2021.7.1

森重ゼミ・尾﨑友紀の名桜大学留学報告3

緊急事態宣言の発出で、慣れない対応に苦労したようです

 名桜大学に留学中の尾﨑友紀さんから、今月もレポートが届きました。名桜大学ではこれまで、対面授業と遠隔授業のハイブリッドで授業が進められていました。しかし、6月は名桜大学でも感染拡大によって遠隔授業に切り替わり、さらに緊急事態宣言も発出されたことで、その対応に苦労したことが報告されています。特に慣れない環境の中で、いつもと異なる対応を迫られるのは、想像以上に大変だろうと思います。ただ、2週間後には再びハイブリッド授業に戻ったとのことで、感染には十分気をつけなければなりませんが、せっかく沖縄で留学していることを考えると良かったのではないかと思います。まだ梅雨は明けていないようですが、梅雨が明けるといよいよ夏本番を迎え、沖縄の醍醐味を味わえる季節となります。引き続き、現地でさまざまな経験を積んでほしいと思います。(森重昌之)

留学先での様子

  • 大学正面階段の広場(緊急事態宣言前はお昼を食べたり、話したりする人でいっぱいでした)

  • 寮の部屋から見た光景

  • 初夏が見ごろのデイゴの木

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緊急事態宣言で孤独を感じた水無月

国際観光学部3年 尾﨑友紀

 こんにちは、大阪では6月21日から緊急事態宣言が解除されたようで、安心しています。しかし、沖縄県では緊急事態宣言が延長されました。私も気を付けていますが、皆さまも十分気を付けて生活してください。そのような中での、名桜大学での6月の留学報告を行います。
 名桜大学においても、6月7日から2週間にわたって完全遠隔授業が決定し、重要な時以外には大学に立ち入ることができなくなってしまいました。それまで対面で授業を受けていたこともあり、遠隔授業での出席の取り方や、Microsoft Teamsなのか、あるいはZOOMなのかも知らされないまま遠隔授業に移行されたので、先生に確認するだけでも忙しかったです。また、大学側がMicrosoft Teamsのクラスに設定し、私はただ参加するだけかと思っていましたが、自分でコード入力しなければならないなど、わからないことだらけでした。
 授業以外で不便だったことは、図書館に気軽に行けないことでした。レポートの文献を借りようとしても、短時間での退出を求められ、ゆっくりと文献を選ぶことができませんでした。また、遠隔授業になったことでバスの運行がなくなることが不安でしたが、今まで通り運行されたので、買い物や散歩に困ることはありませんでした。
 6月21日以降、対面と遠隔のハイブリット授業に戻っていますが、緊急事態宣言中ということもあり、学内の学生の数は少ないように感じます。また、学食は現在も閉鎖されています。しかし、ハイブリット授業に戻ったことで、図書館やパソコン室を気軽に使えるようになったことが嬉しいです。
 今年の沖縄県は、まだ梅雨が明けていません。例年23日の「慰霊の日」には明けているそうですが、今年は長引いているようです。私は恥ずかしながら、「沖縄慰霊の日」があることを知らなかったのですが、追悼のために公休日になっています。前日の22日の授業で知ったので、驚きました。また6月にして、すでに常に30℃を超えているので、少しは暑さに慣れたような気がしていますが、冷房がなかったら倒れてしまいそうです。
 今月は緊急事態宣言の影響で、三線の稽古もなくなってしまい、週末が寂しかったです。一人で練習するのも自分のペースでできるので悪くはありませんが、教室の皆さんに早く会いたいです。また、私の地元・和歌山ではワクチン接種の予約が始まっているので、私も名護で接種しようと考えましたが、こちらではまだ始まっていないようです。名桜大学での集団接種が考えられているようなので、タイミングが合えば接種したいと考えています。
 皆さまもご自愛ください。またやーたい(またね)!