産官学連携先:株式会社スタジオグッドフラット

経済学部定藤ゼミでは、櫻井ゼミ、中西ゼミと連携して、鹿児島県いちき串木野市の魅力発信プロジェクトを実施しています。
いちき串木野市は山と海に挟まれた小さなまちですが、焼酎はもちろん、マグロやサワーポメロ、独自のカフェ文化が息づくまちです。「食のまちづくり」に取り組み、地産地消の給食の提供や、特産のサワーポメロをいかしたお菓子が作られています。

今回は、2025年9月に行った鹿児島合宿を踏まえた最終報告を行います。

学生活動状況報告

鹿児島市で行われたフィールドワークでは、天文館や維新ロードなど、鹿児島市の観光ビデオのロケ地の写真を撮影しました。
  

他のゼミ生とこういった活動をするのは初めてで緊張しましたが、協力してフィールドワークに取り組めたので良かったです。
フィールドワークの後は維新ふるさと館を見学しました。ここでは幕末時代の鹿児島の様子や、維新を代表する偉人たちの歴史に関するさまざまな資料が展示されていました。館内はとても広く、数時間の見学では全ての展示を見ることは難しいため、何度も見学することをお薦めします。
維新ふるさと館の見学の後は、バスでいちき串木野市に移動し、二つ目のフィールドワークである観光マップの作成を行いました。
ゼミ生が班別に分かれて、まぐろの館や市来えびす市場などを訪れ、いちき串木野市の魅力をPRするべく観光マップの作成に取り組みました。フィールドワークの後は宿泊するホテルでBBQを行い、今日一日を労い、ゼミ生同士で親睦を深めました。

翌日はホテルのバイキング会場で朝食を取りました。地元の名産品を使った和洋バラエティに富んだメニューはどれも絶品で、お腹いっぱいになるまで食べました。朝食後は、いちき串木野市役所に移動し、職員の方たちの前で昨日作成した観光マップのプレゼンを行いました。
  

発表の際はとても緊張し、うまくプレゼンすることができませんでしたが、総評で自分の班だけが訪れた下田平精肉店についてお褒めの言葉をいただけたので、取材した甲斐があったと思いました。
坂東 和哉

提携先コメント

株式会社スタジオグッドフラット
市村 良平 様

今年もいちき串木野市へお越しいただき、ありがとうございました。

今年度はこれまでの視察型の学びに加え、学生の皆さんが実際にまちを歩き、フィールドワークを通して得た気づきをもとに提案をまとめていただくという、新しい形での取り組みとなりました。Googleマップなどのツールも活用しながら、自分の足で歩き、目で見て、肌で感じた経験を土台に構成された提案は、どれも説得力があり、まちの可能性を多角的に捉えたものでした。やはり、現地での体感から生まれる視点には強さがあり、その感覚を大切にしながら考えることの重要性を改めて感じています。

また、若者ならではの視点で切り取られた提案には、私たちにとっても多くの学びがありました。何に注目し、どのように情報を探し、どこに価値を見出すのかというプロセス自体が新鮮で、地域で活動する立場としても刺激を受ける時間となりました。
まちづくりは、世代や立場の異なる人が関わることで、見える景色が広がっていくものだと実感しています。今回の取り組みを通して、学生の皆さんがいちき串木野市を一つのフィールドとして主体的に考え、真摯に向き合ってくださったことに心より感謝しています。

地域を外からの視点で見つめ、言葉や提案として形にしていただいたことは、私たちにとっても大きな励みであり、貴重な機会となりました。今後も地域を題材にした実践的な学びを通じて、互いに刺激し合える関係を続けていければ幸いです。

教員コメント

今年も鹿児島県いちき串木野市にて合宿を行いました。
いちき串木野市役所の皆様、市村様、関係者の方々に、まずは御礼申し上げます。

今年は1日目に学生が街を歩き、気づきを発表資料にまとめ、2日目に市役所で発表し、コメントをいただくという形でフィールドワークを行いました。実際に街を歩くこと、限られた時間の中で初対面の学生同士がグループワークで発表資料を作ること、市役所の方の前で発表すること、それぞれに体験としての学びがありました。
ハードスケジュールではありましたが、夕食や朝食では鹿児島の食材や焼酎などを味わい、鹿児島市では歴史を学ぶことができました。動画や文字では分からないことを現地で知る経験ができました。
これらの経験を通して、今後も地域創生やまちづくりについての研究のみならず、コミュニケーションやプレゼンテーション、提案能力の向上を目指してほしいと思います。

参加学生一覧

坂東 和哉