2025年4月23日(水)、経済学部の三木ゼミ2年生は東大阪市にあるMOBIO(モビオ)を訪問しました。
MOBIOは、大阪府がクリエイション・コア東大阪に開設した、府内全域の中小ものづくり企業のための「ものづくりの総合支援拠点」です。
三木ゼミは、グローバル人材を育成する「グローバルキャリアプロジェクトゼミ」であると同時に、民間企業出身の教員が指導するという特色を活かし、企業/行政/地域との接点をできるだけ多く持つようにしています。三木ゼミ2年生としては8年連続の訪問であり、今後課題解決型ゼミとして「ものづくり中小企業と大学生の求人求職ミスマッチ解消」事業を推進していく上で必要となる、大阪の中小企業に関する基本情報を学ぶことができました。
以下に、今回の校外学習における学生たちの「気づき」の一部を紹介します。
MOBIOは、大阪府がクリエイション・コア東大阪に開設した、府内全域の中小ものづくり企業のための「ものづくりの総合支援拠点」です。
三木ゼミは、グローバル人材を育成する「グローバルキャリアプロジェクトゼミ」であると同時に、民間企業出身の教員が指導するという特色を活かし、企業/行政/地域との接点をできるだけ多く持つようにしています。三木ゼミ2年生としては8年連続の訪問であり、今後課題解決型ゼミとして「ものづくり中小企業と大学生の求人求職ミスマッチ解消」事業を推進していく上で必要となる、大阪の中小企業に関する基本情報を学ぶことができました。
以下に、今回の校外学習における学生たちの「気づき」の一部を紹介します。
経済学部2年生 小山 智輝 さん
先日、東大阪市にあるMOBIO展示場を訪問しました。MOBIOは中小企業のものづくり技術を広く紹介する施設で、今回の展示では多種多様な企業が最新の製品や技術を紹介していました。
会場に入ってまず感じたのは、ものづくりへの情熱と、それぞれの企業が有する独自技術の高さです。単なる製品展示ではなく、開発過程の苦労や工夫、社会にどう貢献するかという想いまでが丁寧に伝わってくる構成となっており、非常に印象的でした。
特に印象に残ったのは、ミクロン単位の精度を追求する企業の取り組みです。こうした技術は医療機器や航空宇宙産業にも応用されており、見た目には分からないほど小さな部品にも、大きな意味と価値があることに驚かされました。
また、生分解性素材の開発や省エネ・高効率の生産設備といった、環境への配慮を重視した取り組みにも注目が集まっていました。こうした未来志向の技術革新は、持続可能な社会を目指す上で不可欠な要素であると強く感じました。
加えて、会場では実際に技術者の方々と直接話す機会も多く設けられており、現場の生の声を聞けたのは非常に貴重な体験でした。技術の裏にある試行錯誤や想いを直接聞けたことで、ものづくりへの理解が一層深まりました。
今回のMOBIO訪問を通じて、日本の中小企業が持つ底力と、未来に向けて挑戦し続ける姿勢に強く感銘を受けました。今後、私自身も何かに挑戦する際には、粘り強さと創造性を持って取り組んでいきたいと感じました。
会場に入ってまず感じたのは、ものづくりへの情熱と、それぞれの企業が有する独自技術の高さです。単なる製品展示ではなく、開発過程の苦労や工夫、社会にどう貢献するかという想いまでが丁寧に伝わってくる構成となっており、非常に印象的でした。
特に印象に残ったのは、ミクロン単位の精度を追求する企業の取り組みです。こうした技術は医療機器や航空宇宙産業にも応用されており、見た目には分からないほど小さな部品にも、大きな意味と価値があることに驚かされました。
また、生分解性素材の開発や省エネ・高効率の生産設備といった、環境への配慮を重視した取り組みにも注目が集まっていました。こうした未来志向の技術革新は、持続可能な社会を目指す上で不可欠な要素であると強く感じました。
加えて、会場では実際に技術者の方々と直接話す機会も多く設けられており、現場の生の声を聞けたのは非常に貴重な体験でした。技術の裏にある試行錯誤や想いを直接聞けたことで、ものづくりへの理解が一層深まりました。
今回のMOBIO訪問を通じて、日本の中小企業が持つ底力と、未来に向けて挑戦し続ける姿勢に強く感銘を受けました。今後、私自身も何かに挑戦する際には、粘り強さと創造性を持って取り組んでいきたいと感じました。
経済学部2年生 安藤 正翔 さん
今回、ナミテイと丸ヱム製作所の企業資料を通じて、日本のものづくり産業の奥深さと技術革新への飽くなき挑戦を学びました。実際の工場訪問ではありませんでしたが、資料からそれぞれの企業の製品や開発姿勢が明確に伝わってきました。
ナミテイは、異型鋼線や異型部品を中心に500種類以上の製品を展開しており、家電・自動車・通信・建築・光海底ケーブルといった多岐にわたる分野で活躍しています。中でも「発想をカタチにする」という企業理念や、独自プログラムによるコスト削減の工夫などから、技術への誇りと情熱がひしひしと感じられました。
一方、丸ヱム製作所は「ねじ」という小さな部品に注目しながらも、マグネシウム合金やチタン系形状記憶合金といった難加工素材に果敢に挑戦し、製品化を実現しています。また、視覚障害者向けの誘導ブロックの開発など、社会的課題への取り組みも印象的でした。
今回の企業資料から、普段は意識しにくい部品や素材にも、無限の技術的可能性と社会的価値が詰まっていることを実感しました。目立たない部分で社会を支える企業の存在に触れ、自分自身の将来や仕事のあり方について考える貴重な機会となりました。
ナミテイは、異型鋼線や異型部品を中心に500種類以上の製品を展開しており、家電・自動車・通信・建築・光海底ケーブルといった多岐にわたる分野で活躍しています。中でも「発想をカタチにする」という企業理念や、独自プログラムによるコスト削減の工夫などから、技術への誇りと情熱がひしひしと感じられました。
一方、丸ヱム製作所は「ねじ」という小さな部品に注目しながらも、マグネシウム合金やチタン系形状記憶合金といった難加工素材に果敢に挑戦し、製品化を実現しています。また、視覚障害者向けの誘導ブロックの開発など、社会的課題への取り組みも印象的でした。
今回の企業資料から、普段は意識しにくい部品や素材にも、無限の技術的可能性と社会的価値が詰まっていることを実感しました。目立たない部分で社会を支える企業の存在に触れ、自分自身の将来や仕事のあり方について考える貴重な機会となりました。
経済学部2年生 藤川 愛子 さん
1. はじめに
私たちは東大阪市のMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)を訪問し、大阪府商工労働部モノづくり支援課による講義と常設展示場の見学を通じて、中小企業支援の実態を学びました。
2. 大阪府のものづくり企業の特徴
大阪府は事業所数・従業員数ともに全国2位を誇り、多分野にわたる中小企業が存在しています。多様性と技術力の高さは、展示場においても随所に感じられました。例えば、大失敗賞を設けて挑戦を後押しする企業や、新幹線で使われる高強度なネジの展示からは、挑戦と技術革新の精神を強く感じました。
一方で、深刻な高齢化や人手不足の課題も浮き彫りになっており、中小企業に対する若者の関心の低さが今後の持続性に影響することが懸念されます。
3. MOBIOの支援活動
MOBIOは、200ブースに及ぶ常設展示場を中心に、ビジネスマッチング、知的財産支援、大学・高専との連携など多岐にわたる支援を展開しています。企業の販路開拓や人材確保、意欲向上にも貢献しており、単なる制度的支援にとどまらず、企業の内面的なモチベーション向上にも寄与している点が印象的でした。
4. おわりに
今回の訪問を通して、私自身も「支援」とは物資や制度の提供だけでなく、働く人の意欲を高めることができる力でもあると学びました。今後、誰かの役に立つような仕事に就きたいという気持ちがより明確になりました。
私たちは東大阪市のMOBIO(ものづくりビジネスセンター大阪)を訪問し、大阪府商工労働部モノづくり支援課による講義と常設展示場の見学を通じて、中小企業支援の実態を学びました。
2. 大阪府のものづくり企業の特徴
大阪府は事業所数・従業員数ともに全国2位を誇り、多分野にわたる中小企業が存在しています。多様性と技術力の高さは、展示場においても随所に感じられました。例えば、大失敗賞を設けて挑戦を後押しする企業や、新幹線で使われる高強度なネジの展示からは、挑戦と技術革新の精神を強く感じました。
一方で、深刻な高齢化や人手不足の課題も浮き彫りになっており、中小企業に対する若者の関心の低さが今後の持続性に影響することが懸念されます。
3. MOBIOの支援活動
MOBIOは、200ブースに及ぶ常設展示場を中心に、ビジネスマッチング、知的財産支援、大学・高専との連携など多岐にわたる支援を展開しています。企業の販路開拓や人材確保、意欲向上にも貢献しており、単なる制度的支援にとどまらず、企業の内面的なモチベーション向上にも寄与している点が印象的でした。
4. おわりに
今回の訪問を通して、私自身も「支援」とは物資や制度の提供だけでなく、働く人の意欲を高めることができる力でもあると学びました。今後、誰かの役に立つような仕事に就きたいという気持ちがより明確になりました。