森下ゼミ3回生(7期生)、今年度最大のミッションは「遊びがテーマのビジネスホテル!」ホテルソビアルなんば大国町様とのコラボで、同ホテルのクリスマスイベントを企画、実施、反省会全部やる!である。
イベントとはまさに「プロセス消費」「時間消費」である。
その企画案策定の参考として、京都の街歩きをしながら「プロセス消費」「時間消費」の現場をチェックしました。

学生の声

池永 真白
今日の京都フィールドワークを通じて、「差別化」の大切さに改めて気づきました。 清水寺の二寧坂を歩いていると、八ツ橋のお土産屋さんがあり、今日訪れている学生がどこの県から来ているかを把握していて、「神奈川の学生さん、お茶どうぞ〜」と声掛けをしていました。これはこの店舗のみで実施されていて、自分のことが認知されているサプライズのような効果があり面白がって足を運ぶ学生も多かった印象でした。このことから、大量の観光客向けの店がある二寧坂でも「差別化」を図ることによって客数を増やしていることに気づき、「差別化」の大切さを学びました。ホテルソビアルさんとのコラボでも他のビジネスホテルでは無いような案をもっと具体的に考えていく必要があると感じました。 また、今回のフィールドワークを通して、心から楽しむことの大切さも学びました。売り手側は様々な方法で利益を出そうとしますがそれだけでなく顧客を楽しませることも目的としている様に感じました。そのおかげでまたゼミで良い思い出ができて、楽しい時間を一緒に過ごすことができました。ホテルソビアルさんとのコラボでも顧客にこの様な楽しい思い出を作ってもらうために、自分自身も楽しんでイベントを進めていきたいと考えました。

永井 美羽
京都には私達の暮らしでは比べ物にならないほどの外国人が沢山いて、ターゲットが日本人よりも外国人となっているものが大半でした。日本らしい雑貨を売るお店、日本人は絶対食べないであろう英語だらけの高いラーメンなど沢山ある中、私が入店した職人の耳かき棒屋さんがとても印象的でした。京都弁の女性の店員さん1人が切り盛りされていて、耳かき棒1本1本職人さんが作っているので薄さ、柔らかさ、形が異なりそれを選ぶために遠方からわざわざお店に来られたり、メディアでも取り上げられており耳かきマニアが集うリピーターが多いお店だということを店員さんに教えていただきました。この事はホテルでも同じで、ホテルにしか出来ない経験、消費活動があり、それを顧客の目線で考えることがとても大切なんだろうなと感じました。また、店員さんはここの耳かき棒がとても良いから、選べるからリピーターが多いとおっしゃっていましたが、あの気さくな店員さんと耳かきについて語りたくて通うお客さんもきっといるんだろうなと思いました。

高瀬 義幸
本日の京都フィールドワークでは、インバウンドや日本人の観光客に人気の店の特徴が見えてきました。特に日本特有の食器や実演販売など集客効果の高い店がより行列を作っていると感じました。やはり、その場でしか経験出来ない価値がなければ大きな集客効果を得ることは出来ないと感じました。ホテルソビアルのコラボイベントでは集客効果とリピーターの発生促進を中心に内容をまとめていきたいです。また、食べ歩きをしていた時に支払い方法が現金のみのお店とクレジットや電子マネーが使えるお店があることに気付きました。私は、昔から清水寺周辺にあるお店は現金のみ、新規参入or売り上げの高いお店はその他の支払い方法の導入がなされているのではないかと考えます。インバウンドの観光客がどのような点で興味を持つのかを今回のフィールドワークでは学ぶことが出来たと感じています。