ようやく沖縄での留学生活を満喫できているようです

 今月も沖縄県名護市の名桜大学に留学している尾﨑友紀さんからレポートが届きました。今回は「沖縄の植物」という授業で名護岳に野外実習に出かけたり、「日本語表現論」の授業でカンボジアからの留学生と交流したりする様子を報告してくれています。また、2021年度後期から名桜大学に留学している阪南大学国際観光学部の学生や他大学から名桜大学に留学している学生と本島北部を周った様子も伝えてくれています。コロナ禍もやや落ち着いていることから、授業や日常生活面でようやく沖縄での留学を満喫できているようです。引き続き、感染対策を施しながら充実した留学生活を送ってほしいと思います。(森重昌之)

留学先での様子

  • 名護岳から見た名護市内

  • オクラホマプライベートビーチにて

  • 留学生センターに住んでいる国内留学生での花火大会

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沖縄に住んでみれば20℃でも寒い

国際観光学部3年 尾﨑友紀

 はいたい! 最近寒くなってきたので、急いで冬服を購入しました。以前、1月に旅行で沖縄を訪れたことがあったのですが、大阪から来る時と住んでいる時と比べると、やはり寒さの感じ方が違うように思います。年末に帰省の予定がありますが、今から内地の寒さが不安です。
 今月は授業で野外実習があり、名護岳に出かけました。「沖縄の植物」という講義で、沖縄特有の植物や外来種の植物などのつくりや背景などを学んでいます。今回の野外実習では、授業で学んだ植物を実際に目で見たり、現地で学習したりしました。散歩程度だと思っていたら、しっかりとしたハイキングで、獣道を歩きました。大学生になってからこれほど運動したことがなかったので、新鮮で楽しかったです。
 また、「日本語表現論」では、カンボジアで日本語を学んでいる学生とコミュニケーションをとりました。カンボジアの学生が卒論を日本語で発表してくれたのですが、言葉に詰まるところもあったものの、とても上手で驚きました。私が話した学生は「福士蒼汰が好きだったことが日本語を学ぶきっかけになった」と言っていました。それまで、アニメや文化が好きだからという理由が多かったので、意外に感じました。しかし、日本でも韓国のアイドルや俳優がきっかけで韓国語を学ぶことも多いので、意外ではないのかもしれません。
 名護岳での野外実習は午前中だけでしたので、午後からドライブに出かけました。後期から留学に来た阪南大学の田中君と、同じく他大学から国内留学で来ている2人と、計4人で本島北部をぐるっと回りました。オクマプライベートビーチ&リゾートの海を見に行ったり、本部町のスターバックスで新作の飲料を飲んだりしました。海へ行く途中、少し前に話題になっていた軽石が海に広がっている様子を見ることができました。砂浜だと思っていたら広範囲に広がっている軽石だったことが驚きで、ニュースなどで画像や動画を見るよりも、実際に見ると問題の大きさが理解できました。
 また、沖縄には温泉がなく、リラックスできる施設が少ないので、リゾートホテルなどでは日帰りで大浴場を利用できるところが多いです。先ほどのオクマリゾートの大浴場も解放されています。別日にはなりますが、そちらにも行ってきました。久しぶりにリラックスしながら大浴場に入れたことが嬉しかったです。寒くなっているので、温まることができたことが幸せでした。
 大阪では最低気温が一桁台になっていると聞きます。気温差での風邪や感染症に気を付けてお過ごしください。長いと思っていた1年の留学ですが、残り2か月半になりました。少し寂しさがありますが、後悔のないよう一日一日を過ごしていきたいと思っています。また、やーたい!