大野ゼミでは、メディア出身の大野茂教授の人脈を活かして、地上波放送局や広告代理店の現場を体験するキャリアゼミを行っています。

前期は例年通り、現場のプロフェッショナルの方からお話を聞いたり、指導を受けたりする多彩で実践的な内容でしたが、後期は特にその中からラジオに重点を置きました。なぜ今、あえてラジオなのか。オールドメディア、ローカルメディアと揶揄されるラジオの「デジタル化」・「通信との融合」・「ローカル放送」について、東京・大阪・福岡・広島の各地域のラジオ局の現場体験を通じて学びました。

国際コミュニケーション学部3年 東 沙綾

学生活動状況報告

2025年は「radiko15周年」です。ラジオメディアが「デジタル化」し、「放送と通信が融合」し、「AMとFMの差がなくなり」、「地方も東京もネットでは同列」になってから15年が経ったということです。しかもradikoは全国に先駆けて大阪から始まりました。さらに最初の民間放送も大阪が発祥の地です。さらに、大野先生が広告代理店に勤めていた20代の頃に、全国のラジオ局にスポンサーを入れる仕事をしていたことから、ラジオへの思い入れもひとしおなのだとお聞きしました。
そこで今年の大野ゼミでは、全員で受けるいつものカリキュラム(東京のフジテレビスタジオ研修など)に加えて、ゼミ内から選抜されたメンバーでラジオに注目した特別な研修を行いました。いずれのメンバーも先生の推薦による大阪FM802でのアルバイト経験に加えて、福岡・広島でローカル番組の生放送に立ち会い、実践を通じて古いメディアの生き残り策や地域メディアのあり方について学ぶことができました。
今年のラジオ研修先は、以下の通りです。
 ・FM802(大阪)…常時
 ・RKB毎日放送(福岡)…8月(2年全員が参加)
 ・広島FM(広島)…11月

  

特に広島FMでは、昨年の第62回ギャラクシー賞ラジオ部門【DJパーソナリティ賞】を獲った『大窪シゲキの9ジラジ』のDJ・大窪シゲキさんにお会いしたことがとても刺激になりました。実は大阪出身である大窪さんは、関西の放送事情にも明るく、大阪と広島の県民性の違いやスタジオの違いについて詳しく説明してくださいました。
このラジオ研修については、大野ゼミOBで、この4月からFM802メディアワークスで働く(昨年度に転職内定された)轟公太先輩がコーディネートしてくださいました。

国際コミュニケーション学科3年 東 沙綾
 

連携先コメント

FM802メディアワークス
轟 公太 様

私は高校時代に地元の広島FMを聴き、ラジオの魅力にとりつかれ、大学選びもメディアを学ぶことができる大野ゼミがある阪南大学の国際コミュニケーション学科を選びました。2回生の入ゼミから3年間、みっちりと大野先生の指導を受け、先生の推薦でFMラジオ局でのアルバイトも経験しました。
一度は一般企業に就職しましたが、メディアへの熱い想いが高まり、この四月から転職して再びFM802の現場に復帰しました。自分が大野ゼミで受けた恩を、今度は大野ゼミの後輩たちに返してあげる番です。社会人として、メディアで働く者として、しっかりと後輩たちを指導してまいりたいと思います。

教員コメント

国際学部 国際コミュニケーション学科
大野 茂 教授

大野ゼミでキャリア教育を始めて10年、最近ではメディアの現場で働く「阪南の・大野ゼミの」先輩から現役の阪南大生へ指導をしてもらうことができるようになりました。
実際に今年は、読売テレビ、テレビ朝日、そして阪・福・広のラジオ研修でそれぞれ卒業生から指導をしてもらう機会がありました。やはり同じ阪南の先輩からの話は「私にも可能性があるかも」と学生に強く意識させる効果があります。
特に今回は、大野ゼミOBでFM802メディアワークスの轟君が様々な場面でコーディネートをしてくれました。阪南大OBOGによる阪南大生のための研修がようやく回り出した実感があります。この好循環をこれからの大野ゼミでは大切にしていきたいです。もちろん、多種多様なプロの方からの学生への指導も引き続きやっていく所存です。

参加学生一覧

【4年】
福山 皇之介 本田 瑞貴 弓場 美貴
【3年】
東 沙綾 松村 美南 真利谷 杏奈 星野 暖和 粟村 奈央 中西 彗雫 安原 こまち 吉川 海那 植田 楓希 谷 結人 東本 翼
【2年】
岡谷 佳那美 中島 優奈 二木 葵美奈 濱崎 杏実 松宮 華璃 瀬戸 日香琉 瀧 みゆ 山根 力丸 井上 裕晴 岡本 地生 寺内 敬士郎