産官学連携先:株式会社藤原電子工業

経済学部髙橋ゼミ2回生は、キャリアゼミの制度を活用し、地域経済と中小企業について理解を深めるため、ものづくり分野に焦点を当てて、実際に活躍している地域に根ざした中小ものづくり企業を取り上げ、ものづくりの基本を把握するとともに、地域産業や経済にとってどのような役割を担っているのかについて考察していく活動を行っています。
今年度は、①株式会社藤原電子工業での訪問調査、②大阪わかそう2025への参加、③FactorISMでのものづくり企業訪問調査に取り組むことを計画し、スタートしました。今回は中間報告(その1)として、「①株式会社藤原電子工業での訪問調査」について報告します。
大阪府八尾市に所在する株式会社藤原電子工業は、精巧な金型技術を強みとし、プリント基板をはじめとするプレス加工を中心としつつ、他分野のものづくり企業からのオーダーに対応するなど、事業領域の拡大を進めています。
企業を訪問して調査すること自体が初めてである2回生を対象とした訪問となりましたので、調査活動の基本(マナーに始まり、インタビュー調査、見学時の姿勢なども含めて)について実践的に学べることを意識した企業説明および工場見学プログラムが用意されていました。
今回は事前学修として、学内で企業について予習をしてから臨みました。以下に、参加した学生のレポートを掲載します。

学生活動状況報告

今回、藤原電子工業に伺いお話や工場見学をさせていただいて、基板の製造方法や加工技術を学び、とても貴重な経験になりました。
特に自社で開発された金型のSAF工法は、バリやホコリをなるべく出さないように作られた工法であり、この工法は研究を重ねて編み出した独自の工法として、市場において唯一無二の価値を生み出しています。
またSAF工法を改良したRSAF工法は、ルーター加工と同程度までバリやホコリの発生を抑えることに成功しています。
このSAF工法やRSAF工法を生み出した背景には、会長の藤原氏や他の従業員の方々による地道な成功や失敗、改良があることによって実現したものだと私は考えています。そこから、私は何をするにも地道な作業が大切だと考えました。
藤原氏のように起業するにしても、資格を取得するにしても大切なのは少しの成功体験を積み重ねていき、積み重ねた成功体験を基に新たなことに挑戦する姿勢であると学びました。
私もこれから、成功体験を少しずつ積んでいき、資格などに挑戦してみようと思います。
経済学部2年 武田 琉汰


今回、実際に藤原電子工業様に訪問し調査活動に取り組んでみて、まず整理・整頓・清掃・清潔・躾の5Sに取り組み、工場内も整理整頓されていて、働いている方々も挨拶をしてくださって5S活動が徹底されていることが分かりました。
そのような気が抜けてしまいそうな所をしっかりと徹底できているからこそ、働きやすい環境を作っていけるのだと思いました。
藤原氏の話を伺い、困難な状況に直面しても、「とにかくやってみる」の精神でRSAF工法による金型技術を開発して売り込んだり、異業種分野へも挑戦するなどを通して、生き残り成長する企業になっているのだと思いました。
私たちの暮らしの中でも、これから資格を取ったり、就職活動などが始まったりするので色々迷ったりすることが出てきます。藤原氏の「とにかくやってみる」という姿勢は本当に大事だと思いました。
また、コミュニケーション力と自己管理力があればリーダーシップ力なども身に付いてくるとおっしゃっていたので、これからの就職活動や様々な困難に挫けてしまわないように今のうちからアルバイトなどでしっかりと培っていけるようにします。
           経済学部2年 松村 陽菜



参加学生名簿

久場 新斗、酒谷 信哉、榮 太也、小原 大翔、岡野 晴斗、芝谷 碧斗、土屋 凜太朗、伊藤 駿、塩田 悠翔、筒井 琉斗、福山 瑛斗、藤井 陽、正井 雄飛、
光吉 俊貴、吉田 尚輝、川西 麗羽、小柳 奨季、武田 琉汰、松田 隆之介、井上 直也、岩見 隼人、川端 紅葉、後藤 壮登、俵 就斗、松村 陽菜