産官学連携先:株式会社藤原電子工業

経済学部髙橋ゼミ2回生は、キャリアゼミの制度を活用し、地域経済と中小企業について理解を深めるため、ものづくり分野に焦点を当てて、実際に活躍している地域に根ざした中小ものづくり企業を取り上げ、ものづくりの基本を把握するとともに、地域産業や経済にとってどのような役割を担っているのかについて考察していく活動をしています。今年度は、①株式会社藤原電子工業での訪問調査、②大阪わかそう2025への参加、③FactorISMでのものづくり企業訪問調査に取り組むことを計画し、スタートしました。今回は最終報告として、「③FactorISMでのものづくり企業訪問調査」について報告します。
FactorISMは、大阪府八尾市をはじめとした中小ものづくり企業について身近に知ってもらうために、工場開放(オープンファクトリー)するイベントです。今回も事務局のご厚意により、学生の調査研究活動を受け入れてくださり、ゼミ生たちが複数のグループを作り、各グループ2社ずつ午前と午後に一日で訪問してきました。以下では、ゼミ生の感想を掲載します。
 

学生活動状況報告

今回のフィールドワークでは自分たちの生活に欠かせないものを作っている会社に訪問させていただき、改めてこういう人たちがいるから自分たちが不自由なく暮らせているのだと感じました。また、プロの人たちの仕事を間近で見ることができ、どの職業も初心者が簡単にできるものではないと感じました。プロの方たちは努力を重ね、何度も失敗を繰り返し、その失敗から学び今に至っているのだと思いました。社員さんたちは集中力がすごく、メリハリをしっかりしていると感じ、自分は大学の一時間半も集中力が持たないので、社会人になるまでにそこを直していかないといけないと感じました。またどの会社も整理整頓が徹底されていて、仕事以前にその環境を整えることが作業に繋がっているのだと思いました。何事も準備を怠らないことの大切さをこのフィールドワークで考えさせられました。これから自分たちも社会に出ていく人間として、自覚と責任を持ち、これからの学校生活を過ごしていかないといけないと思いました。「今日はしんどいから休もう」や「自分は関係ないからいいわ」など、社会に出たら通用しないので、そういった面で自分に厳しくならないといけないと思いました。これからの学校生活を大切にし、今頑張らないと、2年後、3年後に自分が苦労するだけなので、若いうちから失敗を繰り返し、そこから学んでいき、成功につなげていきたいと思いました。
経済学部2年 武田 琉汰

     

連携先コメント

株式会社藤原電子工業
代表取締役会長 藤原 義春 様

ご訪問いただきました先生、学生の皆様に御礼申し上げます。
学生の皆さんは工場の現場を見学され、機械の音や振動に驚かれたのではないでしょうか。学生の皆さんは熱心に説明を聞き入り、学ぶ意識が高く、私からの課題テーマにもしっかりした回答をいただきました。未来に希望を持たれ成長する学生の皆様が就職活動を行うに当たり、中小企業や製造業にも関心を持たれることに期待しております。

教員コメント

経済学部 経済学科
髙橋 慎二 教授

日本の企業の99.7%が中小企業であり、ものづくり分野は一大産業であるにも関わらず、学生の皆さん方の関心は残念ながら高いとは言えません。私は「知らない」「見ていない」ことが最大の原因だと考えています。そこで、今年度もこの1年間、中小企業、とりわけものづくり分野で活躍する企業様にご協力いただき、集中的に見てきました。また、初めての本格的な調査活動(フィールドワーク)でしたので、その基本からの勉強もしながらでした。学生のコメントにもありますように、今回も「知って」「見て」の気づきが多くあったようです。このことは学修だけではなく、自身のキャリア形成にも役立つことでしょう。今後も引き続きこうした気づきの機会を積極的に創っていきたいと思います。

参加学生名簿

久場 新斗、酒谷 信哉、榮 太也、小原 大翔、岡野 晴斗、芝谷 碧斗、土屋 凜太朗、伊藤 駿、塩田 悠翔、筒井 琉斗、福山 瑛斗、藤井 陽、正井 雄飛、
光吉 俊貴、吉田 尚輝、川西 麗羽、小柳 奨季、武田 琉汰、松田 隆之介、井上 直也、岩見 隼人、川端 紅葉、後藤 壮登、俵 就斗、松村 陽菜