2026年10月30日(金)、阪南大学50周年記念館4階ホールにて、イベント「Discover UZBEKISTAN ~ウズベキスタンの魅力に迫る~」を開催しました。本イベントは、国際学部国際コミュニケーション学科・柴田ゼミが主催し、駐日ウズベキスタン共和国大使館とウズベキスタン文化観光局にご協力いただきました。当日は、途中参加・退席の方も含めて約85名にご参加いただき、そのうち約35名は学外からお越しくださいました。

また、イベントに先立ち、駐日ウズベキスタン共和国大使館およびウズベキスタン文化観光局からご来学いただきましたゲストの皆様と、本学の平山学長、森下副学長、井上国際学部長との対談の機会も設けさせていただき、今後の協力や交流について具体的にお話しすることができました。

大使館による開会のご挨拶とウズベキスタンの紹介

はじめに、駐日ウズベキスタン共和国大使館 公使参事官・臨時大使代理のラフシャンベク・ドゥスチャノフ氏より、オープニングリマークスをいただきました。ドゥスチャノフ氏は、サマルカンド、ブハラ、ヒヴァといった歴史的都市が「科学、交易、文化の発展において重要な役割を果たしてまいりました」と紹介したうえで、次のように語られました。

「ウズベキスタンを訪れることは、単に新しい旅行先を発見することではございません。それは、異なる文化を体験し、新たな友人と出会い、私たちが共有する価値観への理解を深める貴重な機会でもございます。」

続いて、大使館からご提供いただいた映像を上映し、同大使館 三等書記官のハサンボイ・オルティコフ氏より、ウズベキスタンを紹介するスピーチをいただきました。

講演

講演では、ウズベキスタン文化観光局 代表の正岡あかね氏が「ウズベキスタンと旅行・観光」、柴田が「ウズベキスタンと研究・教育」をテーマにお話ししました。

正岡氏は、ウズベキスタンを訪れる理由として、治安の良さやアクセスの利便性、人々の優しさとおもてなしを挙げたうえで、ヒヴァ、ブハラ、サマルカンド、タシケントの見どころを紹介してくださいました。2026年3月に開館したイスラム文明センターのほか、ウズベク雑貨や料理といった旅の楽しみも取り上げ、同国を旅する魅力について語っていただきました。

柴田は、日本語とロシア語を交えながら、研究と教育という二つの視点からウズベキスタンの魅力を紹介しました。研究の面では、さまざまな分野の研究者を惹きつける同国の特徴や、日本との研究のつながりに加え、自身が取り組むウズベキスタン、カザフスタン、キルギスの比較憲法研究について紹介しました。教育の面では、2024年度から3年間でのべ34名の学生が参加したゼミ研修の歩みを振り返り、知識を経験に変える力、言葉の壁をこえる力、世界とつながる力が育まれていることを報告しました。

学生による成果発表

イベント後半では、柴田ゼミで毎年実施しているウズベキスタン研修と、今春参加した国際模擬国連(TIMUN)の紹介、動画上映に続いて、学生が研修とTIMUNの成果を発表しました。
研修とカフェ調査の報告は、今川敬太さん(国際学部3回生)、井崎美里さん(国際学部3回生)、長山千那さん(国際学部3回生)が担当しました。TIMUNの報告は、実際に模擬国連に参加した林カノンさん(国際学部2回生)、西山実日子さん(国際学部2回生)が担当しました。
現地で得た経験を自らの言葉で語る学生たちの発表に、会場の皆さまは真剣に耳を傾けてくださいました。

クイズ大会

学生の発表の後は、正岡氏の進行のもと、ウズベキスタン・クイズ大会を行いました。クイズは計5問で、正解者には大使館からのお土産が贈られました。会場は大いに盛り上がり、多くの方に積極的に挙手していただきました。
最後に正岡氏より閉会のご挨拶をいただき、イベントは終了しました。

参加者アンケートから

アンケートには42名の方にご回答いただきました。イベント全体の満足度は、5段階評価で平均4.7でした。また、88%の方が「ウズベキスタンへの関心が高まった」と回答し、まだ訪問したことのない方は全員が「訪れてみたい」と回答しています。
自由記述では、次のような声が寄せられました。

・ 「カフェ調査が良かった。気付きがある視点で、これから旅行へ行く時に注目すべきポイントになった。」
・ 「学生のハキハキとした発表が印象に残りました。」
・ 「スライドや動画が美しく、デザインも優れており、内容はもちろん、目からも大変楽しませていただきました」
・ 「両国の架け橋となるであろう学生さんたちの今後のご活躍に期待しています。」

教員コメント

国際学部国際コミュニケーション学科 柴田 正義

学生たちは本当によく頑張ってくれました。多くの方を前にして、研修やTIMUNで得た経験を自分たちの言葉で堂々と伝える姿を、大変頼もしく感じました。今後もこうした活動を継続していくとともに、ウズベキスタンの大学とも積極的に交流を進めていきたいと考えています。カフェ研究についても、方法論や対象、観光や文化領域との関係を含めて、学生たちとともにさらに検討を重ねてまいります。

ご多用のなかご登壇くださったドゥスチャノフ様、オルティコフ様、正岡様、ご来場くださった皆さまに、心より感謝申し上げます。当日の進行に柔軟に対応してくださった正岡様、司会を務めた畑輝さん(国際学部3回生)、長先大地さん(国際学部3回生)、山田兼士さん(国際学部3回生)にも、改めてお礼を申し上げます。

なお、本イベントおよびウズベキスタン研修は、キャリアゼミの支援を受けて実施しました。学生コメントや連携先コメントなどは、別の記事でご紹介する予定です。続報をお待ちください。