経営情報学部 福重ゼミ
新2年生:白石侑大、池田剛大、遠藤みさと、加藤夕明、岸和磨、古妻篤弥、中根智哉、福井慶大、藤原悠斗
新3年生:池田篤弥、小村彩貴、道籏竜也、池田裕登、津田昌毅
新4年生:松井昭斗、河合孝修、福村祐希、本屋敷郁実、山口真依、若城大輝
 私たち福重ゼミでは、新メンバーを加えて『産学連携プロジェクト研修会』を実施しています。今年は神戸でのフィールドワーク(テーマ「観光地の現状調査と活性化のための提案」)をかねて、1泊2日の合宿研修を行いました。
 第1弾の記事では、新しくプロジェクトに加わった私たち新2年生が2日間の研修合宿で学んだことを、福重ゼミ代表の3年生、池田篤弥先輩が紹介して下さいました。
 今回の第2弾では、新2年生の1人である、私、白石侑大から、3年生の先輩方が研修合宿で学ばれたことをご紹介させていただきます。

 研修では先輩方も多くのことを学ばれたようで、自分の課題を発見した方や、私たち2年生とは異なり、先輩としての責任を実感された方もいらっしゃいました。この研修を通して、私は先輩方と心の距離が近くなったと感じており、とても充実した2日間でしたが、先輩方にとっても充実した2日間だったようです。
 それでは、池田篤弥先輩、道籏竜也先輩、池田裕登先輩、小村彩貴先輩、津田昌毅先輩の順にご紹介いたします。

池田篤弥

 フィールドワークでは、しっかりと班内のコミュニケーションが取れました。私は、他の人とコミュニケーションを取ることがあまり得意ではありませんが、フィールドワークでの課題をみんなで取り組むことで、自然とコミュニケーションが取れていました。この関係をこれからも継続させるために、普段からコミュニケーションを継続的にとっていきたいと思います。
 今回の研修合宿の目標は、ゼミの価値観を統一させること、ベクトルを同じ方向に向けることでしたが、2日間を通して、意識できていた部分と意識できていなかった部分がありました。ディスカッションの際は意識して後輩と接していましたが、フィールドワークや食事の際には、振り返ってみると全く意識ができていませんでした。私は代表として、常に達成目標を意識しながら行動しないといけないと、改めて感じました。
 この研修では、ディスカッションやフィールドワークなどを通して様々なことが学べました。これをここだけで終わらせるのではなく、今後の活動に活かせるよう、しっかりゼミ運営に取り組んで、意味のある研修にしたいです。

道籏竜也

 まずディスカッションでは、多角的な視点から物事を考えることや、正しい思考順序の組み立てが未熟で、自分はまだ出来ていないことを痛感しました。ディスカッションだけでなく様々な活動を通して多角的な視点から物事を考えられるように、日々意識してゼミ活動に取り組んでいかなければならないと学びました。
 フィールドワークでは、実際に足を運び、改善点などの思案などを各自で行い、なければ別の視点や別のテーマなどにテンポよく切り替えて行くことを、身体で理解できました。 これは話し合いなどの進行にも通じるところがあり、会議や打ち合わせなどでも使える要素ではないかと感じました。
 今年も研修合宿を実施することで先輩としての責任感、という新たな学びを得られることができました。今年はなんと2年生が9人も入ってきてくれましたが研修前は私たち3年生がその責任を背負うことに対してまだ実感が持てませんでした。しかし、2日間の研修合宿を通して2年生と深くかかわることができ、実感が持てるようになりました。この1年間、2年生を率いて全力でプロジェクトに励んでいこうと、より一層気持ちを改めることができました。

池田裕登

 フィードワークでは、実際にその場所に行って調査をすることで、本質的な魅力や具体的な改善点などを楽しみながら見つけることができました。そして発表会では、班でたくさん話し合い、みんなでアイデアを出し合うことができました。新2年生を含め、班内での絆が深まったと感じました。
 また、ケーススタディのディスカッションでは、組織マネジメントについて学ぶことができました。組織の中には様々な人がいるので、自分の考え方や言葉では伝わらない人もいる。そういう人には自分の接し方を変える必要があることを学びました。さらに、ディスカッションの進め方や、プロジェクトを進めていくための方法も学ぶことができました。
 今回の研修合宿を通して、新しくゼミに入ってきた後輩と深く交流する機会が出来て、距離が一気に縮まったと感じました。このような機会を与えていただき、本当にありがとうございます。感謝の気持ちです。

小村彩貴

 今回の研修合宿を通して、新2年生はもちろん、新3年生も普段とは違った顔であったり雰囲気であったりと、後輩だけでなく同期の間でも新たな発見がたくさんありました。
 自分自身については、普段、少しでもできていると思っていたことも、実際にはできていないということが明らかになった研修合宿でした。マナーや時間の厳守など、いろいろなところで自分に足りていない点を見つけました。
 研修合宿前の下調べから始まり、研修のディスカッション、フィールドワークの発表までで、最も実感したのは自らの実力不足です。実力不足は誰のせいでもなく自分のせいです。自分が努力を怠った結果です。
 研修合宿を通して気づいたこと、感じたことを無駄にしないためにも、今までの自分のやり方や考え方などを、一度捨てようと思います。自分の中の達成目標が物事に見合っていなかったり、行動が伴っていないから、できていないところや後悔といったものがあると思うので、理想だけを目指すのではなく、現実を受け止めた上で、残りのゼミ生活の中で今回見つけた空いている穴を埋めていきます。

津田昌毅

 まず、ケーススタディのディスカッションを通して、信頼関係の重要性に気づいた。相手に任せて、逆に自分も任せてもられるという、相互的な信頼関係の構築が組織内には必要ということを学んだ。
 また、プロジェクトレベルでの達成目標に向かって個々が与えられた役割を、責任を持って取り組まなければ、組織としての目標は達成できないことや、最終目標を組織として共通認識することで、個々人のベクトルの向きをそろえることが重要であるということも学んだ。
 フィールドワークでは、町という大きな枠組みで、分析、発見、共有を班ごとに行った。観光地の表面的な問題から「では、なぜこんな問題があるのだろう?」を繰り返すことで、表面的な問題を掘り下げていき、根本的な問題を見つけ出す。そして、その問題を解決する具体案を考え抜くことで表面的な問題も解決することにつながる、ということを学んだ。