると若者ももっと柏原を訪れてくれるのではないかと考えました。
 1回目も2回目もおいなーれ柏原の桝谷さんと中嶋さんはとても親切に案内してくださいました。初めての道明寺と柏原だったのですが、もっと良い場所があるのではないかと地域の魅力に引き込まれました。そして、鉄道が大好きな人は道明寺や柏原を訪れるべきだと思います。鉄道遺産を感じるだけでなく触れることもできるのでお勧めのスポットだと思いました。

柏原フットパスを終えて
 3年生 薮内 拓真

 私たちは、10月27日に柏原市でフットパスを行いました。柏原の歴史的な建物や鉄道、大和川の歴史など、羽曳野に住んでいる私でも知らなかった柏原の魅力をたくさん感じることができました。
 私が今回の調査を終えて特に面白い、良いなと思った場所が2つあります。1つ目は松永白秋記念館です。ここでは河陽鉄道時代、河南鉄道時代の貴重な資料がたくさんあり柏原の鉄道遺産の歴史について学ぶことが出来ます。そのほかにも書家である松永白秋の作品が季節ごとに代わり代わり展示されていて、実際に見ることが出来ます。これらにも興味が沸き、良いなと思ったのですが、それよりも私が感激したのは、館主の松永明さんの人柄です。これは私個人の偏見かもしれないですが、このような施設の館主の方はお堅いイメージがあり、若者にはとっつきにくいのではないかなと思っていました。でもここではそんな心配はいりませんでした。私たちのような若くてあまり鉄道や書物に興味のなさそうな人にも優しく気さくに話してくださり、もてなしてくださるので、とても居心地が良く、また訪れて話したいなと思いました。 
 2つ目はレストランとその近くにある民泊施設です。レストランの方はまだ建設中でしたが、そこは今流行りの古民家をリノベーションしたレストランで、駅からも近く立地も良い場所でした。もしここがインターネット上で短期間に爆発的に話題が広がれば、多くの若者や外国人観光客も柏原を訪れるかもしれません。また、商店街のなかにあるので商店街の活性化にも繋がるかもしれません。そんな可能性を秘めた場所ではないかと思います。ここは案内役の方が最後におまけ程度に紹介してくださりましたが、ぜひフットパスのコース内に入れてほしいと思いました。
 一方で私が今回柏原を歩いて感じた改善点もいくつかありました。その中で最も改善した方が良いと思ったのは、大和川を渡る際に、わざわざ狭くて自転車の通行量がとても多い橋を渡った点です。この橋を渡る際に何度も自転車とすれ違い、前からも後ろからも自転車が来るので危険だと思いました。また案内役の方はその橋の上で立ち止まって丁寧に話をしてくださったのですが、地元の方の通行の妨げになっていたように思います。これから多くの人を呼ぼうとしているのであれば、コースの変更を検討した方が良いのではと思いました。あるいは、もしここを通らざるを得ないのであれば、橋は通るだけの方が良いのではないかと思いました。
 柏原も道明寺も立派な観光資源がたくさんありますが、それ以上に人情味のある温かい町でした。観光客を集めるのも地域活性化の一つの策ですが、「第二の人生をこのまちで暮らしたい」と思ってもらえるようにPRをして、訪れてもらえる人を増やしていくのはどうでしょうか。

柏原の過去と現在
 3年生 中山 大輔

 私たちは今回、柏原のまち歩きを行いました。柏原に住んでいる友達がおり、柏原が田舎だという情報はありましたが、それ以外は柏原についての情報は全くありませんでした。まずはじめの出発地点は柏原南口駅でした。私が驚いたのは、柏原南口駅には改札がありません。そして、駅員が居ません。これまで20年間大阪で生活してきましたが、柏原南口駅ほど小さい駅は初めてでした。

 スタートの柏原南口駅から少し歩くと、小さなトンネルのようなものがありました。それはフランス製のトンネルらしく、どこかレトロな雰囲気を醸し出していました。まち歩きの出だしからレトロな雰囲気を醸し出したトンネルを発見したため、昔の町がそのまま残っているのだと思いましたが、そういうことではありませんでした。いまどきの一軒家も多くあり、柏原という町は住宅の密集した町だと歩いていて感じました。しかし、所々に歴史を感じるものがありました。江戸時代から残されている家や、染め工房など、歴史を感じる建物がありました。中でも染め工房は大変興味深いものでした。田舎に行けば伝統的な物づくり工房が残っている所もありますが、大阪にもそのような工房が残っていることは驚きでした。
 住宅街を抜けるとそこには河川敷があり、その上には電車が走る橋が架かっていました。ドラマなどでよく見る美しい河川敷に心が安らぎました。まち歩きの後半に、松永白州記念館に立ち寄りました。そこには伝統的な書物や、柏原と道明寺を繋ぐ河陽鉄道の歴史などが多く残されており、興味深いものが多くありました、中でも印象に残っているものは、河川敷に架かる橋の写真です。その写真は、柏原をまち歩きしている時の河川敷とほとんど同じ風景の写真でした。現在も過去もそれほど変わらぬ姿に、柏原の歴史を感じました。
 柏原のまち歩き終盤は、少し賑わった雰囲気の町並みでした。隠れ家のようなゲストハウスや、オープンと同時にすぐ売り切れてしまうパン屋など、現在の流行りに乗った建物をいくつか見ることができ、これからの柏原がさらに活性化していきそうに私は感じました。柏原を歩いて、歴史を残しつつも現代の流行を取り入れた新しい町の片鱗を感じることができました。

柏原市をフットパス!
 3年生 中田 亮輔

 私は、10月27日に柏原南口駅からまち歩きをしました。まず初めに思ったことは、柏原南口駅は、大変小さい駅でほとんど何もない駅でした。正直なところ、隣接する駅トイレも汚く改善した方が良いと思いました。駅を出て、少し歩いたら古い民家に着きました。そこは古い家の歴史を感じさせるところでした。私が大好きな「大阪暮らしの今昔館」で見た家のようでした。そんな家を見たり実際に入ったりできるとは思ってなかったので興奮しました。そこでは、昔の辞書みたいなものを見せてもらったり、貴重な体験をすることができました。玄関から家の仕組みが今とは違い、住むだけではなく店としてやっていたということも感じることができました。そのあとは、昼食のお弁当をいただきました。地域のお弁当屋さんが私たち若者向けのおかずを作ってくださったそうです。ありがとうございました。
昼食を頂いたあとは、松永白州記念館に向かいました。松永白州記念館は、とても居心地の良い場所でした。近鉄線の成り立ちなど色々な説明をしてくださいました。お茶やコーヒーなど出していただきお菓子までいただいたりして至れり尽くせりでした。記念館では、とてもゆっくりすることができ、フットパスでは重要な休憩所となる場所だと思いました。畳の床で日本を感じることができ、海外の人でもとても楽しめる場所だと感じました。なかでも私が素晴らしいと思ったのは、奥さんが自分で書いたという柏原市の地図とシーボルトなどが関与したオランダ医学の絵を見たことです。細かいところまで書いてありとても印象に残りました。
 松永白州記念館を出てからは、JR柏原駅に向かいました。JR柏原駅の周りは大変おしゃれになっており、カフェスペースもある良い雰囲気のパン屋がありました。そこは夕方の時点ですべて売り切れていたので地元でも人気のある店のようでした。柏原を訪れる人にとっても良い休憩場所になりそうです。
 道明寺地域の藤井寺市に続いて柏原市も、私は行ったことがなく、初めての体験でした。大阪に住んでいながら、行ったことがない場所ばかりでなにか悔しい気持ちになりました。柏原市は外国人の旅行客が来ても居心地よく楽しめるところだと思いました。NPO法人おいなーれ柏原の桝谷さんが優しい方でお話がわかりやすく自然に柏原市の魅力が伝わったので、ぜひもう一度柏原を訪ねたいと思いました。

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