産官学連携先:株式会社リブランド

経済学部髙橋ゼミ3回生は、キャリアゼミの制度を活用し、地域経済と中小企業について理解を深めるため、ものづくり分野に焦点を当てて、実際に活躍している地域に根ざした中小ものづくり企業を取り上げ、ものづくりの基本を把握するとともに、地域産業や経済にとってどのような役割を担っているのかについて考察していく活動を2回生の時から進めています。
今年度は、昨年度2回生の時に参加しました「大阪わかそう」に、運営側に回って活動することになりました。「大阪わかそう」は、本学と連携協定を締結している大阪府中小企業家同友会が主催している中小企業への理解を深めるためのイベントで、毎年7月が政府の定める「中小企業月間」であるため、そのタイミングに中之島にある中央公会堂で実施されています。当日は100を超える会員企業・団体のブースが並び、それぞれの特徴が紹介されており、さらにフォーラムというセミナーも開催されています。
ゼミ生たちは、出展企業のうち9社に2~3名ずつ配属され、当日、企業の方々と一緒にブースに立って来場者に企業の特色・魅力等を伝える役割を担いました。そのために、事前に企業訪問を重ね、企業の方々からのヒアリングや見学等を進め、「紹介ボード」を作成するとともに、当日販売する商品のアイデア出しや、PRの仕方などについて打ち合わせをし、入念に準備をした上で当日臨みました。
こうした取組自体が稀なこともあり、同会場で開催されましたフォーラム(セミナー)でブースに立った学生と受け入れた企業経営者が登壇し、今回の取り組みに関して総括する機会も経験することができました。以下に参加した学生のレポートを掲載します。

学生活動状況報告

 ■経済学部3年 千葉 稀月
大阪わかそうでは、株式会社マルキチ様を担当することになりました。事前訪問では、直接お話を伺い、ホームページ上で書かれていることだけではわからない想いや商品の魅力や強みについて知ることができました。実際に話を伺うことで、考えていた印象や思っていたことも変わりました。マルキチ様は、オリーブオイルなどの卸売を中心としており、海外から輸入している商品の中にはイタリアで賞を取ったオリーブオイルなどもありました。3種類のオリーブオイルを試飲しました。普段、オリーブオイルをそのままいただくことはなくて、はじめて直接飲みましたが、それぞれ少し香りも異なり、それに合う料理など考える課題が出されて、家でいろいろ考えました。当日、お客様に聞かれたときに自分なりに伝えられるようにと考えましたが、実際にはそれを伝えることはとても難しかったです。大阪わかそうに参加して、商品の良さを伝えることや販売していくことの難しさを知ることができました。とても充実した良い経験でした。

 ■経済学部3年 櫻井 浩輝
今回、出展ブースに立って活動するにあたって、事前の企業訪問で得た企業の強みや取り組み、従業員の働いている様子など直接知り、それらの情報を紹介ボードにまとめて、その紹介ボードを使ってブースで説明をしました。集めた情報をただ眺めるのではなく、強み・企業や従業員の様子などを構造的に理解し、自分なりにまとめる力がついたと感じています。そして実際に、企業の魅力をどう伝えるのか、どのような説明であれば伝わりやすいのかなどを考える良い機会になりました。
また、企業紹介というのは、ただ伝えるだけではなく、聴いている側からの質問に答えたり、自分なりの視点で感じたことを答えたりすることを含めて、企業紹介だと思います。こうした取り組みが聴いている側に深く理解してもらえるのだと、この経験を通して実感しました。2回生の時の「見る側」から今回「伝える側」に立ったことで、いかに企業に興味を持ってもらい、短い時間の中で魅力や本質を的確に伝えるための工夫が必要であると感じました。そして、社長や従業員と一緒にブースに立ったことで、「企業の顔」、「同じ企業の一員」としての自覚が芽生え、企業のイメージを左右するという責任感を持って、紹介していたと思います。
これらの経験や力を活かして、他の就活生とは違った切り口も含めて企業研究をしていきます。
 

参加学生一覧

秀嶋 美咲、 松田 憲治、 矢奥 心和、 西窪 りほ、 村上 柊也、 生駒 海里、 井上 智貴、 岩堀 玲奈、 大倉 天快、 大野 朔葉、 川口 舞子、 櫻井 浩輝、 洲崎 莉子、 千葉 稀月、 寺田 充輝、 平嶺 貴也、 村田 寛太、 山本 彩華、 大西 健介、 梶川 潤葉、 玉森 ひなた、 藤井 翔太郎、 小川 奈江、 小山 遥希、 松本 純