2025年9月10日から17日にかけて、柴田ゼミ3回生&4回生計16名+私(柴田)でウズベキスタンを訪れました。別途、キャリアゼミ報告書として記事が出ていますが、量が限られておりますのでこちらで改めて活動の様子を報告いたします。
 今回訪れたのは、タシケント、サマルカンド、ブハラの三都市です。かなりのハードスケジュールでしたが、一人ひとりがしっかりと体調管理をしつつ、予定をこなすことができました。最初こそ戸惑いが多かったと思いますが、ロシア語やウズベク語でのコミュニケーションにも徐々に慣れ、タクシーを乗りこなし、買い物も自分でこなすなど、学生の成長ぶりには目を見張るものがありました。担当教員として、感無量です。以下は旅程概要です。
 9月10日 午前中に関西国際空港を出発し、韓国の仁川でトランジット後、現地時間20:00にタシケントに到着しました。スーツケースの受け取りにかなり時間がかかるため、その間にSIMカードを買ったり、両替(米ドル→スム)をするなどして時間を過ごしました。ここ数年、毎年この空港に来ていますが、大げさでなく年毎に様変わりしています。この国のパワーを感じます。荷物の受け取り後は各自でタクシーを手配し、ホテルに向かいました。この日はこれで終了です。

9月11日

 タシケント市内の散策に向かいます。まずは伝統料理を食べるため、タシケントシティーパーク内にあるレストラン・Tandiriyを訪れました。ここも毎度お馴染みになっており、素晴らしい雰囲気と豪華なウズベク料理で研修をスタートさせます。その後はグループ行動となり、近くの博物館に行ったり、カフェに行ったり、ショッピングモールに行ったりと自由に時間を過ごしました。夕方にはUJC(ウズベキスタン日本センター)を訪れ、日本語を学ぶ学生たちと交流会をしました。ここでの出会いは、学生たちにとって一生物だったと思います。交流会は想像以上に盛り上がりました。交流会の後、希望者はナヴォイ劇場に行き、ボーカリストコンテストを鑑賞しました。マネージャーが事前の案内なしに急遽ドレスコードを設けるなど不測のトラブルがありましたが、学生たちは何とか入ることができ、イベントを楽しむことができました。
 
 

9月12日&13日

 この2日間は、サマルカンド散策です。9月12日の早朝、6:15にホテルロビーに集合し、総合駅に向かいます。ウズベキスタンでは鉄道を利用する場合、基本的に30分以上前に到着しておくことが鉄則です。7:30発の新幹線アフロシアブ号で、サマルカンドに向かいます。9:30過ぎにサマルカンドに到着し、タクシーで現地のホテルに移動したのち、お昼前までホテル周辺の遺跡を散策します。ホテルはグーリ・アミール廟という、中央アジアの英雄ティムールが葬られた超重要なお墓の近くにあり抜群のロケーションでした。散策後、プロフの名店・Osh Markazi no 1で昼食を済ませ、Siyobバザール、ビビハナムモスク、レギスタン広場を探索しました。バザールでは店員さんと値段交渉に挑戦する学生もおり、感心しました。翌日も朝から活動です。朝日との相性が抜群のシャーヒ・ズィンダー廟群、初代大統領が眠るハズラティヒルズモスクなどを見学したのち、お昼にはみなでシャシュリクを堪能しました。その後は自由時間です。バザールで買い物の続きをしたり、レギスタン広場内を見たり…さまざまでした。私は、有志の学生と共にタイル工房を訪れました。職人のイクロムさんは、突然であったにも関わらず、温かく迎え入れてくれました。その後、夜までサマルカンドを堪能し、お次は深夜の新幹線でブハラに向かいます。到着は0:00過ぎ。ハードです。


 


 

9月14日

 この日は1日ブハラを堪能しました。サマルカンドが青の都なら、ブハラは白の都、とでもいえましょうか。修復など人の手があまり加わっていない、そのままの遺跡が多く残る都市です。美しい景観、穏やかに流れる時間を堪能しつつ、歴史を感じてきました。モスクやミナレットを見学しつつ、買い物も楽しみつつ、ひたすら歩きます。目的地であるアルク城のもとにはラクダがいました。一部の学生は人生初のらくだライドを楽しんでいました。アルク城からはブハラの街一帯を眺めることができました。こちらも圧巻の景色です。その後は、後ろ髪を引かれる思いで、再び夜の駅へと向かいます。22:30発の夜行列車でタシケントに向かいます。到着は翌朝7:30予定。こちらもまたほとんどの学生にとっては人生初の夜の旅です。


 

 

9月15日

 早朝にタシケントに帰着しました。みな相当疲れが溜まっていたため、この日は自由行動日としました。各自休息するなり、動き回るなり体力と相談しながらの1日です。体力の有り余る方は、現地の博物館やアミューズメントパークにくりだし、楽しんでいました。私はホテルから市内まで15キロほど散歩をしました。天気が良く、風も気持ち良く、とても快適でした。夜にはUJCのコンスタンチンさんとフェルダウスさんが合流してくださり、ジョージア料理を堪能しました。ウズベク料理が続いている中での最高の味変でした。

9月16日

 この日は、ウズベキスタンの宗教的な雰囲気を直に感じるべく、礼拝所巡りをしました。巡りといっても、目的地はハズラティイマーム・モスクとミノール・モスクです。女性は髪を覆う必要がありますので、午前中にスカーフを買いに中央アジア最大の市場・チョルスーバザールにやってきました。その後、タクシーや徒歩でハズラティイマーム・モスクにやってきました。タシケントは首都で発展が目立ちますが、ここは複数の歴史的な建造物があつまった、イスラーム文化を味わうにはうってつけの場所です。建物を見学したのち、モスクへと向かいました。静謐な環境の中で神と向かい合うムスリムの方の姿を見て、それぞれ様々な印象を抱いたのではないかと思います。その後は美味しいトルコ料理レストランを挟み、ミノール・モスクへ。こちらは白を基調とした非常に美しいモスクで、夕焼けとのコントラストが抜群でした。ここでも同様に、礼拝所内部も見学させていただきました。夜は、再びUJCの学生達と合流し、Magic Cityのイルミネーションを見に行きました。3年ほど前に完成したアミューズメントパークで、若者に大人気のスポットです。学生たちと素敵なひと時を過ごすことができました。

9月17日

  いよいよ最終日です。この日はやり残しがないよう、各自が予定していた計画に沿って行動しました。オロイバザールという、チョルスーとはまた異なる市場を散策しにいくチーム、卒業制作に向けた準備をするため街中に繰り出すチーム、道中で見つけたカフェなどを開拓しにいくチームなど、様々でした。夕方には全員集合し、空港に向かいました。空港にはUJCの学生やバホラ先生が見送りにきてくださり、別れを惜しみながら税関を抜けました。










 
 
 今年度のウズベキスタン研修は昨年同様とても充実しており、とても上記では語り尽くせません。学生たちは、これまでの学びを経験に変え、新しい価値観や言語に触れ、現地の人たちとの交流を楽しみました。今後の成長に期待しています。

以下は、学生が提出してくださった研修報告書の抜粋です。
*みな1000文字以上の充実したレポートを書いてくださりました。ある方は5000字超です。全文掲載することはできませんので、抜粋でご容赦ください。
 「大学のゼミ研修で7日間ウズベキスタンを訪れタシケント・サマルカンド・ブハラの3都市を巡りました。出発前には万博のウズベキスタン館を訪れ、展示を通して少し国の文化や雰囲気を学びましたが、実際に現地を訪れると想像していた以上に魅力的で多くの発見がありました。滞在中は7日間とも晴天で、雲ひとつない空で涼しく過ごしやすい気候でとても快適でした。(中略)今回の研修を通して、教科書や映像では得られない現地の魅力を自分の目で見ることができたことが、何よりの学びでした。異文化を理解するためには、実際に現地に行き自分の五感で感じることが大切であると改めて実感し、本当に行けてよかったと思います。」
(3年生・濱口さん)
 
 
「人生で初めて中央アジアの国に行き、そこでは驚きと発見の連続でした。それは街並みや食事、交流する人の雰囲気など様々なものでした。その中でも私が特に驚いたことは、観光地や街中では現地の人々が日本人に極めて好意的であったということです。交流したどの人も日本人だと話すと日本語で挨拶してくれたり、写真を撮ろうと言ってくれたりしました。初めのうちは警戒しましたが、多くの人がそのような行動をしてくれることで、ウズベク人の優しさや明るさを理解することができました。さらに、そういった行動に対して自分自身も相手の国や文化、言語を知りたいと思うようになり、異文化交流の楽しさを再確認するきっかけにもつながりました。よって、日本で外国人を迎えて国際交流を行うのも大切ではありますが、自身がその国に赴き、街並みや人々の雰囲気を感じることが、相手の文化や伝統を知る基準になりうると感じることができました。(中略)この研修を終えて、ウズベキスタンという国をより深く知りたいと感じたとともに、他国に対しても、一度自身の足で赴くことがその国を知るきっかけになりうるとわかりました。ウズベキスタンについて知っていくうえで周囲の国との関係や歴史についてもさらに知っていきたいと感じたため、機会があれば周囲の国にも行ってみたいと思います。今まで中央アジアへの興味が多くあったわけではないですが、この研修は自身の可能性を広げる極めて有意義な経験でした。」
(3年生・中野さん)
 
 
「ウズベク人の方達は皆優しくて、親日家で、面白い人が多かったです。少し時間にルーズなところがありましたがそれもウズベクスタイルということで郷に従いました。ウズベキスタンでの8日間はあっという間に過ぎて行きました。私にとってとても刺激的であり、新しい経験をたくさん積み、人生で最も楽しく、学びが多かった8日間だったと感じています。世界のことや世界から見た日本のことを知れた研修でした。」
(3年生・辻川さん)
 
 
「現地に到着して私たちを出迎えたのは、想像していた以上に整備された空港でした。真夜中にもかかわらず、照明は明るく、外国人にも分かりやすい標識が整備されていました。また、SIMカードの購入手続きもスムーズで、大きな電光掲示板が設置されているなど、私が抱いていたウズベキスタンのイメージとは大きく異なる発展ぶりに驚かされました。この時点で、「中央アジア=発展途上地域」という先入観がいかに表面的なものであったかを実感し、現地を自分の目で見ることの重要性を感じました。(中略)今回の海外研修を通して、ウズベキスタンという国の文化や人々の暮らしを実際に目で見て、肌で感じることができました。教科書で得る知識とは異なり、現地の空気や人々の温かさ、都市の発展の様子など、五感で学ぶ経験は何より貴重でした。今後は、この研修で得た気づきをもとに、他国の文化や価値観をより深く理解しようとする姿勢を大切にしていきたいと思います。」
(3年生・樋口さん)
 
 
「ウズベキスタンというあまり馴染みのなかった国に訪れることに最初は不安もありましたが、実際に現地に行き、人々と関わり文化や歴史に触れる中で、「自分の目で見て現地の人々と関わることでしか得られない学びがある」ということを強く実感する事ができました。ウズベキスタン研修での毎日は非日常で、とてもワクワクした気持ちで過ごす事ができました。この経験を通して、私は「知らない世界に飛び込むことを恐れていては、学びの機会を自分で失ってしまう」ということに気づきました。(中略)この研修の中で異文化との出会いは、時に戸惑いや不安を伴うが、その恐れを乗り越えて得た経験はとても価値のあるものだと感じました。自分の見たことのない世界を見に行く高揚感と、初めてのことで目にするもの、全てに好奇心が芽生える非日常的な体験をする事ができました。今後も自ら行動し、いろんなことに興味を持ち実際に体験することで広い視野を持ち続けたいです。」
(3年生・小野さん)
 
 
「タシケントでは、Uzbekistan Japan Center(UJC)の学生たちと交流しました。言語も生まれ育った場所も違うにも関わらず、日本が好きで日本語を学んでいる姿勢に感激しました。私たちもこれまで学んできた数少ないロシア語を使って自己紹介をしたり、趣味やどんな学校生活をしているのかを知ったり、とても充実した時間になりました。(中略)この研修で、文化や宗教、人々の優しさをたくさん感じることができ、異なる文化や言語でも心が通じ合うことが分かりました。日本語は伝わらず、ウズベク語、ロシア語も分からない時、英語を使っていたため英語力も上がり、また、UJCの人たちにロシア語を教えてもらったおかげで少しレベルアップできました。今回の研修で行けていない都市も素晴らしい自然と文化で溢れているところが多かったので来年も機会があったら行こうと考えています。」
(3年生・杉村さん)
 
 
「…ATMの操作方法に戸惑っていたら、通りすがりの方が使用方法を教えてくださり、また地下鉄では男性が席を譲ってくださるなど、親切な方が多い印象を受けました。さらにその後、金銭を要求されるかもしれないと少し不安でしたが、そんな素振りは全くなく、100%善意で手を貸してくださっていて、ウズベキスタンの人々の人情の厚さがうかがえました。(中略)今回の滞在を通じて、ウズベキスタンの文化を肌で感じ、理解することができまた。一方で自分が先入観を持っていることを実感する場面もあった。この経験から、根拠のない自分の先入観を正しいと考えてしまう自分の姿勢を反省し、先入観を持たない意識をしていきたいと感じた。今回の体験は、今後の異文化理解において大いに役立つものとなった。」

(3年生・平野さん)
 
 
「この研修を通して、実際に現地の人や文化に触れることで、異文化理解の大切さを学びました。言葉や習慣は違っても、人のあたたかさや笑顔は世界共通だと思いました。今回の経験をこれからの学びや生活にもいかしていきたいです。」
(4年生・紅露さん)
 
 
「この研修を通して、文化や価値観の違いに戸惑うこともありましたが、それ以上に人とのつながりの温かさを感じました。映像という形で記録することで、学びや感動をより深く残すことができ、ウズベキスタンで過ごした一週間は私にとって大きな成長の時間になりました。」
(4年生・石原さん)
 
 
「…ウズベキスタン研修を通して私が最も強く感じたことは、日本で聞く情報だけでは本当のことはわからない。実際に自分の目で見て、現地の人と関わることが大切だということです。ウズベキスタンに行くまでは、正直ウズベキスタンという国にあまり良いイメージを持っていませんでした。家族や周りの人からも心配され、私も少し不安を感じていました。しかし、現地に行ってすぐにその印象は変わりました。ウズベキスタンの人たちはとても温かく、私たち外国人にも笑顔で接してくれました。言葉は通じなくても、身振り手振りで必死に伝えようとしてくれることがうれしかったです。(中略)この研修を通じて、私は聞くことと見ることでは得られるものがまったく違うことを学びました。ニュースやインターネットで得る情報はごく一部であり、時には偏った印象を与えることもあります。しかし、現地に足を運び、自分の経験として感じることで、本当の姿を知ることができます。ウズベキスタンで出会った人々の笑顔や、文化を大切にする心、そして美しい街並みは、私にとってかけがえのない経験となりました。」
(4年生・西畑さん)
 
 
「…今回の研修で特に心に残っているのは、2日目に参加したウズベキスタン日本センター(UJC)の学生たちとの交流会です。私は人見知りということもあり、初めは緊張して上手く会話できるか不安でした。しかし、アニメや日本の音楽の話などを通して、学生の皆さんが一生懸命勉強した日本語で話しかけてくださり、とても和やかな雰囲気で交流することができました。交流後には、UJCの学生とSNSを交換したり会話を続けたりと、交流会を通して多くの人と良い関係を築くことができました。(中略)当初、私は初めての海外旅行ということもあり、不安を抱きながらウズベキスタンへ向かいましたが、現地で出会った人々の温かさや、日本とはまったく異なる建築様式に触れるうちに、その不安はいつの間にか楽しさへと変わっていきました。異文化交流や歴史学習を通して、自分自身の成長を実感することができ、この研修はとても有意義で特別な経験となりました。」
(4年生・山本さん)
 
 
「私は9月に柴田ゼミの2期生・3期生の仲間たちと海外研修でウズベキスタンに訪れました。7泊9日の中で、タシケント・サマルカンド・ブハラというそれぞれ違う魅力が詰まった場所で有意義な時間を過ごしました。写真でしか見たことがなかった景色を直接自分の目で見ることができ、想像以上に衝撃を受けました。サマルカンド・ブハラでは1泊ずつの滞在で、"青の都"と呼ばれているサマルカンドでは、レギスタン広場やシャーヒ・ズィンダ廟群、ハズラティヒズル・モスクなどを中心に散策しました。さらに、昔ながらの落ち着いた雰囲気が残っているブハラでは、ドーム屋根が連なっているタキや、カラーンモスク周辺を中心に散策しました。夜は裏道に入ると街灯のない真っ暗な雰囲気が漂っていて、怖い瞬間もありました。しかし、日本では見ることができない建造物が多く、感動がおさまりませんでした。(中略)この研修を通して、もっともっとたくさんの言語を話せるようになりたいと感じ、海外の歴史にもさらに興味を持ちました。この研修で得た知識や経験を、今後の人生にも活かし続けたいです。」
(4年生・岩本さん)


「私は9月10日から17日まで、ウズベキスタンでの研修に参加しました。タシケントをはじめ、サマルカンドやブハラを訪れ、現地の人や文化、歴史に触れることを目的にしました。初めて訪れる国で、どんな景色や人々に出会えるのか、とても楽しみにしていました。(中略)今回の研修で、ウズベキスタンの文化や人々の優しさにたくさん触れることができました。日本とは違う文化の中で生活し、現地の人々と関わる中で、世界にはいろんな考え方や価値観があることを改めて感じました。写真や動画では伝わらない、その場の空気や匂い、音を体験できたことは、今後もずっと心に残る思い出です。今回の経験を生かして、これからもいろんな国や文化に興味を持ち、積極的に学んでいきたいと思います。」
(4年生・田村さん)
 
 
「今回、ウズベキスタン研修ではタシケント、ブハラ、サマルカンドの三都市を巡り、歴史や文化、人々の生活に直接触れることができました。これまでゼミの授業で学んできたユーラシア地域の知識を、実際に自分の目で確かめられたことが一番の学びだったと感じます。(中略)特に印象に残っているのは、ブハラやサマルカンドの建造物の美しさです。モスクの青いタイルが太陽の光を受けて輝いている様子は、写真で見たものより全く違う迫力がありました。タイル装飾の中にはアラビア文字が入っていたり、細かい細工がされていました。実際、タイル職人の方の制作を見せていただき、本当に手作業の細かい作業で驚きました。それを踏まえて再度建物を見ると、建物の壮大さに本当に感銘を受けました。何百年も前から守られてきた建物が今も大切にされていて、現地の人たちが誇りをもって文化を受け継いでいることが伝わってきました。(中略)コミュニケーションをとるに当たって簡単な挨拶や単語を覚えて現地で使っていましたが、現地の言葉を使うと笑顔になってくれて、現地の言葉を使うだけでコミュニケーションが楽しくなることも学びました。1週間の研修を通して想像していた以上の経験ができ、日本の常識や、当たり前、とは全く異なる国で自分の世界も広がったように感じています。大学生活の中で1番貴重でかけがえのない経験ができたと感じています。」
(4年生・中さん)
 
 
「この研修で最も印象に残ったことは、ウズベキスタンの人々の温かさでした。礼儀を尽くすイスラム式の挨拶、困っていると助けてくれる優しさ、電車で当然のように席を譲ってくれる気配り、タクシーや食事の場での何気ない話、写真を一緒に撮りたいと声をかけてくれる人、そこから生まれる会話や人との出会いが心を豊かにしてくれました。言葉が全て通じる訳ではないが相手への思いやりを持って話してくれる姿に感銘を受けました。そして写真でしか見たことのなかった建築や景色、初めて口にした料理の数々に、五感を通して魅力を強く感じました。そして異文化や宗教への尊敬や配慮を持って行動することの大切さを学びました。ウズベキスタンは必ずまた訪れたいと思える国になりました。」
(4年生・山田さん)