2021.7.7

【専門演習1の調査報告】大阪市大正区の調査を実施しました

 大阪市は人口約275万人の政令指定市であり、24の行政区に分けられています。それぞれの区で、独特の経済・文化・人びとの生活が営まれています。とくに大阪市大正区は、周りを運河に囲まれ、渡し舟の運行が随時おこなわれており、沖縄からの移住者が多数暮らしているいっぽうで、最先端の店なども展開しています。
 こうした独特の街並みに観光資源としての価値を見出すため、国際観光学部の堀内が担当する専門演習1(3年次ゼミ)では、2021年7月5日に大阪市大正区を対象としたフィールドワークをおこないました。じっさいにフィールドワークをしてみると、よくある都市・郊外の景観が圧倒的であり、テーマパークのように簡単に異文化体験をすることはできません。しかし、そのような場所でのフィールドワークをおこなうことによってこそ、ふだんの生活の中における楽しさや価値を見出す訓練になったと思います。
 これから、大阪市大正区以外でも、大学から日帰りで訪れることが可能な場所でのフィールドワークをおこない、コロナ禍であまり遠くに行けない今だからこそ私たちが探索すべき、大阪近郊の観光の可能性を見出していきます。