2026.10.10
経営学部 基礎演習『フェアトレードコーヒーに学ぶ』
—株式会社豆乃木 杉山世子氏をお招きしてコーヒーセミナーを開催—
2026年10月10日(土)、経営学部の4ゼミ(井上ゼミ・安城ゼミ・西ゼミ・森中ゼミ)合同で、フェアトレードコーヒーに関するセミナーを開催しました。

今回のセミナーでは、フェアトレードコーヒーの輸入・販売を手がける株式会社豆乃木(静岡県)の代表取締役・杉山世子氏に講師としてお越しいただき、フェアトレードについてご講演いただきました。

フェアトレードとは、開発途上国の生産者から適正な価格で原材料や製品を購入し、生産者の生活向上と自立を支える仕組みです。コーヒーをはじめ、カカオや紅茶、綿花など、さまざまな商品で取り組みが広がっています。この仕組みは、市場価格の変動により不安定な立場に置かれやすい生産者に対し、継続的に適正な買取価格を保証することで、生産地における貧困の削減や児童労働の防止、女性の経済的自立、環境保護などにつながるとされています。消費者にとっても、フェアトレード商品を選ぶことは、日々の買い物を通じて国際協力や社会課題の解決に関われる、身近な取り組みのかたちとして注目されています。

セミナーでは、フェアトレードの意義や各生産者が持つ背景、そしてコーヒーが生産者から消費者に届くまでの過程について、具体的なエピソードを交えてご紹介いただきました。また、実際にハンドドリップでコーヒーを淹れる体験も交え、学生たちは香りと味わいを通じて、フェアトレードコーヒーの魅力を実感しました。

本セミナーは、井上ゼミ・安城ゼミ・森中ゼミが後期に取り組む「フェアトレードコーヒーの商品企画・販売計画」プロジェクトの出発点となる機会でした。学生たちは今後、この学びをもとにパッケージデザインや販売計画の立案に取り組んでまいります。森中ゼミでは、「売り手よし・買い手よし・世間よし」という近江商人の三方よしの視点を取り入れ、お金の流れから社会問題を考えるという観点から研究を進めています。
学生のコメント
≪H.H.さん(2年)≫
今回、フェアトレードコーヒーのマヤビニック、アルトマヨの森、CAFE FEM 89の3種類を飲み比べました。その中でも、自分はマヤビニックがいちばん美味しいと感じました。苦味と酸味のバランスがよく、飲みやすかったです。また、フェアトレードは生産者が適正な価格で取引できるようにする取り組みだと学びました。コーヒーを楽しむだけでなく、生産者の生活や労働環境について考えるきっかけにもなりました。
今回、フェアトレードコーヒーのマヤビニック、アルトマヨの森、CAFE FEM 89の3種類を飲み比べました。その中でも、自分はマヤビニックがいちばん美味しいと感じました。苦味と酸味のバランスがよく、飲みやすかったです。また、フェアトレードは生産者が適正な価格で取引できるようにする取り組みだと学びました。コーヒーを楽しむだけでなく、生産者の生活や労働環境について考えるきっかけにもなりました。
≪M.K.さん(3年)≫
株式会社豆乃木さんの講座を聞き、フェアトレードが持つ意味について深く考えることができました。虐殺事件からの再生や自治を目指すメキシコのマヤビニック生産者協同組合、環境保全と住民の自立を目指すペルーの「アルトマヨの森のコーヒー」、女性生産者の自立と品質向上に取り組むメキシコの「CAFE FEM 89」など、それぞれのコーヒー豆に異なる背景や目的があることを知り、コーヒーを通じてさまざまな社会問題の解決に取り組んでいることが分かりました。
また、豆乃木さんは中間業者を挟んだ従来貿易とは異なり、生産者協同組合から適正な価格で直接コーヒー豆を買い取っており、この取り組みから、フェアトレードは単に生産者を支援するだけでなく、生産者との信頼関係を築きながら、継続的な取引につなげていくことが大切なのだと学びました。生産者の生活や地域の環境を守ることと、品質の高いコーヒーを届けることを両立している点が特に印象に残りました。
株式会社豆乃木さんの講座を聞き、フェアトレードが持つ意味について深く考えることができました。虐殺事件からの再生や自治を目指すメキシコのマヤビニック生産者協同組合、環境保全と住民の自立を目指すペルーの「アルトマヨの森のコーヒー」、女性生産者の自立と品質向上に取り組むメキシコの「CAFE FEM 89」など、それぞれのコーヒー豆に異なる背景や目的があることを知り、コーヒーを通じてさまざまな社会問題の解決に取り組んでいることが分かりました。
また、豆乃木さんは中間業者を挟んだ従来貿易とは異なり、生産者協同組合から適正な価格で直接コーヒー豆を買い取っており、この取り組みから、フェアトレードは単に生産者を支援するだけでなく、生産者との信頼関係を築きながら、継続的な取引につなげていくことが大切なのだと学びました。生産者の生活や地域の環境を守ることと、品質の高いコーヒーを届けることを両立している点が特に印象に残りました。
【おわりに】
遠方よりお越しいただき、学生たちに貴重な学びの機会をくださった株式会社豆乃木の代表取締役・杉山世子様をはじめとする皆様に、心より御礼申し上げます。
