産官学連携先:株式会社ワールド・ヘリテイジ【ホテルソビアル なんば大国町】

森下ゼミ3回生、今年度のキャリアゼミのテーマは「創って作って売る」全部やる!でした。
タッグを組んでいただいた「ホテルソビアルなんば大国町」様スタッフのご指導により、無事に完結しました。

学生活動状況報告

ホテルソビアルさんと取り組んだこの約1年間は、とても濃く、たくさんの経験を積むことができました。
まず初めの企画・発表では、良い意味で自由で縛られていない分どこにターゲットを置いて、どのような催しをすれば喜んでもらえるか、そして利益につなげることができるかなど、とても難しいことが多くありました。特に苦戦したのはお金に関することです。どのような人がどれだけ来るのか、また、いくらで提供すればお客さんが利用してくれるのかなどを計算した上で、景品を選んだり資材を選ぶなど、計算しなければならないことが多くとても難しかったです。明確な予算が設けられていなかったためすべての塩梅に苦戦しました。 何をするかを決めて終わりではなく、さらにそこから本番まですべての事柄を学生中心で任せていただき、時にはソビアルさんからリアルなアドバイスをいただくなど、簡単には経験することのできない大きなお仕事に携わることができてとても良い経験になりました。発表のスライド作成やポスター制作など、さまざまな面で私の意見を取り入れていただけて、それが形になったことがとても新鮮で、とても楽しかったです。
店番当日は、実際に立ってみて初めてソビアルさんのアドバイスの意味が分かり、自分たちのやりたいこととお客さんのやりたいことのギャップに驚き、最後まで苦戦の連続でした。日本人の方ではないお客さんにどうすれば楽しさを伝えられるか、100円を超える価値をどうすれば与えられるかを考えながら少しずつ変化させ、効果を感じられたときは特に大きな喜びを感じました。
また、何よりも、ここまでみんなで力を合わせて考えてきたからこそ得られる達成感や、ワクワク感を感じながら、お客さんと関われたことが本当に良い経験で、いつかまたこのようなお仕事に携わりたいと強く感じました。ありがとうございました。
経営学部 3年 永井 美羽

連携先コメント

今回のイベントを通して、学生の皆さんが常に「お客様の笑顔」や「館内の温かい雰囲気づくり」を意識し、真剣に取り組んでくださっていた姿がとても印象的でした。その前向きな姿勢は、私たちホテルスタッフにとっても非常に心強く、頼もしいものでした。イベント運営の中では、「どうすればお客様に喜んでいただけるか」「どのような声かけが安心につながるか」を自ら考え、行動されていました。
この“相手の立場に立って考える力”は、社会人になってから上司や同僚、取引先、お客様など、さまざまな立場の人と関わる中で必ず大きな強みになります。また、思い通りにいかなかった場面や反省点もあったかと思いますが、失敗を恐れず振り返り、次に活かそうとする姿勢こそが、社会で評価される力です。今回の経験をぜひ言葉にして振り返り、今後につなげてください。
さらに、役割分担をしながら声を掛け合い、一つのイベントをチームで作り上げていた姿からは、協力して動くことの大切さが強く伝わってきました。
社会に出ると、個人の力以上に、周囲と連携し、支え合えるかどうかが問われます。今回の経験は、その土台となる貴重な学びです。そして何より、「人に喜んでもらうために動くことのやりがい」を感じていただけたことは、これから社会人として歩む皆さんにとって、きっと大きな支えになるはずです。
どんな仕事であっても、その先には必ず“人”がいることを忘れず、誇りを持って取り組んでいただければと思います。今回の経験は、皆さんにとって社会に踏み出すための確かな一歩です。これからのご活躍を、ホテルソビアルなんば大国町として心より応援しています。

教員コメント

経営学部
森下 信雄 教授

昨年度、2回生ゼミでは百貨店ビジネスに新風を吹き込むべく、フロアリニューアル「計画」を策定しました。
その実績をベースに、3回生では実際に立案した計画を「実施」するまでを一気通貫に体験させることを目指し、ゼミ生は提携先スタッフのご指導の下に立派にプランを立て、販促活動や資材調達まで経験、そしてイベントを実施することによって、仮説の検証まで行うことができました。
この「ビジネス実務経験」は今後の彼らにとって、かけがえのない経験値を与えたのではないかと考えます。

参加学生一覧

今村 彩華、上田 夏帆、永井 美羽、藤木 瑞美、池永 真白、川口 優風、高瀬 義幸、中田 あずは、西口 智大、福島 真斗、古川 藍子、法森 千寿、松本 佳倫、
的場 勇英、丸山 航大、三井 真桜、山田 真生、中岡 歓太