2022.10.5

西ゼミでは研究論文の作成に取り組んでいます

 西ゼミ3年生は、マクロ経済学、日本経済の理解、パソコンをつかったデータ分析の修得を基礎として、今年度もグループで研究論文の作成に取り組んでいます。
 研究を進めたり、メンバーで集まってその方向性を議論するには、演習の時間だけではじゅうぶんではありません。そこで、この夏休みに、あべのハルカスのサテライトキャンパスで、研究論文の作成をテーマに集中的に学修を行いました。
 論文作成は、課題の発見、解決方法、読むこと、知識や分析の技を得ること、書くこと、表現すること、授業で学んだこと等々、大学での学びのほとんどを活かすことができる総合的な学修として、西ゼミがずっと取り組んでいる活動です。その様子を、以下、3年生に報告してもらいます。

 当日は『経済セミナー』で特集された経済論文の書き方や読み方を各グループがプレゼンすることで学びました。あわせて、教員から研究を進め、論文作成するうえでの留意点を学びました。
 そのうえで、各自が夏休み中に準備した文章や資料をグループで共有し、全体的なストーリー作成、とくにリサーチ・クエスチョンの設定、論証の手続き、そこから導き出される結論の間の整合性に注意を払いながら論文の制作を進めました。今年度は、少子高齢化社会における働き方の課題、AIと労働・雇用のこれから,SDGsと環境問題などをテーマに研究を進めています。
 ハルカスからの見晴らしは絶景で、普段の環境と違う雰囲気で授業を行い新鮮でした。今回の授業で学んだことを活かして論文作成に取り組んでいきたいと思います。
安田拓海