国際学部国際コミュニケーション学科永田ゼミ2回生:相田紗希

北京到着当初の感想と留学を終えての感想

北京に到着したとき、思わず「うわぁ」と声が漏れました。地理的には日本と近いにもかかわらず、想像以上にスケールが大きく、日本との違いを強く感じたからです。中国は国土が広いと理解していたつもりでしたが、空港や街並み、道路の広さは予想をはるかに超えており、その光景は今でも鮮明に覚えています。 4か月間の留学を終えた今、率直な気持ちは「物足りない」というものです。1学期はあっという間に過ぎ、日本へ帰国することでこの生活が終わってしまうことがとても寂しく感じられました。それほどまでに中国での生活を満喫しており、日本での生活を忘れてしまうほどでした。 帰国後は、これまで以上に中国語を上達させたいという目標もできました。もし機会と資金があれば、再び留学や長期旅行をしたいと思えるほど、北京での生活は私にとってかけがえのない経験となりました。

留学生活で楽しかったこと、困ったこと

留学生活で特に楽しかったのは、日々の学習と旅行です。以前参加したシンガポールでの短期留学と比べると、授業内容やレベルは高く、戸惑うこともありましたが、その分多くの知識を吸収することができました。また、他国から来たクラスメイトと食事や遊びに出かけるなど、授業以外の時間も非常に充実していました。
旅行では、日本人留学生や韓国人留学生、現地の友人とともに四川、天津、大同、北京市内を訪れました。それぞれ異なる景色や文化があり、現地の美食を味わうことも大きな楽しみでした。
一方で、生活面ではルームメイトとの関係に悩むことがありました。宗教や生活習慣の違いは理解していたものの、生活リズムが合わず、部屋での要望もなかなか受け入れてもらえませんでした。特に睡眠時間の確保が難しく、平日は4〜5時間ほどしか眠れない日が続き、勉強と寝不足の影響で体調を崩すこともありました。

語学面での成長

4か月という短い期間ではありましたが、中国語力は大きく向上したと実感しています。授業で単語や文法を基礎から丁寧に学んだことで、日常生活の中でも積極的に使えるようになりました。また、一人で買い物や小旅行をすることもできるようになり、自信につながりました。
特に成長を感じたのは、病院で診察を受けたときです。医学用語までは理解できませんでしたが、医師の説明の約8割を理解し、中国語で受け答えすることができました。その瞬間、自分が中国語で生活できているという実感が湧き、とても誇らしい気持ちになりました。

語学面以外での成長

語学以外の面では、自分の気持ちを相手にきちんと伝える力が身についたと感じています。共同生活では、相手の意見を受け入れるだけでなく、自分の意見も尊重してもらうことが必要だと学びました。これまで私は、衝突を避けるために我慢することが多かったのですが、自分自身のために一歩踏み出してみようと決意しました。
結果としてルームメイトとの関係が大きく改善したわけではありませんが、自分が少しでも落ち着ける環境を作ることはできました。この経験を通して、自分の意見を伝える勇気を持つことの大切さを学びました。今後日本で生活する中でも、この経験は必ず活かされると感じています。

他文化としての中国文化

中国文化について、私は「热情」と「塩対応/無関心」が共存する文化だと感じました。人によっては戸惑うかもしれませんが、私はその二面性がとても興味深く、魅力的だと感じました。例えば、レジでほとんど会話がなかったり、仕事中にスマートフォンを操作していたりと、日本とは異なる場面も多くありました。しかし、今ではその光景さえも少し懐かしく感じます。
一方で、中国の「热情」は非常に温かいものです。外国人である私にも親切に接してくれ、失敗しても「大丈夫」と励ましてくれました。また、褒めるときには何度も大きな言葉で称えてくれます。日本にも同様の優しさはありますが、その表現の仕方や温度感は少し異なるように感じました。言葉ではうまく表せませんが、その違いを体感できたことも大きな学びでした。
私はこのような中国文化がとても好きです。