産学連携先:奈良県吉野町

 観光名所を巡り、名物を食べたり地元の人と触れ合ったりしました。全く知らない土地でルートを話し合いながら歩き回るのは初めてで大変でしたが良い経験になりました。これまで明確な目的地があり、その場所を目指して行動することが大半だったので町の様子やどんなお店があるかに目を向けながら歩くことが新鮮でした。吉野山は観光地ということもあり、飲食店や観光名所が点在していますが、上市地区は住宅街で観光スポットも少なく、こういった機会がなければ訪れることはなかったと思うので貴重な経験になったと感じました。町を歩いているとき、少しでも周りの様子に目を向けることで気づくことや感じることがたくさんあるということを知ることができました。例えば吉野山の飲食店は、山側の窓が大きくつくられており、春には桜秋には紅葉といった景色を楽しめるようになっているという共通点があること等。また、地元住民の方たちは、フレンドリーな人が多く、話しかけてくださったり道を教えてくださったりと人の温かさにも触れることが出来ました。

学生活動状況報告

 地域の活性化のために地域住民全体で取り組んでいることが町の様子からも伝わってきました。地域のつながりや絆が根強いというのは、とてもいいことだと思います。今は、SNSの普及によりどんな遠いところに住んでいる人にも、町の良さや新しい活動をアピールできるので、3密を避けた自然とアートを楽しめるはならあとやMindTrailは時代にあっていると感じました。また、QRの読み取りや専用アプリといった最新の技術をうまく活用していてよかったと思います。
 また、観光に来た人だけでなく地元に住んでいる人も楽しめるというのは大事なことだと思います。古い建物ばかりなイメージがありましたが、歴史を残しつつ内装はとても綺麗にリフォームされていたり、町のイメージを残しつつ、トレンドを抑えた建物があったりといい意味で想像と違っていました。しかし、電車やバスの本数や、急な坂道の多さ等、不便さを感じる場面はやはり多かったです。飲食店のメニューは似たものが多く、他の店との差別化があったほうが良いのではないかと思いました。
 知らない土地の街並みに目を向けることで、人の目をひくのはどういう建物か考えたり、良い点や改善点を探したりするのは、物事を多角的な視点で見ることが必要になるので自分の成長に繋がったと思います。
経済学部 秋山 かえで

参加学生一覧

秋山 かえで、庄司 大晃、原田 亮、岡崎 陽太、松本 崚、南 裕貴、保田 峻佑、中野 尚哉、小早川 拓夢、保 達基、石川 泰成、小野 拓真、北野 秀弥、高橋 功樹、堂代 朋加、福井 淳子、間下 将斗、宮里 果林、山口 優斗、土肥 晟椰、乗松 虹輝

ゼミ集合写真