2022年7月11日(月)、経済学部「グローバル・ビジネス論a」において、特別講義として高槻市にある「株式会社浜田」経営企画室の千葉昌治様・寺井正幸様にお越しいただき「SDGsについて/リサイクル業の就職先としての魅力について」という内容でご講演をいただきました。
 株式会社浜田は1969年創業、産業廃棄物の分別処理を中心に、ゼロエミッションリサイクル、解体工事、各種処理装置の販売などを行う環境ソリューション企業です。No.1環境ソリューション企業であることはもちろん、お客様にとって、環境で困ったら真っ先に相談しようと思える「環境ソリューションのファーストコールカンパニー」を目指しています。それを実現するために時代を先読みし、数多くの新商品・新サービス・新規事業を創出しています。
 以下に今回のご講演で得られた、学生たちの気付きの一部を紹介します。

【経済学部2年 岸 麻美さん】

 私は、今回株式会社浜田の講演を聞き、リサイクルに興味を持った。今までもリサイクルや環境問題は、地球に大きな影響を与えているということは知っていた。しかし、意識はしながらもあまり自分の中で重要視していなかった。講演で心に残ったことと、自分の考えを述べていく。
 世界では、プラスチックが自然環境に大きな影響を与えている。日本国内でリサイクル出来なかったプラスチックは、3つの方法で処理されている。その3つの方法は、焼却、埋立、途上国への輸出である。途上国への輸出は世界で大きな問題とされている。国内でのリサイクルが91tとされていて、途上国への輸出は95tとされている。国内でのリサイクルよりも途上国への輸出の方が多い。処理しきれなかったプラスチックは悪循環を起こし、海洋汚染、マイクロプラスチック、有害物質という新たな問題を作っている。
 株式会社浜田では、そんな環境問題を緩和させるために産業廃棄物の処理、産業廃棄物にまつわる解体工事、リサイクルを行っている。会社のビジョンとして、お客様の悩みを聞き適切なアドバイスをできるように、‘環境ソリューションのファーストコールカンパニーになること’を掲げている。
 私が日常でよく使うプラスチックを考えてみた。大学に行く度に買うペットボトルと新作が出る度に買うスタバのプラスチック。私は、今まで環境を考えて買うのを控えようと思うのではなく、お金を抑えるために買うのを控えようという考えしか出てこなかった。しかし、今回の講演で中国の映像を見せてもらい、考えが変わった。
 日常的にこの環境問題を頭の片隅に置いておくべきだ。私たちでも日常でどのように改善していくかを考えて、少しでもプラスチックのゴミを出さないようにしていくべきである。私は、日常的にボトルを持ち歩こうと思った。

【ご参考】