2025年4月26日(土)、阪南大学第1グラウンドにて、「スマイルキッズ陸上教室 in 阪南大学」を初開催しました。本イベントは、「阪南大学と初コラボ!動作解析で、もっと速く走れる⁉元気いっぱいみんなで楽しく陸上体験!」をキャッチコピーに、地域の子どもたちを対象とした陸上教室です。
講師には、元小学校教員で七種競技選手としても活躍する竹内清香さん、スポーツ動作の力学的分析を専門とする岩崎領先生をお迎えしました。赤阪ゼミと上赤坂先生のゼミでイベント運営を担当しました。子どもたちが安全に、そして楽しく身体を動かせるプログラムを実施しました。学生たちが主体的に企画・運営に参加し、地域とのつながりや実践的な学びを深める貴重な機会となりました。
本活動を通じて、スポーツが持つ「楽しさ」や「成長のきっかけ」としての力を再認識するとともに、今後の地域連携活動の可能性を広げる一歩となりました。


総勢50家族の皆様にお越しいただきました!


ふかふかできれいな人工芝に、普段は立っている子どもたちが自然と座っていました!


多くの保護者にもご参加いただきました!


初めての「タータン走路」はどんな感触だったかな!?


最後は50m走のタイム計測と疾走動作のデータ測定を実施しました!

学生活動状況報告

子どもたちが練習やチャレンジをする際、自然と笑顔があふれ、会場全体が明るく楽しい雰囲気に包まれていました。この光景がとても印象的で、イベントの成功を感じました。個人的には、準備や片付けをスムーズに進めることができ、最後まで気持ちよく陸上教室を運営できたのも良かった点です。
イベントの改善点は、今回のイベントでは、子どもたちだけが陸上体験をし、保護者の皆様は見学のみとなりました。次回は、保護者の皆様も楽しめる企画を考え、より多くの方が参加できるイベントにしたいと思います。
竹内さんをはじめ、講師の方々の工夫を凝らした企画のおかげで、イベントは非常に盛り上がりました。また、大学の運営メンバーも協力し合い、それぞれの役割をしっかり果たし、問題なくイベントを成功させることができました。今回の経験で得た新たな学びを、今後の活動に活かしていきたいと思います。

経営学部2年 植月 貴翔

担当の役割を果たしながら、自分自身も楽しめたことが良かったです。イベントの運営に関わりつつ、充実した時間を過ごせたのは大きな収穫でした。
一方で子どもたちともっと積極的に関わり、満足度を高める工夫ができればさらに良かったと思います。また、子どもたちの対応に集中するあまり、大人の参加者へのアンケート実施が十分にできませんでした。次回は、子どもたちとの交流を大切にしながら、効率よくアンケートを進める方法を考えたいです。
初めて参加したイベントだったため、最初は動きがつかめませんでしたが、結果として楽しめたのが一番良かったです。次のイベントでは、今回の経験を活かし、より効率的に運営しつつ、さらに楽しむ方法を考えて行動していきたいと思います。

経営学部2年 箕輪 秀人

連携先コメント

スマイルキッズ陸上教室 竹内 清香 様

赤阪先生とのご縁で、この度初めて阪南大学で陸上教室を実施させていただきました。普段は長居公園で教室を開催しているため、当初はご参加くださる人数も少ないと予想していました。しかし、実際は30組ものご家族が駆けつけてくださいました。普段の長居公園の土の広場とは違い、阪南大学の人工芝・タータンというハード面の魅力に加え、岩崎先生が実施してくださった光電管による50m走計測&AI解析という内容がとても魅力的でした。
レッスン後たくさんの保護者の皆様から、『とても貴重で良い経験ができた』『子どもがとても楽しかったと言っている』とご連絡をいただきました。特に学生の皆さんが子どもたちと全力で触れ合ってくださっている姿をとても喜んでいました。
私が陸上教室を開いている思いの1つとして、『すべての子に楽しく陸上競技(運動)に触れる機会をもってほしい』というところがあります。『走りたい!投げたい!跳びたい!動きたい!』という子どもたちのその時の気持ちを大切にしたい、そして『わが子にもっと運動してほしい、運動を好きになってほしい、得意になってほしい』という保護者の方々の力になりたいと思い活動しています。その思いが今回の素敵な機会へとつながったこと、そして、これからの未来を創っていく学生の皆さんと子どもたちとの触れ合いが生まれる場に関われたこと、とても嬉しく思います。お声をかけてくださった赤阪先生には心より感謝申し上げます。
阪南大学の皆様、ご参加くださった皆様、ありがとうございました!

教員コメント

総合情報学部 
岩崎 領 准教授

今回のスマイルキッズ陸上教室では、普段体験できないことを体験するということで、測定機材を用いたタイム計測や分析を実施してみました。特に、走る運動は習わなくてもできるようになる運動であるため、データを見てみることで当たり前のことを客観的に考えることができます。子供達と学生が楽しく運動する姿を見ることができ、有意義な時間だったと感じています。

教員コメント

経営学部 
赤阪 修 准教授

 今年、私は竹内先生と17年ぶりに大阪で再会しました。さらに、岩崎先生も竹内先生と同じ陸上部の出身というご縁から、「一緒に地域向けイベントをやろう!」という話が生まれ、本イベントが実現しました。
 竹内先生の陸上指導の専門性、阪南大学の充実した施設設備、そして学生たちの情熱が融合し、素晴らしい場が生まれました。天候にも恵まれ、阪南大学第1グラウンドには子どもたちの歓声が響き渡りました。ふかふかの人工芝の上で、保護者の皆様も楽しそうに子どもたちの姿を見守っていました。
 競技の専門性、テクノロジー、イベント運営のノウハウ、そして学生たちのパワーを結集し、今後もスポーツを通じた地域活性化イベントを開催していきたいと考えています。学生たちの成長が地域の発展につながると信じて…。
ご縁がつながり、未来へとつながる大変感慨深いイベントでした。次回の開催にもぜひご期待ください!

参加学生一覧

今田 悠羽、植月 貴翔、笠井 琳花、築地 滉晴、野村 健斗、牧 千尋、箕輪 快晴、箕輪 秀人、和田 姫奈、杉森 隼人、渡瀬 和哉、勝田 瑛希、田中 晃誠、犬山 真希、山尾 柚莉杏