2021.11.9

【専門演習1の調査報告】神戸市中央区の調査を実施しました

 国際観光学部の堀内が担当する専門演習1(3年次ゼミ)では、大阪市大正区の観光地としての可能性を明らかにする調査を今年の7月5日に実施しました(リンクを参照)。大正区は大阪市中心部に近く、海岸沿いであり、かつ沖縄文化が体験できるのですが、一部を除き、賑わっているとは言い難い状況です。その理由を明らかにするため、同じく都市近辺であり、海岸沿い、中国文化・ヨーロッパ文化が体験できる神戸市中央区の元町・旧居留地近辺の調査を2021年11月8日に実施しました。当初は8月中に実施する予定だったものが、新型コロナウイルス感染症蔓延による緊急事態宣言発出のため、この日まで延期していたのです。
 大阪市大正区と神戸市中央区では、大都市近辺・海岸沿い・異文化体験が可能という点では共通しているものの、相違点のほうが大きいかもしれません。じっさいに街の様子を観察することで、その印象そして原因を論理的に探ることをこれからおこなっていきます。近日中に大阪市大正区での再調査を実施しますが、また改めて大阪市大正区の課題が浮かび上がっていくものと期待できます。