2020.12.16

株式会社浜田と経済学部三木ゼミ3年生の連携事業が「環境新聞」に取り上げられました

 株式会社浜田と経済学部三木ゼミ3年生が合同で取り組んでいる産学連携事業「SDGsカードゲーム「X」を活用しSDGsへの理解を深めよう」が、2020年12月2日付の「環境新聞」に取り上げられました。環境新聞は、東京に本社のある環境新聞社が発行している、環境・公害関係に特化した専門紙であり、取材は2020年11月11日にリモートにて実施されました。

<以下、記事内容>

浜田 SDGsをテーマに阪南大学とコラボ ~ カードゲームを使った講義実施、エコバッグも作成 ~

 産業廃棄物処理・リサイクルを中心とした環境ソリューション事業に取り組む浜田(大阪府高槻市)は、阪南大学とSDGsをテーマにさまざまなコラボ企画に取り組んでいる。同大学・三木隆弘教授のゼミと連携し、SDGsアクションカードゲーム「X(クロス)」を活用した講義を実施。エコバッグの共同制作なども行っている。リサイクル業界が学生から就職先として積極的に選ばれるとは言い難い状況の中、同社ではできるだけ学生との接点を持ち、取り組み等を正しく認識してもらい将来の人材確保につなげるとともに、SDGsの概念を学生たちに伝える次世代教育を行うことを目的としている。
 同社は10月に行われた経済学部「グローバル・ビジネス論」の中で、特別講義を実施。寺井正幸氏、飯尾梨紗氏らがオンライン会議システム「Teams」で参加し、「リサイクル業の就職先としての魅力について」のテーマで講演した。この特別講義は、17年度の三木ゼミ3年生が社会連携事業として推進した「リサイクル業の就職先としての魅力をどのように発信するか」からの継続取り組みとなっており、今回講師を務めた飯尾氏は、当時ゼミ生の一人として参加していた。
 三木教授は、「私のゼミは企業や行政などの困りごとを学生目線で解決するという課題解決型のゼミとなっている。その中で17年に、地球環境改善に貢献でき利益率も高い業界でありながら、学生や若者たちに就職先として見られることが少ないリサイクル業界を取り上げ、その魅力をどうすれば若者に伝えることができるかということを学生たちが考え提言を行った。それが浜田とのコラボの始まりだった。それから数年経ち、また何か一緒にできないかということで、現在注目されているが学生たちが十分理解しているとは言い難いSDGsをテーマに選び、今回のコラボ企画に至った」と話す。
 講演の後半ではSDGsに対して理解を深めるためのツールであるSDGsカードゲーム「X(クロス)」を活用してカードゲームを実施。SDGsの目標達成に向けたビジネスアイデアのコンテストを行い、優秀賞等を決定した。クロスは、SDGsの17個の目標に沿ったトレードオフの解消を目指すゲーム。昨年12月にゼミ生を対象に実施したところ学生たちの反応も良かったことから、今回は学内に広げ三木教授の授業の中で実施した。今回のカードゲーム実施に際しては三木ゼミの学生が動画を作成するなど、同社とゼミが連携して取り組んだ。
 同大学とのコラボについて、寺井氏は「当社は若い人材を積極的に採用していきたいと考えているが、われわれの業界は現状学生が入りたいと自主的に調べてもらえる業種ではないので、いかに学生の方々と接点を持ち興味を持ってもらえるかが重要だ。また、われわれが注力しているSDGsの取り組みを学生に伝えていくことが、次世代教育にもつながる」とする。三木ゼミで学んだのをきっかけに同社に入社し、今回は講師を務めた飯尾氏は、「学生の頃に浜田の人たちとやり取りし、リサイクル業に興味を持つとともに社員の方々の人柄にも引かれ就職を決めた。今回講師を務めたことで講義を受ける側、行う側の双方の気持ちがわかり良い経験になった」と話す。
 参加したゼミの学生たちは、「今回の講義に参加するまでSDGsのことは知らなかった。企業のさまざまな取り組みを知ることで、社会に出た時により貢献できるのではと感じた」、「目標達成の難しさを改めて感じた」、「カードゲームの中で、自分たちで対策を考えていくというのが良い経験になった」などの感想を述べている。
 SDGsに連携して取り組む象徴として、7月に国のレジ袋有料化義務化がスタートしたこともあり、エコバッグも共同制作。大学の生協などで販売している。同社では今後も、同大学をはじめとする学校等とのコラボは積極的に進めていきたい意向だ。