2021.7.23

社会連携事業「人口減少地域/交通空白地の公共交通をどう埋めていくべきかを考えよう」③ 大阪メトロとの意見交流会を実施しました

 2021年7月21日(水)、経済学部の三木ゼミ2年生は、大阪市平野区の「コミュニティプラザ平野(平野区民センター)」で、同区と生野区でAIオンデマンドバスの実証実験を行う大阪メトロ・交通事業本部MaaS戦略推進本部と、社会実験運行のオンデマンドバスへの乗車体験(6/23に三木ゼミ生が実施した実地調査)の結果に対する評価や課題、次世代モビリティの方向性などについて意見交換会を行いました。この意見交換会は、本事業の連携先である株式会社交通論壇社社長の小北隆弘様、及び梅田交通グループ代表の古知愛一郎様のご尽力により実現しました。
 オンデマンドバスとは、路線バスのような規定の経路や時刻表がない予約型のバスで、スマートフォンアプリ「Osaka MaaS」や電話で、乗車時間と場所、降車する目的地を予約すると、システムが自動生成したルートにより目的地まで運行するものです。その際、乗り合いを発生させることで、より効率的な運行が可能になります。現在大阪市内の生野区と平野区で実証実験が行われており、大阪市では民間事業者による社会実験を通じて、利用サービスの向上ときめ細かな移動サービスの提供、また将来にわたり持続可能な公共交通ネットワークを維持するためのAIオンデマンド交通の検討を進めています。