塩路ゼミ3年生がカナダ協定留学から帰国

 国際観光学部 塩路研究室3年生1名が、カナダのビクトリア大学への協定留学(6ヶ月)から帰国しました。今回は、学生が実際に留学を終えて、その体験を振り返って考えたことや感じたことを報告します。

半年間のカナダ留学を終えて
3年生 山口 智也

 私はカナダのビクトリア大学に2017年4月から半年間留学していました。ビクトリアは、カナダのバンクーバー島に位置しており、ブリテッシュ・コロンビア州の州都でもあります。温暖な気候やフレンドリーな人々は、強く印象に残っています。さらに、ビクトリアは自然と都市の共存している場所だと感じました。その代表として、ビーコンヒルパークがあります。ここは、ビーチや動物園、美しい公園などがあります。現地の人々も朝の散歩や犬の散歩などに来ていました。さらに野生の鳥やリスなど日本では見られない光景があります(写真の左手前が本人)。
 ビクトリア大学はカナダでも有数の規模を誇る大学です。大学は円形になっており、薬学などの研究施設などがあります。学生も多く、たくさんの留学生を受け入れている大学です。私たち留学生は、ELC(English Language Center)で勉強します。そこには様々な国の人々が来ています。日本はもちろん、韓国、中国、チリ、サウジアラビアなど多数です。そこで、私が苦労したことは、それぞれの国の英語の発音です。例えば、韓国人学生だと、“th”の発音が独特だと感じました。最初は何を言っているかわからないこともありました。サウジアラビアから来た学生は、巻き舌や早口などで最後まで理解することができなかったです。
 私は、高校生の時から留学したいと思って阪南大学を選びました。阪南大学は留学制度が充実しているからです。カナダ以外にも、アメリカやオーストラリアなど他にも英語圏留学はありますが、カナダが最も聞き取りやすい英語だと聞いたので、カナダを選びました。ビクトリア大学を選んだ理由としては、温暖な気候であり、様々な国から留学生を受け入れている経験があると知ったからです。
 実際に、留学に行き貴重な体験をしました。現地で日本人は “shy”だと言われていました。たしかに発言は外国人留学生の方が多かったです。そのため、私は留学中なるべく多く発言するよう心がけました。留学に行ったことで他国の人々とコミュニケーションをとることはとても大事だと感じました。いろいろな考え方や、文化の違いなども知ることができて良い経験だったと感じます。

 ホームステイも経験しました。入浴や食事、生活のリズムなど異なる部分がありました。例えば、入浴時間はシャワーだけで済ますことや15分以内で入るなど初日に言われました。さらに、時間が22時までと決まっており、それ以降は入れなかったです。生活としては、基本的に家族の各自が部屋で過ごしていました。当初は困惑しましたが、時が流れるにつれて、慣れていきました。しかし、最後まで家庭生活における文化の違いで慣れることができなかった点は食事です。食事は基本的に質素でした。朝昼はパン1枚でした。夜はテイクアウトや冷凍食品が多かったです。海外では米はタイ米が主流です。タイ米は独特の風味や食感があり、人により好みがあると思います。私の好みには合いませんでした。
 ホームステイの経験を通して実感したことは、日本は食事やモノに恵まれているということです。もちろん、カナダも素晴らしい国です。しかし、カナダでも日本の製品、食事は人気があります。日本食にいたっては少し日本より高いですが、毎日、客が並んでいる店や、予約制の店もありました。海外で人気の食事や製品を不自由なく体験できる日本は素晴らしい国だと改めて感じました。 
 留学を通して英語の重要性や異文化体験だけではなく、自分自身の家族の大切さも学びました。さらに、帰国後、日本は訪日観光客にも対応していると感じました。カナダでは、電車やバスでも英語とフランス語のみの案内でしたので、観光客には少し対応ができてないという印象があります。一方で、日本は、電車では日本語の他に韓国語、中国語、英語もアナウンスされている点から対応力と今後のインバウンドの可能性を感じました。

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