2025年5月19日(月)、経済学部「グローバルビジネス論a」(三木担当)では、藤井寺保健所生活衛生室薬事課主査の矢作啓様にお越しいただき「薬物乱用防止について」というテーマでご講演をいただきました。
【ご講演の内容(要約)】
薬物乱用とは、違法薬物の使用や医薬品の不適切な使用を指し、心身や社会に深刻な影響を及ぼす行為である。若年層ではSNSを通じた誤情報や誘いによる使用が増加している。大麻を含む薬物は依存性や学習能力の低下、精神障害などを引き起こす。たとえ一度の使用でも危険であり、正しい知識と断る意志が不可欠である。
以下に今回の訪問見学で得られた、学生たちの気付き(一部)を紹介します。
以下に今回の訪問見学で得られた、学生たちの気付き(一部)を紹介します。
【経済学部2年生 今村 宝 さん】
私は、今回の大阪藤井寺保健所様のご講演で薬物について、その危険性や薬物に関する情報の偽りなどを知ることができた。また今後の薬物の考え方や接し方について、その対策も含めて学ぶことができた。
薬物には様々な種類があり、大麻や覚せい剤、コカインなどが有名である。しかし、他にもMDMA、LSD、危険ドラッグ、有機溶剤などがあり、最も乱用されているのが大麻である。特に10代や20代の若年層に多く、その背景にはネットや先輩の話などから誤った情報を信じてしまうことがある。たとえば「海外では合法」「依存性が低い」といったものである。
確かに、カナダなどでは大麻が合法化されているが、それは犯罪組織への資金流入を防ぐための苦肉の策であり、安全だからではない。そして薬物乱用で起訴されている人のほとんどが初犯であり、多くの人が後悔している。
私自身、高校2年生のときに大麻をやっている同級生から誘われたことがある。そのとき、普段から調べる癖や薬物乱用防止授業の記憶があったため、きっぱり断ることができたが、そうでなければ使用していたかもしれない。だからこそ、このような講座は非常に重要である。
薬物乱用をゼロにするのは難しいかもしれないが、減らすことはできると考える。現在、AIは大きく発展しており、SNSでの薬物取引をAIが検出・対処する仕組みを作るべきである。たとえば隠語を学習させ、文脈から薬物取引と判断すればアカウントを停止するなどの対策が可能である。
薬物の危険性や間違った考え方を正しく理解し、SNS上の情報に惑わされない力を身につけ、薬物被害に遭わないよう自分自身を守りたい。
薬物には様々な種類があり、大麻や覚せい剤、コカインなどが有名である。しかし、他にもMDMA、LSD、危険ドラッグ、有機溶剤などがあり、最も乱用されているのが大麻である。特に10代や20代の若年層に多く、その背景にはネットや先輩の話などから誤った情報を信じてしまうことがある。たとえば「海外では合法」「依存性が低い」といったものである。
確かに、カナダなどでは大麻が合法化されているが、それは犯罪組織への資金流入を防ぐための苦肉の策であり、安全だからではない。そして薬物乱用で起訴されている人のほとんどが初犯であり、多くの人が後悔している。
私自身、高校2年生のときに大麻をやっている同級生から誘われたことがある。そのとき、普段から調べる癖や薬物乱用防止授業の記憶があったため、きっぱり断ることができたが、そうでなければ使用していたかもしれない。だからこそ、このような講座は非常に重要である。
薬物乱用をゼロにするのは難しいかもしれないが、減らすことはできると考える。現在、AIは大きく発展しており、SNSでの薬物取引をAIが検出・対処する仕組みを作るべきである。たとえば隠語を学習させ、文脈から薬物取引と判断すればアカウントを停止するなどの対策が可能である。
薬物の危険性や間違った考え方を正しく理解し、SNS上の情報に惑わされない力を身につけ、薬物被害に遭わないよう自分自身を守りたい。
【経済学部2年生 松本 琉希歩 さん】
私は本日の講演内容で印象に残ったことは、薬物の種類の多さと薬物の危険性である。本レポートでは、薬物乱用の定義、種類、危険性について、講義を聞いて感じたことを述べる。
薬物乱用とは、違法な薬物を使用することや、医薬品を本来の目的と異なる用途で使用することであり、一回だけの使用でも乱用に当たる。私は、薬物乱用とは違法薬物に限ると思っていたため、医薬品も含まれると知り驚いた。
薬物は主に二種類に分けられる。一つ目は違法薬物であり、大麻、覚醒剤、MDMA、コカイン、LSD、危険ドラッグ、有機溶剤などが含まれる。中でも大麻にはリキッドやワックスなどの加工品があり、チョコレートやグミ、スナックなどの食品に混入される例もある。実際に知らずに摂取して救急搬送されたケースも報告されている。
二つ目は、医薬品の誤用である。これは薬局で容易に購入できるため手を出しやすく、実際に精神科に運ばれてくるケースも多いという。医薬品はさまざまな効果が混ざっており、医療機関でも対応が困難であると知った。
薬物には様々な危険性がある。依存性が強く、一度使用すると繰り返してしまい、耐性がつくことで使用量が増えていく。また、周囲からの誘いや知識の不足、好奇心で使用してしまうことも多い。さらに、名称を工夫して危険性を隠す例や、学習能力の低下、最悪の場合死に至るリスクもある。
薬物は非常に身近な問題であり、誘われてもきっぱりと断り、大人に相談する姿勢が重要である。正しい知識を身につけ、自らの身を守ることが必要不可欠だと実感した。
薬物乱用とは、違法な薬物を使用することや、医薬品を本来の目的と異なる用途で使用することであり、一回だけの使用でも乱用に当たる。私は、薬物乱用とは違法薬物に限ると思っていたため、医薬品も含まれると知り驚いた。
薬物は主に二種類に分けられる。一つ目は違法薬物であり、大麻、覚醒剤、MDMA、コカイン、LSD、危険ドラッグ、有機溶剤などが含まれる。中でも大麻にはリキッドやワックスなどの加工品があり、チョコレートやグミ、スナックなどの食品に混入される例もある。実際に知らずに摂取して救急搬送されたケースも報告されている。
二つ目は、医薬品の誤用である。これは薬局で容易に購入できるため手を出しやすく、実際に精神科に運ばれてくるケースも多いという。医薬品はさまざまな効果が混ざっており、医療機関でも対応が困難であると知った。
薬物には様々な危険性がある。依存性が強く、一度使用すると繰り返してしまい、耐性がつくことで使用量が増えていく。また、周囲からの誘いや知識の不足、好奇心で使用してしまうことも多い。さらに、名称を工夫して危険性を隠す例や、学習能力の低下、最悪の場合死に至るリスクもある。
薬物は非常に身近な問題であり、誘われてもきっぱりと断り、大人に相談する姿勢が重要である。正しい知識を身につけ、自らの身を守ることが必要不可欠だと実感した。
【経済学部2年生 DINHTHUY DUNG さん】
今回の藤井寺保健所の講演で、最も印象に残ったのは、「大麻の食品化とSNSを通じた拡散の危険性」です。私はこれまで薬物といえば注射やタバコのようなものだと思っていましたが、チョコレートやグミなどのお菓子に混入されるケースがあると知り、強い驚きを感じました。
また、「一度だけなら大丈夫」「海外では合法だから安全」といった誤った情報がSNSを通じて広がっている現状にも危機感を抱きました。特に、若い人の多くが「大麻は危なくない」と考えているという点が深く印象に残りました。
講演では、大麻が「ゲートウェイ・ドラッグ」として、より強い薬物への入口になるという考え方も紹介されました。これは、薬物乱用の本当の怖さをよく表していると感じました。
私は中学校のとき、薬物依存者を目の当たりにした経験があります。そのとき、薬物がどれほど人生を壊すかを知りました。だからこそ、「一度だけならいい」という気持ちを断つことが大切だと改めて実感しました。
今後は、自分自身が薬物と関わらないのはもちろん、周囲の人々にも正しい知識を伝えられる存在になりたいです。
また、「一度だけなら大丈夫」「海外では合法だから安全」といった誤った情報がSNSを通じて広がっている現状にも危機感を抱きました。特に、若い人の多くが「大麻は危なくない」と考えているという点が深く印象に残りました。
講演では、大麻が「ゲートウェイ・ドラッグ」として、より強い薬物への入口になるという考え方も紹介されました。これは、薬物乱用の本当の怖さをよく表していると感じました。
私は中学校のとき、薬物依存者を目の当たりにした経験があります。そのとき、薬物がどれほど人生を壊すかを知りました。だからこそ、「一度だけならいい」という気持ちを断つことが大切だと改めて実感しました。
今後は、自分自身が薬物と関わらないのはもちろん、周囲の人々にも正しい知識を伝えられる存在になりたいです。