塩路ゼミ2年生がカナダに協定留学

 国際観光学部 塩路研究室2年生1名が、カナダのゲルフ大学(6ヶ月)に協定留学しています。今回は、留学先での学生の体験を報告します。

ゲルフ大学留学とホームステイ
国際観光学部2年 前田 果歩

 私は現在カナダのゲルフ大学に半年間留学をしています。ゲルフ大学はトロントから車で1時間程の場所に位置しており毎日野生のリスが見れるほど自然豊かでとても住みやすい地域です。また日本では主な移動手段は電車なのですが、ゲルフは電車よりバスが主な交通手段となっています。
 今回の報告では、学校での出来事やホームステイ先について書きたいと思います。まず初めに学校での事です。大学はホームステイ先からバスで30分の場所にあり、毎日バスに乗り登校しています。私のクラスは日本人6人韓国人4人サウジアラビア人1人中国人1人の計12人だったのですが、タームも変わりクラス替えもあり、日本人11人韓国人3人サウジアラビア人2人中国人1人の計17人になりました。とても日本人が多いのですが、クラス全員仲が良いクラスなので、みんなで話していることが多いです。授業内容はペアワークが多く日本の授業とは違い、クラスメイトや先生と沢山ふれあいながら授業を受けることができます。また、休憩時間を利用して他の国の言語や文化を教えてもらったり放課後は寮へ行かせてもらって韓国料理を食べさてもらったりと毎日とても充実しています。

 ゲルフ大学では、ELP (English Language Program) を対象としたイベントがたくさんあります。休日にナイアガラの滝へ連れて行ってもらえるイベントや、最近ではカボチャを掘ってジャック・オ・ランタンを作るなどのイベントに参加しました。また、“Buddy program”といった現地の学生と過ごす制度などもあり、現地の学生と一緒にランチをしたりしています。私のbuddyは一つ下の女の子なのですが、とても私によくしてくれて私自身も彼女と過ごす時間は楽しい時間になっています。最近嬉しかった出来事は、彼女がチョコチップパンケーキを私のために作ってくれたことです。写真はそのときの様子です。

 次にホームステイ先について書きます。私のホームステイ先にはホストマザーと12歳の娘がいます。最近までは中国人のルームメイトがいたのですが、出て行ってしまった為留学生は私だけになりました。ホストマザーはとても優しい人で毎日必ず学校での出来事を聞いてくれます。私にとっても会話をする練習にもなるためとても感謝しています。また、休日には一緒にラザニアを作ったりお菓子を作ったりしています。こちらに来た当初は部屋から出られず最低限の会話しかしていなかったのですが、最近は一緒にリビングでテレビを見たりお手伝いなどをしてたくさん会話をしています。
 約2ヶ月間、カナダで過ごしてみて、カナダの人は優しい人ばかりだなと思いました。例えば、建物に入る際に必ず前の人がドアを開けて待ってくれていたり、店員さんは必ず最後に “Have a good day!” と言ってくれます。日本にいるときは何も感じなかった単語なのにカナダに来てこの単語は素敵な言葉なのだなと感じました。
 留学期間は残り約3ヶ月と少ないですが、沢山の経験をしてこの毎日に感謝して過ごしたいと思います。そしてもっと英語を磨いて自分の伝えたいことを伝えていきたいと思います。

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