2025年11月2日・3日の2日間、阪南大学緑松祭で、塩野香料株式会社と連携したマーケティング調査を実施しました。本企画は、安城ゼミと千島ゼミの合同プロジェクトとして昨年に続く2回目の取り組みで、2回生・3回生あわせて延べ38名の学生が参加しました。
香りマーケティングとは、五感のひとつである嗅覚に働きかけて行う販促活動です。 香りは記憶との結びつきが強く、有効に活用することで高いマーケティング効果が期待できると言われています。
今回の調査では、現在人気のある商品トレンドを踏まえて選定した複数の香水を対象に、ブランド名やボトルデザインといった先入観を排除した“ブラインド嗅覚テスト”を実施。香りそのものの印象や受け入れ度合いを分析することで、10代〜20代の若年層が新しい香りをどのように感じ取り、購買意識にどのような影響があるかを探ることを目的としました。
この取り組みは、塩野香料社における香料メーカーの専門的・実務的知見と大学の研究的視点を融合した、実践的な製品開発・マーケティング調査を目指しています。今後、学生たちは香りに対する直感的な評価だけでなく、性別や生活スタイルとの関連性を想像したり、企業が行うデータ分析と質的観察をどのように組み合わせて商品化につなげているか、という視点で引き続き考察を行う予定です。
調査回答にご協力いただいた皆様には、安城ゼミ・千島ゼミより、この場を借りて御礼を申し上げます。
香りマーケティングとは、五感のひとつである嗅覚に働きかけて行う販促活動です。 香りは記憶との結びつきが強く、有効に活用することで高いマーケティング効果が期待できると言われています。
今回の調査では、現在人気のある商品トレンドを踏まえて選定した複数の香水を対象に、ブランド名やボトルデザインといった先入観を排除した“ブラインド嗅覚テスト”を実施。香りそのものの印象や受け入れ度合いを分析することで、10代〜20代の若年層が新しい香りをどのように感じ取り、購買意識にどのような影響があるかを探ることを目的としました。
この取り組みは、塩野香料社における香料メーカーの専門的・実務的知見と大学の研究的視点を融合した、実践的な製品開発・マーケティング調査を目指しています。今後、学生たちは香りに対する直感的な評価だけでなく、性別や生活スタイルとの関連性を想像したり、企業が行うデータ分析と質的観察をどのように組み合わせて商品化につなげているか、という視点で引き続き考察を行う予定です。
調査回答にご協力いただいた皆様には、安城ゼミ・千島ゼミより、この場を借りて御礼を申し上げます。
塩野香料株式会社(SHIONO KORYO KAISHA, LTD.)のご紹介
< 概要 >
・創業:文化5年(1808年)旧・塩野屋𠮷兵衛商店として大阪道修町にて薬種問屋として出発
・創業から200年以上にわたり活動しており、和漢薬から香料へ転換し、さらに合成香料の製造・国産化を早期に進めてきた歴史があります
・食品の風味補強や香粧品の香り設計など、生活シーンの“匂い・味わい”を豊かにする技術を多数持っています 例えば、加工食品では加熱・濃縮などで香りが失われるため、香料の補填が重要な役割を果たしています
< 私たちのゼミが教育連携の観点で注目していること >
・香りという“体験価値”を設計・開発しているため、消費者が直接感じるUXをどう設計するのか、してきたのか? という歴史的・現代的な視点に富んでいます(Longitudinal User Experience)
・企業と産学連携を行う際に、香料・フレーバーの開発プロセス、調香師の役割、消費者テスト(ブラインド嗅覚テスト等)などが「実践的ワークショップ」や「調査課題」のテーマとして非常に適しています
・創業:文化5年(1808年)旧・塩野屋𠮷兵衛商店として大阪道修町にて薬種問屋として出発
・創業から200年以上にわたり活動しており、和漢薬から香料へ転換し、さらに合成香料の製造・国産化を早期に進めてきた歴史があります
・食品の風味補強や香粧品の香り設計など、生活シーンの“匂い・味わい”を豊かにする技術を多数持っています 例えば、加工食品では加熱・濃縮などで香りが失われるため、香料の補填が重要な役割を果たしています
< 私たちのゼミが教育連携の観点で注目していること >
・香りという“体験価値”を設計・開発しているため、消費者が直接感じるUXをどう設計するのか、してきたのか? という歴史的・現代的な視点に富んでいます(Longitudinal User Experience)
・企業と産学連携を行う際に、香料・フレーバーの開発プロセス、調香師の役割、消費者テスト(ブラインド嗅覚テスト等)などが「実践的ワークショップ」や「調査課題」のテーマとして非常に適しています
安城ゼミ・千島ゼミ生のコメント
街中や店舗前でのアンケートは協力を得にくい一方で、文化祭は「楽しむ場」という前向きな心理が働き、来場者が自然に参加できる雰囲気が利点として活用していたのではないかと感じました。その特性を生かし、香水に関するクイズ形式のゲームを制作したことで、来場者が楽しみながら香りやデザインについて考え、回答してもらうことができたと感じます。
(北村深)
10種の香水を比較すると、香りの方向性だけでなく、デザイン・色彩すべてにブランドの哲学が反映されていると感じました。特に、「ジェンダーレス」「サステナブル」「自己表現」といった価値観が最近の社会キーワードになっている。また、ボトルなど容器の形は単なる容器ではなくて、各ブランドのアイデンティティを視覚的に伝える重要な要素だと実感した。香りがプルースト効果によって記憶を呼び起こすものであるのに対し、ボトルは香りを語るシンボルだと感じる機会でした。
(田守大輔)
香水の容器の香りの中に、「ウッド」の香りがあると秋という季節と連想が効いてお客様の好みの幅が広がるように感じました。大学祭で調査を行ったのは「秋」シーズンということもあり、季節に合わせた香りと実際に使用するシーンを想定すると、また違った香りの選択になるのではと考えました。
(門田祐弥)
全体的に調査の流れはスムーズであったが、回答にかかる時間には個人差が大きかった。特に留学生は単語を調べながら進めるため、実際には想定時間よりも長くなる傾向があった。今後は、アンケートの説明文にもう少し現実的な所要時間を記載するか、用語の簡単な補足を加えることで、より多くの人がスムーズに参加できるようになると思います。
(LIZIWE)
(北村深)
10種の香水を比較すると、香りの方向性だけでなく、デザイン・色彩すべてにブランドの哲学が反映されていると感じました。特に、「ジェンダーレス」「サステナブル」「自己表現」といった価値観が最近の社会キーワードになっている。また、ボトルなど容器の形は単なる容器ではなくて、各ブランドのアイデンティティを視覚的に伝える重要な要素だと実感した。香りがプルースト効果によって記憶を呼び起こすものであるのに対し、ボトルは香りを語るシンボルだと感じる機会でした。
(田守大輔)
香水の容器の香りの中に、「ウッド」の香りがあると秋という季節と連想が効いてお客様の好みの幅が広がるように感じました。大学祭で調査を行ったのは「秋」シーズンということもあり、季節に合わせた香りと実際に使用するシーンを想定すると、また違った香りの選択になるのではと考えました。
(門田祐弥)
全体的に調査の流れはスムーズであったが、回答にかかる時間には個人差が大きかった。特に留学生は単語を調べながら進めるため、実際には想定時間よりも長くなる傾向があった。今後は、アンケートの説明文にもう少し現実的な所要時間を記載するか、用語の簡単な補足を加えることで、より多くの人がスムーズに参加できるようになると思います。
(LIZIWE)














